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役立たずの冒険者、スキル覚醒で得た魔剣と魔道具で世界最強に至る  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第5章 目指せアイテムマスター

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12 中ボス戦

『戦士のアバター』がカイザーミノタウロスに剣を繰り出す。

 カイザーミノタウロスは四本の斧でこれに応戦した。


 二体が戦っている間に『魔導師のアバター』が呪文を唱え、魔法の準備をする。


「【紅蓮弾(ぐれんだん)】を発動」


 やがて呪文が完成し、巨大な火球が放たれた。


 があああああっ。


 雄たけびとともに、カイザーミノタウロスが火球を斬り散らす。

 さらに前蹴りで『戦士のアバター』を吹っ飛ばした。


「さすがにカイザーミノタウロスは強いな……」


 俺は戦況を見つめつつ、間合いを詰めた。


「俺も行ってくる」

「あたしは魔法で援護します」


 と、アリシア。


「な、なら、俺たちもだ」


 グラントが他の三人に呼びかけた。


「全員であいつを倒すぞ!」




 総力戦になった。

 アバター二体でカイザーミノタウロスを食い止めつつ、遠距離から魔法攻撃を仕掛ける。


 一撃で致命傷、というのは無理だが、少しずつ相手の体力を削っていく。


 どがぁっ!


 とうとうアバター二体が耐えきれずに吹き飛ばされた。

 大きく後退するアバターたち。

 その体は傷だらけで、武器や甲冑もボロボロだ。


「よくやってくれた。選手交代だ」


 アバターたちに代わって、今度は俺が前に出た。


 がきんっ。


 剣が一本折れた。


「まだまだぁっ!」


 投げつけ、魔法弾で爆破する。


 があああっ。


 強烈な爆撃を食らい、カイザーミノタウロスが後退した。

 思ったよりも効いている――!


「だったら、こいつも!」


 さらにもう一本、魔剣を投げてこれも爆破。

 贅沢な使い方だが、奴を倒すためにありったけのアイテムを注ぎこんでやる。

 三本目も爆破、カイザーミノタウロスがぐらついた。


 隙あり!


「これで――」


 俺は『加速魔導装置』で加速を重ね、四本の斧をかいくぐって奴の頭部へと迫った。


「終わりだ!」


 振り下ろした剣が、カイザーミノタウロスの首を切断した。

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