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【小説】web小説で25万円稼ぐには  作者: 天田 れおぽん @初書籍発売中


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第4話 何を書けば稼げる?

 わたしはデザートを一口食べて大きく頷いた。

 

「このティラミス美味しい。……で、小説を書くとして、何を書けばいいのかな?」

「そうねぇ。恋愛小説は鉄板よ」


 ティラミスを食べながら同じく頷いていた久美子が、アドバイスをくれた。


「読まれやすいジャンルというものがあるから、稼ぎたいならそこを狙っていくのがいいわ」

「そうなんだ。ジャンル。どんなものが人気あるの?」


 わたしの質問に、美香が答えてくれた。


「人気があるのは現代恋愛に異世界恋愛ファンタジー、TLにBL。ファンタジーあたりかしらね」

「ほーう。BLは分かるけど、TLってなに? タイムライン?」

「TLはティーンズラブ。女性向けの官能小説」


 おお!

 いま久美子がスゴイことをサラッと言ったぞ。


「官能小説⁉」

「しっ、明日香。声が大きい」


 美香が突然、コソコソとわたしの耳元で囁いた。

 久美子が笑って説明する。


「うふふ。驚いちゃうわよね。ティーンズラブなのに、なぜ官能小説なのか。えーとね、TLは少女漫画みたいにキラキラしていて可愛らしいストーリーの恋愛小説なのに、キチンと性描写のある小説なのよ」

「へっ?……へぇー……」


 ちょっと意味が分からない。

 わたしは気になったことを質問した。


「それってレディースコミックと、どう違うの?」

「あー、レディコミね。アレって、内容がドギツイでしょ? あそこまでいっちゃうと、ちょっとね? もっと少女漫画っぽくて、その先の描写まであるのがTLって言えばいいのかしら。私の初紙本もTLよ。発売されたらプレゼントするわね」

「あ、そうなんだ。ありがとう」


 わたしは丁寧な説明をしてくれた久美子にお礼を言った。


「うふふ。どういたしまして。分からないことがあったら、何でも質問してね」

「そうよ、明日香。分からないことがあったらドシドシ聞いて」

「う、うん。頼りになる人が側にいて心強いよ」


 久美子だけでなく、美香も張り切っている。

 実際に書いてる人が身近にいると頼れて嬉しいけど、久美子も、美香も、グイグイ来すぎでは? とちょっとだけ思うわたしなのだった。

 そんなわたしを丸っと無視して、久美子と美香は盛り上がっている。


「明日香の好みで言うと、異世界恋愛ファンタジーあたりがいいかもね」

「あー、そうかも。異世界恋愛ファンタジーの全年齢なら人気もあるし、明日香でも無理なく書けそう」

「そうなんだ」


 わたしは、このティラミス美味しいな、と思いながらデザートを食べ進めた。

 コーヒーも濃くて美味しいエスプレッソです。流石は高級店。

 などと思っている間にも、わたしの書くジャンルと投稿するサイトは、親友2人によって決められていった。

 



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