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役立たずの冒険者、スキル覚醒で得た魔剣と魔道具で世界最強に至る  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第4章 雷鳴都市のダンジョン、攻略

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5 二十二階層

 ごごご……ごご……。


 周囲から地鳴りのような音が聞こえてくる。

 足音とも違う感じだ。


 地面全体が震えるような――そんな振動。


「なんだ……?」

「何かが近づいてきます……後方からですね」


 アリシアが狐耳をぴょこぴょこと動かしていた。

 音で接近してくる方向を察知したのか。


 俺たちは前方に向かって駆けだした。

 曲がり角を曲がって、そこに身を隠す。


 曲がり角の向こうには、長い真っすぐな通路が伸びているから、敵が現れたら先制攻撃をかけやすい位置取りである。


「どんな奴が来るんだ……?」


 緊張感が高まった。


 おそらく、このダンジョンの中ボスモンスターだ。

 ラグナマシンと似たようなレベルなのか、もっと強いのか――。


「――来ます!」


 アリシアが言った


 直後、通路に巨大なシルエットが現れる。

 下半身は大きな台車のような形をしており、そこに人型の上半身が乗っている。

 両腕は大砲を装備していた。


――――――――――――――――


名 前:ラグナタンク(第四世代型)


種 族:機械族


レベル:380


体 力:1620/1620


魔 力:0/0


攻撃力:660


防御力:562


呪 文:なし


装 備:複合魔導装甲。風属性をのぞく全属性魔法と物理攻撃を遮断する。


――――――――――――――――


「レベルがとんでもない数字だ。ラグナマシンと一緒だな」


 俺はふうっと息を吐き出した。


 中ボスが現れることを予想していても、いざ現れてみれば、やはり緊張してしまう。


 だけど、緊張するばかりじゃない。


 不安も恐怖も――全部打ち勝って、倒すんだ。

 こいつを。


 そして下の階層に進んで見せる。

 それに、


「名前からしてラグナマシンの同類か。弱点まで似たような感じだな……ちょうどいい」


 風属性の魔法攻撃なら、この『水神と風神の杖』から撃つことができる。


 俺はさっそく杖を構えた。

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