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とある受験戦争敗残兵の成れの果て

はい、勉強しなきゃいけないんだけどせっかくの大晦日だし気晴らしでもしたいなぁ、と、なんとなく焦りを感じながらもスマホをいじってしまうあなたに捧げるよ。


特に、やりたいことがはっきりと決まってるわけではないけど、なんとなく偏差値高い大学とか有名な大学にいった方が幸せになれるんだろうなぁって思ってるあなたに。


あなたに反面教師にしてもらったり、少しでも気を楽にしてもらえれば嬉しいって感じ。


この文章はそんなことを感じてるおっさん底辺素人作家の俺の体験談っす。


じゃあ、始めるね。


ざっくり、どこかの小説投稿サイトで流行っている長ったらしいタイトル風に言うとね。


一流大学に行くために小さいころから塾通い、地元じゃトップの進学校に入ったはいいけれど。競争にウンザリしちゃって、勉強すんのやめちゃって。Fラン進学当然帰結。


Fランだからって最初からあきらめて、ろくに就活もしないから、パワハラ上司にヒステリック女性社員、おまけにコンプラ違反野郎どもに囲まれながら、やりたくもねえ仕事の繰り返し。サビ残、休日出勤当たり前。魂削る日々の俺。


そんな俺、やりたいことを見つけて生きる力を取り戻す。


っていう感じ。


あ・・・・・・ ウケるかなって思ったんだけど自分語りになっちゃってる? 大丈夫かな? だったらごめんね。


ちなみに俺のやりたいことって小説書くことね。まあ、だからこそ紙と鉛筆あればできちゃうからハードルはめっちゃ低いんだけどね。


自分に才能がないことを突きつけられるのが怖くってさ。


後回しにしてたらおっさんになっちった。


でね、俺は後悔にまみれた人生を送ってるんだけどね。その後悔って勉強をしなくてFラン大学にしか行けなかってことじゃないのね。


入学当初から自暴自棄になっちゃったことなんだよね。こんな感じで。


くそっ! 入れた学校はFランだ、俺はあんな小さいころから勉強させられてきたんだ、もっともっといいところにいけるはずなのに。ふんだっ。もうやる気しないっ。俺の力を認めてくれない日本の受験制度のせいだからねっ!


いや、小説書けよっ! 


って、今の俺は若い頃の俺にツッコミ入れちゃうんだけど、当時は周りからどう思われるかばっかり気にして自分が何をやりたいかまで考える余裕がなかったんだよねぇ。


あなたもきっと何度も聞かされてうんざりだろうけどさ。


あなたが何をするかはあなた次第だぜ。マジで。


どこの高校、どこの大学に行くかもあなたへの影響が大きいのは俺も認めるけどね。


例え、好きなことで生計をたてられなかったとしてもさ。割りきって食ってくためだけの仕事してさ。自分がやりたいことは仕事以外の時間でって割りきるっていう生き方もあるよ。


俺はこんなことに気がつくまでに遠まわりしちゃったからさ。


もし、あなたが俺みたいに自分の好きなことに自分が受け入れられなかったらどうしよう? って不安だったとしてもさ。


とりあえずやってみたら?


で、実際のところ他人からの評価なんて簡単にもらえないだろうし否定されることもあるよ。きっと。


だけどね。やめられないよ。認めてもらえなかったり否定されたとしても。今度はああしよう、こうしようってアイデアが湧き続けしまうんじゃないかな。まあ、もし、やめられたら他に興味のわいたことをやってみればいいだけの話だしね。


それじゃ、この辺で。


最期にあなたが望む結果が得られることを願って終わりにするよ・・・・・・


おっと、もっと大事なことがあった。


もしあなたが望む結果が得られなかったとしても、周りの目ではなく自分の気持ちに素直に生きられることを祈るよ。


それじゃ、体調に気を付けてね。

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