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役立たずの冒険者、スキル覚醒で得た魔剣と魔道具で世界最強に至る  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第6章 EXステージ

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7 ダンジョンの成り立ちについて

書籍化に合わせてタイトル変更です! 後書きにて書影公開していますので、ぜひ見てください~!


「ありがとう。僕は戦闘が苦手だから助かったよ」

「まあ、アバターに任せっきりだったけどな、はは」


 礼を言うルーファスに、俺は苦笑を返した。


「ルーファスはここから出られない、って言ってたよな? このダンジョン内で暮らしてるってことか?」

「そうだよ」

「食べ物とかはどうしてるんだ?」

「モンスターを倒して肉を食べたりするし、植物が生えている場所だっていくつもあるんだ。後は特定のポイントでは栽培もできる。ついでに魚がいる水場も、数は少ないけどあるんだよ」

「へえ……ダンジョンって意外といろいろなところがあるんだな」

「そうだね。一般的なイメージとしては、ただの洞窟だったり迷宮だったりするんだろうけど、実際は全然違うんだよ」


 ルーファスが嬉しそうに解説する。

 ダンジョン内の生活が気に入ってるんだろうか。





 俺たちはさらに進んだ。


 しばらくして、巨大な祭壇を備えたホールにたどり着く。


「これは――?」


 白い、人型の銅像。

 四肢が異様に長く、顔には髑髏に似た仮面がつけられている。


「聖神ゼルクの像だね」


 ルーファスが言った。


「ゼルク……?」


 それは、全世界にダンジョンを生み出したと言われる神の名前だ。


「ダンジョンはね、ゼルク神たちが作り上げた迷宮なんだ」

「神が……?」


 いや、神『たち』が――か。


「で、神といっても人に好意的な存在もいれば、その逆もいる」

「……以前にも似たような話を聞いたことがあるよ」


 思い出す俺。


 そう、それはあのEランクダンジョンのフロアボス『炎の武人』と戦ったときだ。


「ああ、もしかして――僕の眷属から聞いたのかな?」


 と、ルーファス。


「眷属……?」

「僕ら天使は人を導くために、この世界で活動しているんだよ」


 ルーファスがにっこりと笑った。


書影公開! イラストを担当されるのは祀花よう子先生です!

挿絵(By みてみん)

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