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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

魔の恋(伽物語風)

作者: トロイ

テスト投稿も兼ねた妄想を書きなぐった作品です

正直自分でも読みづらいと思う節はありますがもし読んでいただけるという奇特な方がおりましたら幸いです

誤字報告や句読点の使い方のアドバイス等あればありがたいです。


 あるところにそれはそれは美しいお姫様とそれはそれは美しい王子様がおりました。

ある日お姫様が王子様のいる国へと向かう山道の途中に狼たちに襲われてしまいました。

お姫様を守る騎士たちは必死に狼たちの首を刎ねていきますが、一匹騎士たちをくぐり抜けお姫様の喉元へと向かっていきます。

しかし、狼はお姫様の元へは辿り着けぬまま息絶えました。

森に棲んでいた魔物が狼を倒したからです。魔物は一目でお姫様に恋をしましたが、魔物は騎士たちに追い立てられ森へと帰って行きました。

 魔物はどうしてもお姫様と結ばれたいと願い、森の動物たちにどうすればいいか尋ねました。

しかし動物たちは魔物を恐れ魔物を見ると逃げて行ってしまいました。そこで魔物は森に住む美しい魔女の元を訪ねました。

お姫様と結ばれるにはどうすればいいかと魔物が尋ねると魔女は少し考え一瓶の薬を渡し言いました。

 「その薬はお前の姿を見目麗しい人間へと変えてくれる、しかし心は魔物のままだからそのことを忘れてはいけないよ。」

 魔物は喜び薬を飲み青年となり、魔女から貰った服を着てお姫様の元へ向かいます。

お姫様が隣の国へ向かう途中、再び狼たちに襲われていました。

そこへ青年は現れて狼たちを倒しました。

騎士たちが青年を警戒する中、お姫様は青年に礼を言い後で城まで来て欲しいと言い招待状を渡します。

お姫様はこの強く美しい青年に一目で恋に落ちたのです。

青年は喜びを抑えてそれを受け取りその場を去りました。

 お姫様が城に戻ったと聞いた青年は招待状を持ってお姫様の元へ会いに行きます。

最初は疑っていた兵士たちも招待状を見せると通してくれました。

青年がお姫様の元へたどり着くと、そこには王様と王妃様もおりました。

そしてお姫様は二人に自分は青年と結ばれたいと言い彼の強さを伝えました。

平民が王族と結ばれるという前例の無い事に王様と王妃様は反対しましたが無理矢理二人は式を挙げてしまいます。

 そして晴れてお姫様と結ばれた青年でしたが、ある日自分の中にある衝動に気づいてしまいます。

---それはお姫様を食べたいという衝動---

魔物はその衝動を抑えていましたがある日、目がさめるとそこにいたのは血塗れになって死んでいるお姫様と口元を血で染めた魔物だけでした。

その報せが国中に、隣国にまで伝わった数日後、お姫様に恋していた王子様は森で助けた女性と結ばれたそうな。

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