答えろ。鳥料理はいちばん何が好きだ?
センター。終わったよ。
いろんな意味で終わったよ。
『七つの大罪』が一角“嫉妬”を司るリヴァイアサンは、水を操る悪魔だ。
その水の出どころは、『四天使』ガブリエルや『海神』ポセイドンのようにその場にある存在している水ではない。
リヴァイアサンは、己の体にスポンジのように水を貯めこんで、それを利用する。
だが、リヴァイアサンにとって水とは武器ではない。
リヴァイアサンにとって水とは、『命』だ。
そもそも、水を必要としない生物などこの世のどこにも存在しない。
草を食す生物もいよう。
肉を食す生物もいよう。
土を食す生物もいよう。
岩を食す生物もいよう。
だがどれも共通して、水を摂らない生物などいない。
リヴァイアサンにとっては、水が生きるための糧ということだ。
ゆえに、彼女にとって水とは武器であり、命なのだ。
そんな訳で、水は必要不可欠だ。
なぜこんなことを長々と解説しているかというと、その理由は単純極まりない。
それは……
《し、死ぬぅ……》
脱水症状で死にかけているからだ。
さきほど彼女と述べた通り、リヴァイアサンは女だ。
今の彼女の姿は全長八メートルにも及ぶ青い蛇などではなく、ウェーブのかかった青のセミロングに青の瞳、身長160cmとやや高めの女性だ。
服装は、波を思わせる刺繍が施された肩に紐をかけるタイプの白いワンピース。
彼女は現在、路地に突っ伏している。
《ヤヴァい。この国、乾燥してる。水が、保たない》
彼女にとって水は、命。
ゆえに、それが尽きれば死んでしまう。
《水を、補充しないと》
刹那、彼女は希望を見つけた。
彼女の目に飛び込んだのは。
銭湯だった。
☆
リースとラルは二人で町を歩いていた。
無論、ただ歩いているわけではない。
『七つの大罪』を捜している真っ最中なのである。
「リース」
「ん?」
ラルが心配そうな声音で言ってきた。
「アンリさんと喧嘩して、大丈夫?」
「あ~」
リースはラルがどうして元気がないのかを、理解した。
リースはラルが独りになるのが許容できなかったから、アンリと喧嘩したことを彼は気にしているらしい。
「気にしなくてもいいわよ。あいつとはもう十年の付き合いになるから、喧嘩の一つや二つそりゃするわよ」
「けど、あの気配の断ち方、本気だったよね?」
「む」
彼女としては、この子に本気を悟られないようにしたつもりだったのだが、どうやらバレていたらしい。
リースは思わずため息をついた。
「これじゃ、ルークたちに弱くなったなんて言える筋合いじゃないわね」
「ん?」
「なんでもないわよ~」
声を明るくして、ラルを胸へと抱き寄せる。
「む、む~」
苦しそうにジタバタ抵抗する。
「あはは」
刹那、リースの携帯電話が鳴った。
「ん? 誰かしら」
ラルを開放して、電話に出る。
それは、報告であった。
内容は。
「は? リヴァイアサンが銭湯で熱中症?」
☆
時間は少し、本当にほんの少しだけ遡る。
リヴァイアサンは銭湯に入った。
彼女がその中で目撃したのは、湯船いっぱいに貯まったお湯。
彼女はガッツポーズで喜んだ。
これで水を補充することができる。
《イヤッホウ!》
声をあげて、お湯にダイブした。
バシャーン! と、水飛沫が辺りへと飛び散る。
《はふう》
やっと人心地つくことができた。
体内に『水』が満たされていくのが、わかる。
これで当面は、命をつなぐことができたのだ。
安堵の息を吐いて、リヴァイアサンはこんな文字が書かれている看板を見つけた。
サウナ、と。
《……サウナってなんだろう》
リヴァイアサンは木の扉を開けて、部屋へと入る。
部屋の中には、お湯どころか水すらなかった。
蒸気がもくもくと立ち込めていて、とにかく暑い。
体に汗がしたたる。
汗?
