↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

エッセイ。3.11

作者: みきはすきまがすき。
掲載日:2020/03/11

長い話。3.11のこと。


あの日のわたし。小学生だった息子と

携帯電話で、真っ黒い海を見ていた。

見たことのない黒い波に連れて行かれる

たくさんの車を見た。


3月11日。


あの日のわたし。小学生だった息子と

携帯電話で、真っ黒い海を見ていた。

見たことのない黒い波に連れて行かれる

たくさんの車を見た。

Live中継を食い入るようにしてみた。

あっという間に電池を消耗し

携帯は使えなくなった。


数年後YouTubeで、閲覧注意と銘打たれた

東日本大震災の画像がいくつも上がってるのをみた。あの日のわたしがみたのと似た映像。

あの日はわからなかったけど、

数年後にみた時には、あの日なにが起きたか、表面的ではあるけれどわかっていた。だから、

流されていく車や、破壊されていく町に、じぶんを投影してしまった。


閲覧注意とするような

そんな画像はアップして欲しくない。

その中で何度も何度も繰り返されているのは

単なる映像ではなく、知っていたかもしれない人の生死だと思う。

自分の父や母、子や兄弟、友だちの、生きていた時と死んでいく瞬間が、クリックひとつで

なんどでも、再現される。

どんなにくるしかったろとか、考えてしまう。

ポロポロ涙してしまう。


もうYouTubeで検索はしないけれど、これと言った知り合いがいるわけでもないけど、あんなに悲しくなるのなら、みうちはもっとかなしかろう。


忘れてはいけない、けれど、

閲覧注意と銘打たなければならない映像ならば

わたしは。

閲覧注意とされる作品を投稿する理由はなんだろうと考えるきっかけになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。