第2話
サプリを買い飲んだ次の日
俺はいつものように目覚まし時計が部屋中に鳴り響く音でめざめた
いつもよりも体が軽く感じ「サプリのおかげかな……」などと思い、いつも通り寝癖を直すために鏡の前にたった。その時だった
「な、なんじゃこりゃーー!!」
甲高い声で家中に絶叫が響いた。
それもそのはず鏡に映っていたのはいつも通りの俺の姿ではなく、肩まであるふわふわの髪に、クリクリとした大きな瞳。どう見ても4歳児くらいの、小さな女の子の姿が映っていたからである。
僕はこの光景を受け入れずに硬直していた。
その騒ぎを聞きつけて母が勢いよく部屋のドアを開けて入ってきた。
「翼ー! どうしたの、そんなに大きな声出して……って、え? あなた誰?、どこの子?」
母がそう言うのも無理もないと思う。今母の目の前に
いるのは見慣れない小さな女の子なのだから。
「か、母さん! 僕だよ、翼だよっ!」
俺は必死に自分が翼だと必死に訴えた。
しかし、小さな女の子の声で訴えても母さんの顔には戸惑いの色しかない。
「お家間違えちゃった? 迷子?大丈夫?」
母さんは僕の言葉を信じず、優しい声で俺のことを尋ねた。
どうしよう……もし母さんが信じてくれなかったら俺は家を出されることになる。
僕は寝起きで回らない頭を頑張って回し、1つの答えを導きました。だがもしこれを母さんが信じてくれなかったら今度こそ僕は衣食住が無くなるだろう。
「母さん、俺さ昔母さんにネックレスプレゼントしたけどさ。それが安物ですぐ壊れちゃって泣いてた俺のこと慰めてくれた時のこと覚えてる?その時僕は母さんが慰めてくれて嬉しかったよ。」
「なっ!なんでそのことを知ってるの!?もしかして本当に翼なの!?」
動揺をしながらも母は答えた。
「そうだよ!俺は佐倉翼 14歳の中学3年生で小学5年の妹がいる!」
そう僕は妹の名前や自分の歳を言い、母に自分が佐倉翼なのだと証明をした。
そしたら階段を階段を上るような音がした。妹だ。
「お母さんどうしたのって その子誰!?」
こんにちは!
投稿が遅れてすみません
次は姉登場回です!
私もできるだけ書いてみるので投稿を楽しみにして欲しいです!
よろしくお願いします!