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皇帝とサキュバス  作者: テクマ
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停滞

「なんだろう、腹の中が光っている、しかも2個。これはなんだろう」

  

  ヴァレンティーナは悩んでいた。だがなんとなく子がさずかったような気がしていたのだが。ある日、ソフィアとお茶をしたとき。


「まあ、おめでとう双子かしら」

「わかりますか、私には2個光っているのがわかるのですがそれが何かは分からなくて困っていたのです」

「それで正しいと思いますよ。そろそろ旦那様と暗黒大陸に赴任することになると思いますよ。あなたはしばらく将軍職はお休みになりますけどね」

「では宰相様から辞令があるのでしょうね」

「皇帝様からかもしれませんね」


  その夜に皇帝から旦那に暗黒大陸の宰相として赴任するように辞令がおりた。


「私はついて行くだけでいいのか」

「ソフィア様から子が生まれるまで戦闘に参加させないよう言われているよ。あのさ、出来たのならまず私に言ってほしいのだが。はじめ何を言っているのか分からなかった」

「私も今日ソフィア様から指摘されるまで確信が無かったのだ。私の腹が光って見えるらしい」

「いやまったく何も見えない。あのお方は何か特別な能力を持っているのかもしれないな」


王が不在のまま暗黒大陸の統治を任され赴任することになった。





「さて次はどうするか、基礎はできたんだよな、それで炎はこれ以上伸ばせないとなると」

「水はともかくとして氷と風そして雷ですね」

「土は防御だからな、そこそこ使えたらいいか。氷と風は私の手の内を教えるようなものだから後でいいとして、雷だな」

「雷は神の得意分野ですから、神のところに行くわけにいかないし、幻獣の雷獣ですかね」

「リーシャにでも聞いてみるか、黒帝の特性だから断らないと思う。水もついでに聞いてもいいがこちらには分からないからな。あいつらはまだ暗黒大陸にいるはずだな」


ルーシーは黒帝を連れて暗黒大陸に転移した。海岸に転移したルーシーはガイルを見つけて話しかけた。


「リーシャはいないか、ちょっと聞きたいことがあるんだ」

「なに気軽に話しかけているんだ、友達じゃないんだぞ」

「いいだろ、今は平和な世の中なんだ。で、リーシャはどこだ」

「花を生けるためエルフの国に帰ったよ。ウズもそこらへんにいるから早くどっか行けよ」

「ああ、国に帰ったのか、まだ結界がはられていないから大丈夫だな」

「おいやめろよ、国中の軍隊と戦争になるぞ」

「じゃあお前でいいや、この子供の雷属性の力を調べてほしいのさ」

「その子供って誰だよ、ガーシャそっくりだな。まさか作ったんじゃないだろうな」

「そんなことはしないよ、よりにもよって皇帝を増やすわけ無いだろうが。前の皇帝の孫だよ、ヴァレンティーナの従者にするため鍛えているんだ」

「また怪しいことはじめたな、まあいいか、リーシャが雷獣を置いていったから雷撃を比較するぐらいしかできないぞ」

「それでいいよ」

「じゃあ、遠くの方にこっちをうかがっている化物がいるだろ、あれを雷撃させるよ」


  そういうと雷獣は化物に雷を浴びせかけ化物は炭になった。ガイルとルーシーと黒帝は近くまで行き化物を見下ろしながら


「これは神にも匹敵する雷撃が出来るからさ、このとおり黒焦げだよ」

「じゃあ他の化物で試してみるか」

「お前のところのメイドでいいだろ」

「お前がそういうのは分かっていたから置いてきたよ」

「ハハハッ、じゃあ、あれでどうだ」

「ああ、距離も同じぐらいだ」


  ルーシーが黒帝の背中を叩くと大きな雷鳴と共に化物が黒焦げになった。


「こりゃすげえや、炭になったよ」

「ほぼ同等か、雷属性の才能があるってことか」

「そうだな、これ以上を試したければ神と喧嘩するしかない。

だがガーシャの遺伝子ならエネルギー弾があるからそんな能力引き出さなくていいだろ」

「大きいのは皇帝が出来るからな、私は暗殺者を育てているんだよ」

「ヤバいのに手を貸したかな。お前が従うのはマーラだから、ソフィアか。あまり悪だくみはしてないようだが」


  二人が話し合っていると薔薇が語り掛けてきた。


「おいガイル、リーシャから伝言だ。幻獣で遊ぶな、とのことだ」

「わかったよ、と、伝えてくれ。ああ、それとルーシーが話したいんじゃないか。ルーシーが話したい、とも、伝えてくれ」

「なんでルーシー、って言っているぞ」

「めんどくさいから聞きたいこと言えよ」

「ここにいる雷獣の雷撃以上を放てる者はいるか、と伝えてくれ」

「神しかいない、だそうだよ、続けて、何しているか知りたいからそのうち聞きに行くから皇帝の城で会おう、ってさ」

「ああ分かったよ、ありがとう、と伝えてくれ」


  薔薇にそう言うとルーシーは薔薇を引き抜こうとしたが薔薇に怒られた。


「平和だね、リーシャとルーシーがお茶の約束か、クククククッ」

「私も良く分からないよ。しかしこの薔薇は使えるな引っこ抜いて植えればいいのか」

「ああ、だが増えた株じゃないとダメみたいだ。すでに喋ってるのは引っこ抜くと枯れるみたいだな」

「株というのは根の先にあるのか」


  ルーシーが砂を掘ろうとしたので薔薇が


「やめろ、そこには無い。欲しいならしばらく待て、そのうち生えてくる」

「魔界からつながるかな、魔王城と2個たのむよ」


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