《やっば!?》
リヴァイアサンにとって水とは、『命』なのだ。
それが枯渇すれば、彼女は死ぬこととなる。
故に、水は大切にしないといけない。汗を流すなどもってのほかだ。
そんな訳で、リヴァイアサンは早急にサウナ室からの脱出を試みる。
その、一瞬手前だった。
ガチャン! と、扉の向こうで音が響いたのは。
《………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………》
無言でドアノブに手をかけ、ひねる。
ガシャガシャ、という音が周りに響き渡るだけで、扉は開かない。
閉じ込められた。
《出してェ!! 誰でもいいからお願い助けてェ!!》
扉をこれでもか、と一心不乱に連打する。
そして、扉の向こうから返答がやってきた。
「ごめんねぇ。今掃除中だからぁ」
掃除係のおばちゃんが、そんなふざけたことを言ってきた。
《いやいや! !?それだったらせめてここからだしてからやってよ!》
「ごめんねぇ。今掃除中だからぁ」
《ちょ、おばちゃん?》
「ごめんねぇ。今掃除中だからぁ」
《同じことしか言わないなこの人! NPCか!》
リヴァイアサンは、焦りをにじませた声で質問する。
《どれくらいで掃除終わるの!?》
「一時間だべさ~」
ちなみに、サウナには三十分以上入るのは危険だと言われている。
リヴァイアサンでなくても十分ヤバい。
《は、ははは》
リヴァイアサンは諦めたように笑った。
☆
以上が、リースが受けた報告であった。
リヴァイアサンは意識を取り戻し、兵士の一人が水を与えることで大人しくしているがいつ暴れだすかわかったものじゃない。
だからその前に、彼女に引き取ってもらいたいらしい。
という訳で、リヴァイアサンの身柄を引き取りに行かなければならないのだが……
「ラル、ここにいるのよ? 一人で勝手にどこか言っちゃダメだからね?」
ラルのことが心配でその場から離れられないでいた。
「わかった。わかったから、早く行ってよ。他の人に迷惑かけちゃ、ダメ」
「はいはい。それじゃ、すぐに戻ってくるからここにいてね」
「うん」
ラルの返事を聞いてから、リースは駆け出した。
ラルは彼女を見送って、ため息をついた。
「ちょっと、心配しすぎだよ」
そう呟いた直後、彼は視界に青い光を捉えた。
「うわ、何あれ」
離れた場所にいるラルにはわからなかったが、光の正体はルシファーの操る青い炎である。
もしレドルノフとミラが負けていたら、ラルも無事ではなかっただろう。
「花火かなぁ? けど、こんな時に?」
こんな呑気なことを言うのだから、この子も案外、余裕なのかもしれない。
彼の周りには、今誰もいない。
「う~ん、リースが戻ってくるまで暇だなぁ」
刹那、それに呼応したかのように、その場に思い殺気がのしかかった。
ラルの額から、嫌な汗が出る。
「うわ、なんか、僕が呼んじゃったみたいな感じ」
落ち着いて、気配を探っていく。
気配の数は二つだった。
「うん、独りじゃ無理だな。アスタルテ」
刹那、地面に穴が開きそこから女の子が出てきた。
膝にまで届くウェーブのかかった長髪に黄色の瞳の、なぜか服を着ていない小学生くらいの女の子。
だが彼女は、人間ではない。
『八魔帝』アスタルテ。
《ラル、久しぶりね。どうしたの?》
「これから来る悪魔を迎撃するから、手伝え」
アスタルテが気配のする方向へと、向き直った。
《あら、この気配はもしかして『七つの大罪』?》
「もしかして、わかる?」
《うん。私も同じ悪魔だからね》
「じゃあ、名前もわかるのか?」
《ええ、わかるわよ。あ~、この気配ならマモンだけね》
「だけ? おかしくない?」
感じる気配は二つなのだ。
それなのに一体しかいないというのは、おかしな話だった。
《疑問はもっともだけど、答えは変わらないわよ。あそこにいるのはマモンだけ》
「どういうこと?」
《マモンはね、鳥の形をした悪魔なんだけど、二羽で一体の悪魔なの》
「成程。それで、二人で戦って、勝算はどれくらいある?」
ラルの問いに、アスタルテは考え込むような仕草をした。
《う~ん、私が本来の能力が使えないから、三割ってところかしら》
「七つの大罪が相手なら、十分だね」
アスタルテは辺りを見回してから、言った。
《ラル、あなたと一緒に研究所を出た、あの女は?》
間違いなく、リースのことだろう。
「ん? リヴァイアサンが熱中症で倒れたらしいから、身柄を確保しにいってる。すぐに戻ってくるって」
その言葉を聞いて、アスタルテはマモンがいる方向へと目を向け、もう一度ラルを見た。
《……危ないけど、この子を任せられるかはまだ……》
何やら小言で呟く。
ラルが首を傾げていると、アスタルテはいきなり頷いた。
そして、微笑みながら言ってきた。
《ラル、私、めんどいからパス》
「はぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!?」
素っ頓狂な声をあげるラルをよそに、彼女は言う。
《そんな訳で、ファーイト♪》
心の底から腹の立つ言葉を最後に、アスタルテは消えてしまった。
「いやいや、ふざけるな!?」
ラルからしたら、たまったもんじゃない。
ラルは確かに強い。
だがそれは、年の割にはだ。
ルークやレドルノフといった、真の達人には遠く及ばない。
アスタルテの助力なしで『七つの大罪』と戦うなど、自殺行為もいいところだ。
「アスタルテ!」
呼びかけるも、アスタルテは出てこない。
「うわぁ! ヤバいヤバい!」
状況を整理しよう。
1.最強クラスの悪魔が現在進行形で接近してきている。
2.契約している悪魔からの助力は望めない。
3.自軍の戦力は己のみ。
「アスタルテ、覚えてろッ!!」
マモンがどこにいるのかを確かめるため、急いで気配を探ってみる。
答えはすぐに出た。
マモンの居場所、それは……
《《お前の後ろにだァ!!》》
ゆっくりと、後ろを振り返ってみる。
そこには、それぞれが赤と緑の炎で体が形成されている、二羽の鳥。
ただし、サイズは一.五メートルと、かなりの大きさだ。
今は独りだから、戦闘を回避してリースと合流してから戦うのがベストなのだが……
《子供がいるな》
《そうね》
《おかしいよな、こんなところに子供が独りでいるなんて。今のところ、俺たちとすれ違った人間は一人もいなかった》
《そうね》
そりゃそうだ。
今は避難勧告が出されていて、家に閉じこもるか避難所に人が集まっている。
街道にいるのは逃げ遅れた人間か、それこそ敵を迎撃しようとする人間だけ。
「逃げ遅れたんです。命だけは助けてください」
《《ダウトー》》
「えぇ!?」
演技してやり過ごそうかと思ったが、一発でバレた。
《俺たちは、はっきり言って異形の存在だ。そんな俺たちに、年端もいかない子供が一回も噛まずによどみなく命乞いした》
《ということは、あなたは場慣れしてるってことだし、演技ってこともすぐわかる》
成程。
ここは黙っとくのが正解だったのか。
やっちゃった。
《そして、俺たちを騙そうとしたってことは》
《あなたは私たちの敵》
《《そんな訳で、死ね(死んで)》》
二羽の鳥がはばたいた。
凄まじい殺気をラルに叩きつける。
常人なら射すくめられて動けなくなるだろうが……
「嫌だね!」
ラルも怯むことなく、即座に動く。
後ろに全力で跳んで、距離を稼ごうとする。
だがそれで逃げられるほど、マモンは甘くない。
《《逃がさない》》
はばたき、緑マモンが迂回してラルの背後に回り込み、赤マモンがラルに突っ込んでくる。
あっさりと挟まれた。
「ああ、もう!」
手近の石ころを一つ拾って、赤マモンに投げつける。
《わわわ》
赤マモンは慌てて回避した。それで、隙間が生まれる。
ラルはそこを見逃さず、一気に正面を駆け抜けようとする。
《チェックメイトだ》
だがその前に、さっきまで背後にいたはずの緑マモンが正面に回り込んできた。
ラルは舌打ちして、後ろに下がろうとする。
「?」
その途中で緑色の粉のようなものが、彼を中心に円形を描いていることに気がついた。
これは、まるで……
《作動!》
刹那、緑マモンの眼前の粉から火柱が上がった。
そして、連鎖的に炎が点火していく。
炎が、ラルを中心に粉によって引かれた線をなぞる。
緑マモンが準備していたものがわかった。
「結界か!」
結界に閉じ込められてしまう前に、肉体の限界をちょっぴり超えた動きで走り出す。
「間に合え!」
結界が完成する前に、なんとか抜け出した。
刹那。
《はい、お終い》
赤マモンの突進が、すぐそこまで迫っていた。
「ッ!?」
回避はできないから、腕を交差して防御をしようとする。
骨折くらいはするだろうが、死ぬよりはマシだ。
「ラル!!」
女性の声が響き、抱きかかえられる。
刹那、ラルは浮遊感に襲われ、バキバキバキ! という音が響く。
「ッ痛ゥ!」
見上げると視界に映ったのは、痛みに顔をしかめているリース。
リースが赤マモンの突進から、その身を挺してラルを護ったのだ。
彼女はワイヤーが巻きつけられたナイフを壁に投げて、ワイヤーを縮めることによってマモンたちから距離を取った。
「いったァ!? 超痛いんですけど! 肋骨が肺に刺さったんだけど!」
「えぇ!? リース、死なないで!」
肋骨が肺に刺さるなど、即死はしなくても致命傷だ。確実に助からない。
ラルが泣きそうな顔になっているのを見て、リースは己がべらべら口走ったことを後悔した。
「あぁ、大丈夫。私、普通の人より致命傷になる幅が狭いのよ。だから、内臓の一つや二つ潰れても問題ない」
「…………ねぇ、リースって今までどんな環境で生きてきたの?」
「聞きたいの?」
「やっぱりいい」
雑談を切り上げ、二人はマモンたちを見る。
