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第4章 雷鳴都市のダンジョン、攻略

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46/90

12 Dランクダンジョン、ラスボス戦1

 現れたのは全長十メートルほどの機械人形型のモンスターだった。


 中ボスのラグナマシンに似ている――。

 ずんぐりした丸い胴体に細い手足、そして青い単眼。


 ただ、細かなデザインが違っていた。

 さらに体色は金である。


『魔導鑑定装置』でこいつの情報を測ってみる。


――――――――――――――――

名 前:ラグナマシン(第四世代型)

種 族:機械族

レベル:505

体 力:3000/3000

魔 力:0/0

攻撃力:931

防御力:1100

呪 文:なし

装 備:複合魔導装甲。光属性をのぞく全属性魔法と物理攻撃を遮断する。さらに光属性の魔法攻撃について、ダメージを30パーセント軽減する。

――――――――――――――――


 こいつもラグナマシンか。

 ただし中ボスが『第三世代型』だったのに対し、こいつは『第四世代型』。


 一段階進化した機体、と考えてよさそうだ。


「ここは神の領域……人間は、排除……排除……」


 ラグナマシンが平板な声で告げた。


「神の領域……?」


 Eランクダンジョンのラスボスも似たようなことを言っていたな。


 がしゃん。


 ラグナマシンの両腕が変形し、砲に変わった。

 砲口にまばゆい光が集まってくる。


 魔力弾を撃ってくる――?


 俺はアリシアとともに全速力で場を離れた。




 ラグナマシンといったん距離を置いて仕切り直しだ。


「奴の弱点は光属性の魔法攻撃か……」


 手持ちのアイテムに、光属性魔法を撃てるものはない。


「あたしが……撃ってみましょうか?」


 アリシアが言った。


「『交換所』で魔力アップのアイテムをもらいましたし」

「一日に一回使えるし、ここが使いどころかもな」


 俺は彼女に言った。


「よし、俺が奴をひきつける。その隙に撃ちまくってくれ」

「了解です。魔力が尽きるまで撃ちますね」


 簡単な打ち合わせをすると、俺はものかげから飛び出した。


 作戦はシンプルだ。

 俺が敵の注意を引きつけ、アリシアが光属性の攻撃魔法を撃つ。

 これの繰り返しでラグナマシンを倒せるかどうか……。


「こっちだ、来い!」


 俺はラグナマシンの前に飛び出した。


 とたんに、奴の四つの砲が俺に照準を定める。

 こんなものをまともに食らったら、跡形もなく吹き飛ばされるだろう。


「『加速魔導装置』――起動」


 俺はすかさず速力を数倍にアップさせ、走った。

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― 新着の感想 ―
[一言] 一話一話が短くないか もうちょっと書いたほうがいいよ
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