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役立たずの冒険者、スキル覚醒で得た魔剣と魔道具で世界最強に至る  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第6章 EXステージ

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10 対峙


「なんだって?」

「『侵食者』――簡単に言えば、このEXステージでときどき生み出されるモンスターの一種さ」


 ルーファスが説明する。


「放っておけば、ダンジョンの外に出て人や町を襲う。この場で殲滅しないと大きな被害が出るだろうね」

「大きな被害って……」

「はっきり言って強いよ。どうする、ゼノくん」

「……とりあえず行ってみるよ」


 俺に太刀打ちできる相手かどうかは分からないけど。

 放っておけば、外に出て人や町を襲う――なんて言われたら、そのままにはしておけない。


「そいつの場所は分かるか?」

「僕は『侵食者』の気配をたどれるからね」


 と、うなずくルーファス。


「じゃあ、案内してくれ」


 俺は腹を決めて言った。




 俺たちは巨大なホール状の場所に出た。

 その中心部に、そいつはいた。


 黒い巨体。

 六本の腕と、背中に生えた四対の翼。

 そして赤く燃える六つの瞳――。


「なんだ、こいつは――」

「『侵食者』さ」


 ルーファスがつぶやいた。


「えっ」

「その名の通り、この世界を侵食する存在……」


 初めて見る、険しい表情だった。


「世界を、浸食……?」

「神や天使ではアレを直接倒すことはできないんだ。人間である君の出番だよ、ゼノくん」

「よく分からないけど、倒せばいいんだな?」


 要はモンスター討伐だ。


「俺のアイテムがどこまで通用するか――まずは、やってみるよ」


 どのみち、放っておけばこいつは人を襲うって話だったしな。


「行け、アバター!」


 俺は二体のアバターを呼び出した。


 さあ、勝負だ――。


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