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役立たずの冒険者、スキル覚醒で得た魔剣と魔道具で世界最強に至る  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第5章 目指せアイテムマスター

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58/90

7 二週間後

 グラントたちと一緒にレアモンスターを狩る生活を続けて、二週間が経った。

 魔石を稼いでは、それをもとに新たなアイテムを入手し、それを使って、また魔石を――という繰り返しの生活。


「お、『交換所』のランクが上がった」


 その日、魔石を回収し終えた俺は、スキルを発動した。

 で、『交換所』のランクが上がっていることに気づいたのだ。


 今までの『ランク2』から『ランク3』になっている。


 俺のスキル【アイテム交換所】は、異空間にあるアイテムショップ――その名も『アイテム交換所』に行くことができる。

 その『交換所』はスキルの熟練に応じて、ランクが上がっていくのだという。


 ランクアップした『交換所』が具体的にどうなるのか、よく分からないが――。


「そいつを確認するためにも、行ってみるか」

「ですね」


 俺とアリシアは顔を見合せ、うなずいた。




 ――というわけで、俺たちは異空間にある『アイテム交換所』にやって来た。


 周囲は真っ白な空間。

 その中に、ぽつんと一軒の店がたたずんでいる。


 これが『アイテム交換所』である。


 小さな売店という感じで、カウンターに一人の少女がいた。

 薄桃色の髪をロングヘアにした絶世の美少女で、背中から純白の翼が生えている。

 俺のスキルを具現化したこの場所は『売店』であり、神が『店主』、そして彼女――天使アムディエルことアムは『売り子』といったところだ。


「ようこそ二人とも。お久しぶりですね」


 アムが微笑んだ。


「そういえば、前回以来だな……」


 俺はハッとなった。


「魔石集めに夢中で気づかなかった」

「もう。寂しかったんですよ?」


 拗ねたように口をとがらせる天使。


「ラインナップも順調に増えてますし、もっと立ち寄ってくださいね。ここに来ることでポイントも溜まりますし」

「ポイント?」

「スキルのランクアップは、スキルをたくさん使用することで上昇する『習熟度』や『アイテム交換数』、そして『来店ポイント』などによって決まるんです」

「じゃあ、この店にたくさん来れば、それだけランクアップが早くなるのか……」

「そういうことです」


 なるほど、これからはもう少し来店頻度を上げよう。


「あ、そういえば――」


 せっかく店に来たついでに、前々からの疑問をたずねてみることにした。


「なあ、ここのアイテムってどういう理由で新しい品物が増えるんだ?」

「アイテム交換所は――未来を見る力があるのです」


 アムが笑った。

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