キミの願い
キミと生きた日
一 これから始まる物語
俺、坂口は先月この中学校に転校して来たばかり、なれない中、毎日のように話しかけてくる、1人の女の子がいた。その子の名前は、藤田。いつも明るくて、クラスの人気もので男子は、藤田にメロメロ、俺もいつのまにか藤田に恋をしていた。俺は、藤田に告白することにした。俺は、放課後、藤田を呼び出して
「実は俺、いつのまにか藤田のこと好きになった。俺と付き合ってくれないか?」
と弱弱しい声で言った
「うれしいけど・・・」
その事を言って、藤田は、黙り込んでしまった。静かな時間が、続いた、その時、藤田が、口を開いた。
「うち、不治の病で余命4ヶ月なの、でもうちも坂口君のこと好きだから付き合いたい。 だけど坂口君は、こんなうちと、付き合ってくれないよね。」
俺は、即答した。
「余命なんか関係ねぇ。俺は、お前を死なせない。愛の力でどうにかしてやるよ。だから藤田、俺と付き合ってください。」
俺がそう答えると、藤田は、笑ってくれた。この日から俺と藤田は、付き合い始めた。付き合っていることは、誰にも話さなかった。
二 君との最初で最後の
藤田と付き合い始めて1週間がたった。俺は、藤田をデートに誘った。
「藤田、来週の日曜日どっか行かねぇ?」
「えっ、二人で!」
「いやか?」
「いや良い」
「だったら来週の日曜日、駅に10時で良いか」
「わかった。楽しみにしとく。」
そして日曜日になった。俺は、駅10分前に着いた。本を読んで待っていると、俺の前に車が止まった、その車から、藤田が降りてきた。藤田は、降りてきてこう言った。
「ごめん待った?」
「いや今来たばかり。じゃあ行こうか」
と俺らは、電車に乗って、街に向かった。
街に着くと、人がいっぱいいた。俺らは、ゲームセンターに向かった。ゲームセンターには、日曜日と言うのもあって、お客さんが、いっぱいいた、俺らは、プリクラコーナーにいった。そこには、女子や、俺らみたいな、リア充が、たくさんいた。俺は、藤田に台を、選んでもらった。そして2人で撮った。どんなポーズをしたかは、あえて言わないでおこう。そして俺らは、店を出てファミレスに行って昼食をとって駅に向かった。自分らが住む街に戻って高台の公園にいった、そこで、俺らは、1時間ぐらい遊んだ。藤田が、
「そろそろ帰ろうか」
と言った時、俺は、藤田の腕を引いて「ハグ」をした。藤田は、
「なにすんの」
と言いながらも、顔は、真っ赤だった。
「帰るか。家まで送るよ」
と言って藤田の家まで送ることにした。帰る途中。藤田が、こんなことを言ってきた。
「坂口君、こんなうちと付き合ってくれてありがとう。」
俺は、すこし照れながらもこう答えた。
「こちらこそ、ありがとな」
と15分ぐらい歩いたところで藤田が止まった。
「ここが、うちの家」
俺は、藤田の家を見てきれいだなと思った。俺は、藤田に、
「じゃあ、明日学校で」、
「また明日ね。」
と言って、俺は、藤田に手を振りながら、自分の家に向かった。
次の日学校に行くと藤田はいなかった。先生が教室に入って来て、
「藤田さんは今日お休みです。」
と言ってきた。そのまま藤田が、いない1日が終わった。これが1週間続いた。
三 君がいない日々
俺は、藤田の家に行くことにした。学校が終わって、藤田の家に行った。藤田の家に着いて、俺は、インターホンを押した。すると家の中から、誰かが出てきた。藤田のお母さんのようだ、俺は、
「あの、藤田さん居ますか」
と聞くと、お母さんは
「娘は、先週の月曜日から病院に入院しています。君ってもしかして娘の彼氏の・・・」
と聞かれたので、俺は、
「はい、そうです。坂口と言います。挨拶にいってなくてごめんなさい。あの、藤田さん
大丈夫なのですかね。俺、お見舞いっていいですか。」
と聞いた、お母さんは、迷っていた、でもお母さんはこう言った。
「じゃあ来週の日曜日、家に10時に来て。」
俺は、少し嬉しがりながら、
