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第22話 休み明けはボケるもんだよ
わたしはダラダラとした、いつも通りの年末年始を過ごした。
小説のほうは、なんとなく完結できそうだ。
「あとは公開していくだけだね。ポチッとな」
年明けの頭はオメデタイものだと相場は決まっている。
お正月ボケしていたわたしは、休みが明けてもボケていた。
わたしは予約投稿をしたつもりでいたのだ。
ノートのなかでわたしの物語は完結していて、ポチポチ携帯電話から入力していた分も完結まで辿り着いていて、あとは少しずつ公開して引っ張るつもりでいた。
久美子たちにも『ゆっくり更新のほうが読者さんに見られる機会が増えて宣伝になる。読んでもらいながら、宣伝しながらのほうが、ポイントがたまるし、結果的に稼ぎにつながる』みたいなことを言われていたからだ。
だから自分が完結までを一気に公開していたことに気付いたのは、完結ブーストが起きた後のことであった――――




