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第26話 書いてみたけど……

 アレだな……やはり、アレはビギナーズラックだ。


 新着ランキングの1位をとれちゃったわたしは、調子こいていた。

 次の作品もイケると思って、また異世界恋愛ファンタジーを書いたのだ。

 そして早々に詰まった。


『もう前の作品はランキングのどこにもいない。あったのがなくなると寂しいな。せっかくなら公開しながら続き書こう~』


 そんな気軽な気分で、わたしは第1話を公開した。

 

 しかしビギナーズラックはビギナーズラックである。

 いくら異世界恋愛ファンタジーが人気ジャンルであっても、読まれる物あれば読まれない物あり。

 お出ししたとて、読まれるとは限らないのである。

 

「読まれなーい」


 わたしの気分は落ち込んだ。


 落ち込んだところで日常は回る。

 わたしは朝になればいつも通りに起床して、父とトイレの順番争いをするなどしながら、身支度を整えて会社へと向かった。


 年が明けて仕事が始まると、あっという間にバレンタインデーが近くなる。


 この時期に落ち込んでいるものではない。

 職場で同僚にコソコソされてしまうからだ。


「明日香さん、なんだか元気ないわね」

「ほら、バレンタインデーが近いから……」

「ああ、今年も彼氏がいないから落ち込んでいると?」

「いや、振られたのかも」


 ぜーんぶっ、聞こえてますよ。

 同僚の方々。言葉には注意してください。


「いや明日香のことだから、腹減ってんじゃないか? 朝飯食べそびれたとか」


 おいっ、佐々木っ。

 同期だからって、お前のなかのわたしはどんな奴なんだよっ。

 確かに今朝はご飯少な目だったけれど。


 わたしは空腹の可能性も考えて、バッグの中をごそごそ漁った。


 まーだいたい、こういう時って飴玉くらいしか見つからないもんだよね。


 わたしはバッグの底に埋もれていたのど飴を取り出すと口の中に放り込んだ。

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