「分かりました。ありがとうございます。」
そう言って、俺は、藤田の家を後にした。
そして、日曜日になった。俺は、10時のちょっと前に着いて、インターホンを押した。すると中から、お母さんがでてきて
「あはよう。じゃあいこうか」
俺は、少し緊張しながら。
「おはようございます。今日は、よろしくおねがいします。」
と言って車に乗り込んだ。病院までの道のりは、お母さんが、たくさん話しかけてくれた。こんなことも言われた。
「うちの子と、付き合ってくれてありがとう。」
「あの子いつ死ぬか分からないから、それだけは、知っていてね。」
「分かっています。」
と、そして病院に着いた。藤田の病室は、8階の807だった。お母さんが先に入って、俺は、カーテンに隠れていた。お母さんは、藤田にこんな事を言っていた。
「今日は、お母さんだけじゃないよ。入ってきて。」
と言われたから、カーテンを開けて入った。すると藤田は、すごく照れながら
「なになに、坂口君来てくれたの」
と言ってきただから俺も照れながら、
「久しぶり。元気そうで良かった。」
そのときお母さんは、空気を読んで、何も言わず出て行ってくれた。それから俺らは、2時間ぐらい話した。そして俺は、お母さんに呼ばれて、藤田の病室を、後にした。帰るとき俺は、藤田に、
「学校でまってからな」
と言った。藤田は、頭を縦に振った。でも藤田は、それから1度も学校に現れなかった。
四 キミとの別れ
藤田が、学校に来なくなって、2ヶ月が経とうとしていたある日俺は学校が終わって家に帰ると、そこに藤田のお母さんがいた。そして俺にこう言った。
「うちの娘が、昨日の夜。亡くなりました。明日、葬式があるから来てね。娘最後まで、坂口君の話していたよ。うちが余命4ヶ月だけど付き合ってくれるって言ったら、坂口君、余命なんか関係ねぇ。俺は、お前を死なせないって言ってくれたんだ。それが娘にとってとっても嬉しかったことだったのだろうね。坂口君、今まで、娘のこと好きで居てくれてありがとう。キミのお蔭で娘は、最後の約2ヶ月を楽しく過ごせた。ありがとう。坂口君は、新しい好きな人を作って、前に進んで行ってね。二つお願いがあるのだけど娘のこと忘れないで、そして娘の分まで生きて。」
俺は、何も言えなかった。ただただ涙が止まらなかった。俺は、お母さんに一礼だけをして家の中に入って行った。自分の部屋に入って一人で泣いた。いっぱい泣いた。
次の日俺は、学校に行ききれなかった。でも藤田の葬式にはいった。葬式会場に入ると、たくさんの花にかこまれた、藤田の写真があった。その写真をみた途端、俺は涙がぽとぽとと落ちてきてそれからずっと泣いていた。そんな俺を見ていた藤田のお母さんが来てこんなことを言った。
「来てくれたんのね。ありがとう。」
俺は、涙を拭いながら、
「お母さん今までありがとうございました。あの、たまには、家に手を合わせにきていいですか」
と聞いた。お母さんは、
「うん、良いよ。娘も喜ぶと思う。」
それを聞いて俺は、一礼して席に着いた。そして葬式が始まった。俺は、静かに話を聞いた。そして葬式が終わると、藤田の写真を見て涙をこえて
「じゃあね」
そう言って帰った、それからの事はなにも覚えてない。
五 君がいない世界を
次の日俺は、学校に行った。教室に入って藤田の席には、花瓶に、入った、1本の花が置いてあった。悲しい気持ちになったけど泣かなかった。それは、もう気持ちの整理が、できたからだ。これからの日々は、自分なりに楽しんだ。そして毎週日曜日、藤田の家に行くことにした。これからも俺は、笑顔で生きてゆくと、辛い時こそ笑顔でいると、俺は、藤田のこと、藤田と付き合ったことを一生忘れない。そして藤田の分も生きていくと、心に誓った。そして俺は、生きる喜びを感じて、最後死ぬまで生きて行くミと生きた日
一 これから始まる物語