《何をしくじっているんだ》
《私のせいじゃありません~。サポートが悪かったんです~》
《ああ? 俺は手筈通りにしただろうが。ミスったのはお前だろうが》
責任のキャッチボールをしていた。
《そもそも、カッコつけて『チェックメイト』なんて言うからいけないのよ! あんなの言われたら、普通警戒するでしょうが!》
《ああん!? 必勝スタイルなんだから、そういうのは当たり前だろうが!》
喧嘩がヒートアップしていく。
「ああ、ウザい」
びっくりするほど冷たい言葉が、響いた。
怪我の痛みでイライラしていたリースが、笑顔で一言。
「ウロボロス」
刹那、全長八メートルにも及ぶ大蛇が音もなく現れた。
『神獣』ウロボロス。
リースが契約している、『主神』にすら迫る力を有する獣。
ウロボロスに睨まれて、マモンたちは動けなくなった。
彼らの今の心情は、蛇に睨まれたカエルのそれだ。
((こ、殺されるゥ))
「ウロボロス、こいつらを食べなさい」
《快なり。我はな、鳥肉が大好物なのだ》
蛇は鳥を見て、舌なめずりする。
まさに捕食者と被食者。
もし仮に、マモンたちの力が全盛期のそれであったとしても、この関係がひっくり返ることはない。
それ程、両者の力の差は絶対的なのだ。
ゆえに、マモンたちの取った行動は単純だ。
《フライドチキンにされるゥ!!》
《唐十に仕入れされるゥ!!》
逃走一択。
炎を翻して、ウロボロスから逃げる。
《ふふふ、逃がさんよ》
だが哀しい哉。
捕食者の方は、見逃すつもりは一切ないらしい。
マモンたちの飛行速度を優に上回る速度で、すぐに距離を詰め切った。
蛇が口を大きく開く。
《《あ》》
刹那、赤マモンが蛇の口内に納まった。
《いやァァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!》
緑マモンが悲鳴を上げた。
ウロボロスに近づき、腹に頭突きをする。
《返せ! 返せよぉ! 俺の妹を返せよぉ!!》
……なんだろう。憐れになってきた。
リースも憐みの目を緑マモンへと向けている。
「わかる。わかるわよ。兄弟を失った痛みは私にもすごくわかる」
彼女も肉親を失う痛みを知っているらしい。
気が咎めたのか、ウロボロスに言う。
「ウロボロス、かわいそうだから同じところに送ってやりなさい」
《承知》
《え?》
鶴の一声。
口を開けて、バクン!!
緑マモンも、妹と同じように食べられてしまった。
その一連の行動に、一切合財の躊躇なし。
鬼である。どちらが悪役かわからない。
「ラル、大丈夫だった?」
リースが微笑みながら、そう訊いてきた。
その笑顔を見て、ラルは麻痺していた恐怖がこみ上げる。死の恐怖が。
それを紛らわせるために、リースに思いきり抱き着いた。
「痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!! ちょッ、ラル、肋骨が肺に刺さる!!」
「あ、ごめん」
なんか、傷が痛い、みたいなノリだが一応致命傷である。
ラルの心配そうな、それでいて泣きそうな顔を見て、リースはウロボロスに向き直る。
「ウロボロス、傷治して」
《……代償が必要になるぞ?》
「仕方ないでしょう。この子、泣きそうになってるんだから」
《やれやれ、甘いな》
蛇の言葉が響いた直後、リースの顔が痛みに耐えるような顔から、自然なものになった。
リースは憂鬱そうに、息を吐いた。
「うっ」
突然、苦しそうに胸を押さえる。
「リース!?」
刹那、リースの姿が忽然と消えた。
あるのは、着ていた者が消えて落ちた服だけ。
「………………………………………………………………え。リース?」
《案ずるな。死んだわけではない》
もぞもぞと、服が動く。
その中から、ひょこっと白蛇が出てきた。
「ああ、ウロボロスの代償取り立てられたの久しぶりね」
蛇が、喋った。
《ふむ、二年ぶりじゃないか?》
「あ~、そうだったわね」
この声は……
「もしかして、リース?」
「そうよ。これが、ウロボロスの代償なの」
人から蛇になる。
これが、『神獣』ウロボロスの代償。
「なんで、そんな代償なの?」
「ウロボロスの力は、再生。契約者である私は、それを使うことができる。まぁ、それ関連でね」
「そこ、ちゃんと説明してよ」
「ふふふ、少しだけグロいからね。子供にはちょ~っとね」
リースは踵を返す。
蛇の体と人間の体では勝手が違うだろうに、慣れたように動いてる。
「城に戻りましょうか。私、今の状態じゃ戦えないし」
「そうなの? けど、けっこう自然に動いてるよ」
「慣れよ、慣れ。初めてこれになった時は、アンリたちに殺されかけたし。上手く体も動かせなかった」
「…………」
こうして、リースとラルのノルマは達成された。
次はいつになるかは不明です。
拙い文章ですみません。




