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皇帝とサキュバス  作者: テクマ
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ソフィア

少し馬車を走らすとなにも建物が無い草原の真ん中で地下に続くスロープから降りていった。そこには天井の高い地下神殿が広がっており人族が歩いていた。ここは昔地下水で満たされていたが干上がったため強い日光を避けるために龍族は都を作った。石作の建物にところどころから天然の光がさしており幻想的な町並みであった。龍がいないなと思った私はおじいさんに聞いた


「普段から皆人型をしています。人族の生活様式を取り入れているのでこちらの方が便利なのです。龍になるのは重労働とか何かの儀式か戦闘の時ですね」


  やがて大きな扉のある建物につくと馬車のまま中にはいって行き階段の前でとまった。そうすると上半身裸の青年が階段から降りて来て


「よおルーシー大きくなったな。そしてこの小さくなったのが皇帝で・・后か、后になる予定の婚約者か。サーシャもよく来たな。それにエーリッヒ兄弟は子孫か、あいかわらず刀剣バカなのか、見ればわかるぞ。・・女騎士ははじめましてだな、いろいろ楽しんで行ってくれ。ダンジョンがあるぞ本物の龍がいる。挑戦してもいいが龍は殺さないでくれよまだ子供が小さいんだ、ハッハッハッ」


  ルーシーが、とりあえず名乗ってくれ、と言うと


「ああ、おれは龍族長をしているゴズ、皆を案内してきたのは私の祖父で古龍のヤトノだ」


  そういうとみんなを応接室に招き入れた。メイドたちがお茶入れてくれて一息つくと


「ああ、お前たちは龍族と仲良くしたいんだっけ、エーリッヒの小さいほうだが長男から聞いたとヤトノから聞いているぞ。ああいいぞ、友好国になろう、今日からだ」


  めんどくさいのが嫌いなようだ。ルーシーはこまったような顔で


「いいのかそれで誰だどんな奴だとうるさく聞いていただろ」


  ゴズはルーシーの目をのぞき込みながら


「ガーシャにマーラの根源とサーシャ、それにエーリッヒの血統だろ問題ない、あいつらとは昔からつながっている。それに女騎士たちは龍族からの転生者だ。まあ敵だったも含まれているが」


  ルーシーは、おい変なことを言うな、と言ってゴズをにらみ返したが。ゴズはあいてにせず


「わが嫁のクリカラが食事の用意をしている、できるまでしばらくかかるから遊ぼうじゃないか、俺たちの遊びと言えば剣しかないだろ」


  私とソフィアにサーシャを残して騎士たちは一段低くなった闘技場へ降り立った。みな期待していたのか目が輝いている。アルバンは、このような機会を与えてくれてありとう全力で行かせてもらう、と言って切りかかった。ゴズは軽く受けて流すと


「お前たちの祖先なら今の一撃で私の皮の一枚は裂いていたぞ。ハッハッハッ、これは楽しい、死ななければ龍族の魔術師が元通りに治してくれるぞもっとこい」


  これは体育会の世界だな、と思っているとソフィアは


「先ほどゴズ様がマーラ様の根源があると言っていましたがあれって私ですか」


  ああ・・へんなこと言ってたね、でもどういう意味だろう。ルーシーが話に割ってはいって


「あいつは感じたことを言っただけです、あなた様からマーラ様に匹敵する大きな魔力の流れを感じただけですよ、あいつは動物に近いんで頭の中が気にしなくていい」


  サーシャは、根源が喜んでいろいろと漏れ出ている、と言ったが、ヤトノが弓の遊びにさそってそれについて行った。



ゴズをはじめ騎士たちは打ち合いを楽しんでいた。ゴズは剣筋を見切ってぎりぎりでよける、それがアズバンにはもう少しであたると見えるのでどんどん自分の限界を超えて打ち込んでいく。みなもそれを見て自分が先に当てると意気込んでいた。だがかすりもさせず打ち合いは終わった。ゴズは


「お前たちは筋がいい、自分の実力を試したくないか。我が国は南氷洋で戦争をしている、いつでも参加させてやる」


  アルバンは行きたそうにしていたが他は現職があるので勝手に行けないと言った。


クリカラの用意してくれた食事は大きな皿にもられたよく焼けた大きな肉で、香ばしくておいしい味付けがされていた。みながつがつ食べるとゴズは満足そうであった。


「ガーシャ、なんでおまえは剣もふれないぐらい小さいんだ。大きくなったら聖剣持って来いよ、あるんだろ、あれを握ったお前と斬りあいたいんだ」





アットホームなおもてなしを受けて一晩とめてもらうことになった。剣士たちは疲れてみなはやく寝付いた。寝付けない私はベランダから夜景をみていた、メイドがいないのでこういう自由時間は初めてである。そこにソフィアがやってきて私の横にならんで


「地下とは思えない景色ですね、あの光は龍になって空を飛んでいる龍族の方たちのブレスだそうですよ。・・・・眠れないのですか、私もなんです」


  そういうと体を寄せて来て


「誰もいませんね、私達だけです」


  そういってキスをした。


サーシャはすみにいたのだが気付かれないようにその場をさった。


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