俺、坂口は先月この中学校に転校して来たばかり、なれない中、毎日のように話しかけてくる、1人の女の子がいた。その子の名前は、藤田。いつも明るくて、クラスの人気もので男子は、藤田にメロメロ、俺もいつのまにか藤田に恋をしていた。俺は、藤田に告白することにした。俺は、放課後、藤田を呼び出して
「実は俺、いつのまにか藤田のこと好きになった。俺と付き合ってくれないか?」
と弱弱しい声で言った
「うれしいけど・・・」
その事を言って、藤田は、黙り込んでしまった。静かな時間が、続いた、その時、藤田が、口を開いた。
「うち、不治の病で余命4ヶ月なの、でもうちも坂口君のこと好きだから付き合いたい。 だけど坂口君は、こんなうちと、付き合ってくれないよね。」
俺は、即答した。
「余命なんか関係ねぇ。俺は、お前を死なせない。愛の力でどうにかしてやるよ。だから藤田、俺と付き合ってください。」
俺がそう答えると、藤田は、笑ってくれた。この日から俺と藤田は、付き合い始めた。付き合っていることは、誰にも話さなかった。
二 君との最初で最後の
藤田と付き合い始めて1週間がたった。俺は、藤田をデートに誘った。
「藤田、来週の日曜日どっか行かねぇ?」
「えっ、二人で!」
「いやか?」
「いや良い」
「だったら来週の日曜日、駅に10時で良いか」
「わかった。楽しみにしとく。」
そして日曜日になった。俺は、駅10分前に着いた。本を読んで待っていると、俺の前に車が止まった、その車から、藤田が降りてきた。藤田は、降りてきてこう言った。
「ごめん待った?」
「いや今来たばかり。じゃあ行こうか」
と俺らは、電車に乗って、街に向かった。
街に着くと、人がいっぱいいた。俺らは、ゲームセンターに向かった。ゲームセンターには、日曜日と言うのもあって、お客さんが、いっぱいいた、俺らは、プリクラコーナーにいった。そこには、女子や、俺らみたいな、リア充が、たくさんいた。俺は、藤田に台を、選んでもらった。そして2人で撮った。どんなポーズをしたかは、あえて言わないでおこう。そして俺らは、店を出てファミレスに行って昼食をとって駅に向かった。自分らが住む街に戻って高台の公園にいった、そこで、俺らは、1時間ぐらい遊んだ。藤田が、
「そろそろ帰ろうか」
と言った時、俺は、藤田の腕を引いて「ハグ」をした。藤田は、
「なにすんの」
と言いながらも、顔は、真っ赤だった。
「帰るか。家まで送るよ」
と言って藤田の家まで送ることにした。帰る途中。藤田が、こんなことを言ってきた。
「坂口君、こんなうちと付き合ってくれてありがとう。」
俺は、すこし照れながらもこう答えた。
「こちらこそ、ありがとな」
と15分ぐらい歩いたところで藤田が止まった。
「ここが、うちの家」
俺は、藤田の家を見てきれいだなと思った。俺は、藤田に、
「じゃあ、明日学校で」、
「また明日ね。」
と言って、俺は、藤田に手を振りながら、自分の家に向かった。
次の日学校に行くと藤田はいなかった。先生が教室に入って来て、
「藤田さんは今日お休みです。」
と言ってきた。そのまま藤田が、いない1日が終わった。これが1週間続いた。
三 君がいない日々
俺は、藤田の家に行くことにした。学校が終わって、藤田の家に行った。藤田の家に着いて、俺は、インターホンを押した。すると家の中から、誰かが出てきた。藤田のお母さんのようだ、俺は、
「あの、藤田さん居ますか」
と聞くと、お母さんは
「娘は、先週の月曜日から病院に入院しています。君ってもしかして娘の彼氏の・・・」
と聞かれたので、俺は、
「はい、そうです。坂口と言います。挨拶にいってなくてごめんなさい。あの、藤田さん
大丈夫なのですかね。俺、お見舞いっていいですか。」
と聞いた、お母さんは、迷っていた、でもお母さんはこう言った。
「じゃあ来週の日曜日、家に10時に来て。」
俺は、少し嬉しがりながら、
「分かりました。ありがとうございます。」
そう言って、俺は、藤田の家を後にした。
そして、日曜日になった。俺は、10時のちょっと前に着いて、インターホンを押した。すると中から、お母さんがでてきて
