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~プロローグ~

さて、前書きは普通プロローグとして書かれておりますが、ここではプロローグとは別に前書きを書かせていただきます。

先日までこの小説は某S・Sブログに書かせていただきましたが、こちらの方が書きやすいということに気づいてしまったので移行という形をとって本日より執筆しようと思います。皆様これからもよろしくお願いします。

その時私は森の中の少し開けた場所に何故か倒れていた。なぜ私は森で倒れていたのか、なぜこんな状況になってしまったのか。

私理解できず辺りを見回していた。


状況を整理しようと頭をフル回転させていた時、目の前の空間にいきなり裂け目ができた。

中は何やら真っ暗で不気味な世界がひろがっていた。その中から20代半ばかそれより下と思しき見た目の女性が出てきたのだ。

見た目はウェストが細いわりに上の大きさが並大抵ではない、いわばボンキュッボンというべき、美しい女性である。


???「あら?あなた生きていたのね、驚いたわ。人間の中でもこんなにしぶといのはごく一部よ?」


初めて会ってそんな言動ないだろう。そう思った...ん?


”人間の中でもこんなにしぶといのはごく一部”だって??まるでこの目の前の女性が人間じゃないような言い草ではないか。まあ、人間なら空間から出てこないか。


いろいろ考えている最中もなかじゃねーぞ、女性はさらに話を進めていく。


女「あなた、昨日のこと覚えてる?」


なぜそんなことを聞くのかはわからなかったがここは正直に答える。


私「いえ、覚えてません。起きたらここに倒れていて。ここはいったい...?」


女「ここは、思想世界”ソウトワールド”よ。」


どうやら自分は”ソウトワールド”とやらに来てしまったらしい。というより、言動からして目の前の女が連れてきたのだろう。


私「姉ちゃん、このせかいはヴェフ!」...

いきなり殴られた。姉ちゃんがまずかったのだろうか。


アリーナ「なぁにが姉ちゃんよ!私はこの世界の偉大なる総支配者、”グランナル・アリーナ”よ!これでも1億歳こえてるんだから馬鹿にしないでちょうだい!」


ビンゴ。さっきとは別人のようなしゃべり方に少しだけ狂気を覚えた。


私「て、ええっ!1億超え!?」


アリーナ「ええ、そうよ。」


私「ってことは相当なバb」

ドカバキドスッ...


私「はあ。で、グランナル・アリーナさん、」

バッコボコ


アリー「アリーでいいわよ。」


私「アリーさん、ここはどんな世界なんですか?」

アリー「まあ、あなたの住んでいた世界で言うところの"剣と魔法のファンタジー"といったところね。」


私「じゃあ自分も魔法使えるんですか!?」


アリー「まあ、使えるわよ。」


使えると言われたらやりたくなってしまうのが男っていうものだ。


私「おらっ!」


腕を前に突き出してとりあえず呻いてみた。

結果はどうだ、何も起きない。


アリー「あのねぇ...魔法はこの世界だと魔法書物"マジックブック"が必要なのよ。上級者になれば自然と魔力が身につくから、魔法書物はいらなくなるわ。あ、覚えるのには必ず必要だけどね。」


私「そ、そうでしたか...少々お恥ずかしいところをお見せしまして...」


アリー「まあ、ここに来る別世界の住人は結構同じことをするからもう慣れっこよ」


私「はあ...」


それでも恥ずかしい...///


アリー「...」


急に黙りこくる女性。顔に何かついているのだろうか。

黙っていても仕方ないので聞いてみる。


私「どうしたんですか?」


アリー「...あなた、まだ気づいてないの?自分の体を見てみなさい。」


私「へ?」

そうして足下を見たとき、自分の体が普段より少し小さく、おなかのちょっと上の部分がよく小学校などにある土でできた山ぐらいの角度で丸みを帯びており、自身の息子の装着感がなくなっていることに気付いた。実際なかった。

そして、気づいた。女体化していた。


私「うわー!なんだこれ!?」


アリー「あなた、案外鈍いのね...まあいいじゃない、これから女として生きていけば。」


私「いやだー!」


そんなの御免である。


アリー「じゃあ、あなたのこれからの試練が見えたんじゃない?」


私「試練?...まさか、女体化を治す?」


アリー「そう、正解。感覚は鈍いのに頭の回転は速いみたいね。」


私「そりゃどうも。そういえば確かに、声が女子っぽく高くなってるけど。」


アリー「やっぱり感覚は少し鈍いようね。」


私「あ、痒い!?蚊に刺された!?」


アリー「それはヴァンパイアインセクトよ...というか本当に鈍いわね...」


何度も言うなよ!(/;A;)


アリー「聞き忘れてたんだけど、あなたの名前と年齢は?」


泣いてるのに酷いなぁ。まあそれくらいは教えてもいいだろう。


ライアー「アルマーニ・ガン・ライアー。25だ。ライアーって呼んでくれ。」


アリー「じゃあ、あなたの住んでたところでは大人なのね。ライアー、いい名前じゃない。」


ライアー「ありがとうございます。」


アリー「あ、ねえここでお店でも開かない?」


ライアー「いきなり何言ってるんですか?」


本当にいきなりなに言ってんだ。


アリー「いや、最近外の世界からたくさん連れてきちゃって、すこーしそいつらが失業気味なのよ。あなたが会社を開けば、ちょっとはそれが減るんじゃないかしら?って思って」


ライアー「いや、その連れてきた者達に起業させればいいんじゃ?」


アリー「その者たちにも同じことを言ったわよ。でも、”自分たちはもっと体を動かす仕事がしたい!”だの、”誰かの下につきたい!”だのそんな奴らばっかなのよ。」


なんだ?ここに連れてこられる奴らはみんなドMなのか?まあ俺は元サラリーマン、デスクワークには慣れっこだ。特に会計の仕事をやっていたから金の事ならお任せをだ。


ライアー「では、わかりました。特に後者の方々ならいい仲間になりそうです。会社起業の件お引き受けしましょう。」


そうして、私は承諾してしまった。あーあ、やっちゃった。まあ良いや。


アリー「じゃあ建物とかは上級魔法建築業の奴らに頼んでおくわね。」


ライアー「上級だし高くつくんじゃ...」


アリー「それは私が全額払っておくわよ。とにかく失業者をこれ以上増やさないのが今の私の目標だから、お金は工面してあげる。」


ライアー「あ、ありがとうございます。」


そうして私の不思議な異世界生活がスタートしたのであった。

私が初めてライトノベルを読んだのは中学生の頃、S氏の書かれている「Kの旅」が初めてでした。

それから私はライトノベルを読み...ふけた訳ではなく、普通に高校、専門学校を経て無事就職という至って普通の生活をしておりました。

ライトノベルが再燃したのはつい1、2年前のこと。

それこそ、このサイトでふとお見かけした小説、ぶん○ろりさんが書かれている「田○~年齢○彼女い○い歴の魔○使い~」を読んでからでした。それから小説を全巻揃えコミカライズも読むほどその小説が好きなってしまい、8巻購入の際はキーホルダー付きの物を奇跡的に購入するほど。

そして昨年より自分も書き始めた次第でございます。

ではまた次回。

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