シュールなベルヌ著、「海底0.02参り」
夏のある日、海辺の町に住むアヤは、友達のミカと一緒にビーチに出かけることにした。
彼女は新しく買ったマイクロビキニを着ることにワクワクしていたが、周囲の視線が気になっていた。
ミカは彼女を励まし、「思い切って着ちゃいなよ!」と背中を押した。
テッテレー♪
と言いながらビーチに着くと、アヤは自信を持ってマイクロビキニを着ることに成功した。
彼女は最初恥ずかしさがあったが、次第に周りの楽しさに引き込まれ、笑顔で波と戯れた。
すると、突然、海から大きな波が押し寄せ、アヤはバランスを崩して転んでしまった。
「あぁーっ!私のマイクロビキニがーっ」
その瞬間、彼女のマイクロビキニが波にさらわれ、海中へと消えてしまった!
驚いたアヤは、ミカと一緒に海中を探し始めた。
海中での大冒険が始まった。
水中では色とりどりの魚たちで賑わっていたが、ビキニは見当たらない。
そんな中で二人はアヤのマイクロビキニを見つけるために泳ぎ続けた。
そこでふと、アヤは思いついた。
「魚たちに聞いてみよう!」
彼女は魚に向かって「私のマイクロビキニ見なかった?」と尋ねる。
しかし魚たちは一斉に泳ぎ去ってしまった。
ミカは笑いをこらえながら「魚はビキニに興味ないよ!」とつっこむ。
次に、二人は海底のサンゴ礁に向かった。
そこでは、カニたちがダンスパーティーを開いていた。
二人はカニたちに混ざり、踊りながらビキニを探すことに。
カニ達は楽しそうに踊り続け、そのうちお開きとなった。
実に無駄な時間だった。
結局ビキニの行方はわからなかった。
ミカが言う。
「探し方が無駄なんだよ…」
アヤも「そうだね」と諦めかけたそのとき、ふと、アヤが目を凝らすと、海底に光る貝殻が見えた。
あまりの美しさにアヤは思わず近づき、その存在感の高さに思わず確信した。
「これ、私のマイクロビキニ、入ってるかも!」。
アヤはミサイルのように泳ぎ出した。
「ほんとに?!」とミカもミサイルのように泳ぎだした。
ポンポーンッ!ポンポーンッ!
興奮して鼻血も少し撒き散らしてる。
貝殻を開けると、中にはなんとアヤのマイクロビキニが入っている!
ポンポーンッ!ポンポーンッ!
「やったー!やったー!見つけたよー!やったーねーっ!」
喜ぶ二人。
ついに、彼女達は小さな貝殻の中に隠れているマイクロビキニを発見した!
すると、次の瞬間、海底から煙がモクモクと上がり、その中から人形の大きな貝殻が現れた。
ポンポーンッ!ポンポーンッ!
再び鼻血を吹きながら慌てふためく二人。
そしてほどなくしてUDOのくっせぇわの曲と共にその貝殻が開き、なんと中からお爺さんが現れた!
二人は一瞬驚きの臭さに言葉を失った
ガチャッ!
人形の貝殻が開く。
「ハロー♪」
英語で挨拶をしたお爺さんは金色の男性用ビキニを身にまとい、それにはダイヤモンドの装飾がキラキラと輝いている。
お爺さんが言う。
「君が落としたのはこの小さな貝殻中で見つけたマイクロビキニかい?それともわしがいま履いているこの時価一億円する男性用特性ダイヤモンド付き黄金ビキニかい?」と。
突然のことに二人が戸惑っていると、即座に巨大なポリスクラーケンが現れてお爺さんをたくさんの足で包み込み、連行していった。
「このあとお爺さんはセクハラで訴えられます。」という置き手紙と、お爺さんの「ああああぁぁぁぁ……」という断末魔を残して…
「……………………………。」
お爺さんのいなくなった海底に静寂が訪れた……。
「……………………………。」
3分以上…二人はお互いの顔を見合わせて、ただただ混乱した。
それからさらに5分経ってから、ようやく二人は我に返った。
「いまの何?」
「さぁ、わからない。」
「とりあえずこれ、持っていっていいんだよね?」
「いいんじゃない?」
アヤとミカは困惑しながらもマイクロビキニを回収し、二人で手を繋ぎ、背中のハイパー酸素ボンベという緊急脱出装置を作動させた。
シュボボボボボボ!
大量の酸素が放出され、二人は一気に海面まで浮き上がった。
空が眩しい。
アヤは青い海の中で自分のマイクロビキニを装着し、ミカと二人、楽しげに海面に浮かび上がった。
太陽の光がキラキラと反射し、二人は笑顔でビーチ
に向かってときたま手を振りながら泳ぎ出す。
しかし砂浜に上がろうとしたとき、突然、空から巨大なトマトが落ちてきた!
周囲にいたビーチの客達は驚き、慌てふためいて逃げ惑う。
「うわっ、何これ!」とアヤが叫ぶと、巨大なトマトは二人の真上に直撃、二人は潰されてしまった。
ガヤガヤガヤ…。
野次馬が騒ぎ出す。
救急車のサイレンが鳴る。
マスコミが集まってくる。
「どうなってるんだ…。」
「なんでこうなった…。」
「オーマイガッ!」
「ワシはセクハラなどしておらん…無実じゃ…。」
ビーチの客達は口々に好きなことを言い、心配して見ている。
そして、彼女達はもうダメだと、誰もが思った次の瞬間…
巨大なトマトが持ち上がった。
なんと周りの混乱をよそに、アヤとミカは二人でその巨大なトマト持ち上げ、立ち上がったのだ。
二人はふと目が合った。
「これ、このまま踊ってみない?」とミカが提案。
アヤは笑いながら頷き、二人は巨大トマトを持ち上げたまま横に腰を振って踊り始めた。
周囲の人々は驚きつつも、次第にそのユーモラスな光景に引き込まれ、一緒になってタップダンスを踊り始めた。
リズムに合わせて体を揺らすアヤとミカ。
人々は笑いながら、二人の踊りに拍手を送る。
トマトはまるで彼女たちのダンスの一部となり、楽しい雰囲気が広がっていく。
最後に、二人はトマトを高く放り投げ、笑顔でビーチの仲間たちに向かって「これが私たちの夏の思い出ぇーっ!」とライブのように叫んだ。
海の風が心地よく、友情はさらに深まり、二人の夏は過ぎていくのだった。