「あはよう。じゃあいこうか」
俺は、少し緊張しながら。
「おはようございます。今日は、よろしくおねがいします。」
と言って車に乗り込んだ。病院までの道のりは、お母さんが、たくさん話しかけてくれた。こんなことも言われた。
「うちの子と、付き合ってくれてありがとう。」
「あの子いつ死ぬか分からないから、それだけは、知っていてね。」
「分かっています。」
と、そして病院に着いた。藤田の病室は、8階の807だった。お母さんが先に入って、俺は、カーテンに隠れていた。お母さんは、藤田にこんな事を言っていた。
「今日は、お母さんだけじゃないよ。入ってきて。」
と言われたから、カーテンを開けて入った。すると藤田は、すごく照れながら
「なになに、坂口君来てくれたの」
と言ってきただから俺も照れながら、
「久しぶり。元気そうで良かった。」
そのときお母さんは、空気を読んで、何も言わず出て行ってくれた。それから俺らは、2時間ぐらい話した。そして俺は、お母さんに呼ばれて、藤田の病室を、後にした。帰るとき俺は、藤田に、
「学校でまってからな」
と言った。藤田は、頭を縦に振った。でも藤田は、それから1度も学校に現れなかった。
四 キミとの別れ
藤田が、学校に来なくなって、2ヶ月が経とうとしていたある日俺は学校が終わって家に帰ると、そこに藤田のお母さんがいた。そして俺にこう言った。
「うちの娘が、昨日の夜。亡くなりました。明日、葬式があるから来てね。娘最後まで、坂口君の話していたよ。うちが余命4ヶ月だけど付き合ってくれるって言ったら、坂口君、余命なんか関係ねぇ。俺は、お前を死なせないって言ってくれたんだ。それが娘にとってとっても嬉しかったことだったのだろうね。坂口君、今まで、娘のこと好きで居てくれてありがとう。キミのお蔭で娘は、最後の約2ヶ月を楽しく過ごせた。ありがとう。坂口君は、新しい好きな人を作って、前に進んで行ってね。二つお願いがあるのだけど娘のこと忘れないで、そして娘の分まで生きて。」
俺は、何も言えなかった。ただただ涙が止まらなかった。俺は、お母さんに一礼だけをして家の中に入って行った。自分の部屋に入って一人で泣いた。いっぱい泣いた。
次の日俺は、学校に行ききれなかった。でも藤田の葬式にはいった。葬式会場に入ると、たくさんの花にかこまれた、藤田の写真があった。その写真をみた途端、俺は涙がぽとぽとと落ちてきてそれからずっと泣いていた。そんな俺を見ていた藤田のお母さんが来てこんなことを言った。
「来てくれたんのね。ありがとう。」
俺は、涙を拭いながら、
「お母さん今までありがとうございました。あの、たまには、家に手を合わせにきていいですか」
と聞いた。お母さんは、
「うん、良いよ。娘も喜ぶと思う。」
それを聞いて俺は、一礼して席に着いた。そして葬式が始まった。俺は、静かに話を聞いた。そして葬式が終わると、藤田の写真を見て涙をこえて
「じゃあね」
そう言って帰った、それからの事はなにも覚えてない。
五 君がいない世界を
次の日俺は、学校に行った。教室に入って藤田の席には、花瓶に、入った、1本の花が置いてあった。悲しい気持ちになったけど泣かなかった。それは、もう気持ちの整理が、できたからだ。これからの日々は、自分なりに楽しんだ。そして毎週日曜日、藤田の家に行くことにした。これからも俺は、笑顔で生きてゆくと、辛い時こそ笑顔でいると、俺は、藤田のこと、藤田と付き合ったことを一生忘れない。そして藤田の分も生きていくと、心に誓った。そして俺は、生きる喜びを感じて、最後死ぬまで生きて行くと心に誓った。
最後まで読んでくださりありがとうございました。今好きな人がいる人もしその人が藤田のようになってしまったら、そう考えるとつらいですよね、なのでその人との時間、1分1秒を大事にしてください。他にもボチボチ書いていきたいので、またお会いできるときを楽しみにしています。
でわまた。