民主主義を取り戻せ
現在の日本は民主主義ということになっている。
確かに大別すれば、まだ民主主義だろう。
しかし選挙の方法が、それを阻害している。
よく名前を連呼している候補者がいる。
自粛の要請は出たが、効果があるのでやりたがる。
名前の連呼に効果はあるのだ。
効果があるからこそ問題とは、なぜ考えないのか。
繰り返し。
これプロパガンダ、洗脳の技法の一つだ。
洗脳の技法何だから、そりゃ効果ある。
劇的な効果があるわけではないので、実感されにくいかもしれない。
しかし効果は確実にある。
CMなどでは、商品名の連呼は禁じ手とされている。
実際に効果があるかは微妙なところだが、サブミナル効果のあるようなCMも禁じ手だ。
もっとも法律で規制されているわけではないけれども。
選挙もCM同様に禁じ手か、もっと強く法律で規制すべきだ。
だが現実には使用は止まらず、そればかりか、これ以外にも多用な洗脳技法が用いられている。
候補者が直接握手したり、公約を書いたうちわを配るなんてこともしている。
返報性の法則という、立派なプロパガンダ・・・洗脳技法だ。
仮に、ほかの条件が同一の場合において、洗脳技法を使わない候補者が使っている候補者を批判し、それが広く受け入れられたとしよう。
それでも当選するのは、洗脳技法を使った候補者だろう。
それくらいの強さはある。
洗脳技法が恒常的に使われた選挙をもって、民主主義というのはおかしい。
せいぜいが、北朝鮮やロシアなどよりかはマシというレベルだ。
洗脳技法が使われた選挙で選出されるのは、優秀な政治家でも、民意に沿った政治家でもない。
優秀な詐欺師だ。
詐欺師の上級職が政治家だ。
選挙において、公示のポスター、政見放送、広報誌の3つで十分だ。
それだけに限定すれば、洗脳技法の影響は小さく、各候補にとって公平に近づく。
決して、完全にとはならないだろうけど。
先ず、洗脳技法を出来るだけ排除した選挙の体制が必要である。