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第4章 雷鳴都市のダンジョン、攻略

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1 ふたたびダンジョンへ

『店』を出た俺は、元の場所に戻ってきた。


「ゼノさん!」


 アリシアが駆け寄ってくる。


「突然いなくなるから心配しました」

「ああ、ちょっと別の空間に移動していたみたいだ」

「別の空間……?」

「スキルの新しい領域っていうか……まあ、おいおい説明するよ」


 俺はアリシアに言った。

 それからさっき交換した杖を見せる。


「で、アイテムもこの通り、手に入れてきた」

「わあ、やりましたね!」

「これで中ボスに対抗できるかもしれない。あと、もう一つ――俺のステータスを底上げしてくれるアイテムも手に入れた」




 俺とアリシアはふたたび『雷鳴都市のダンジョン』に入った。


 途中まではもはや楽勝だった。

 アイテムの力もあるが、何よりも俺のステータスが底上げされたのが大きい。


 低階層のモンスターは普通に剣で倒すことができた。


「俺、強くなってるな……!」


 思った以上にステータスが上がっている感じだ。


「すごいです、ゼノさん」


 と、アリシアが耳や尻尾をぴょこぴょこさせた。


 うう、もふもふしたい……。

 俺のもふもふ欲を心地よく刺激してくるなぁ、アリシアって。


 まあ、それは後だ。


 ともあれ、俺たちは道中で特に苦戦することがないまま、問題の十五階層までやって来た。

 中ボス、ラグナマシンがいる階層である。


「今度は勝つぞ」

「はい」


 俺とアリシアはうなずき合い、進む。


 ずしん、ずし……ん。


 足音とともに、巨大なシルエットが近づいてきた。

 丸い胴体に細い手足、頭部には赤い単眼――というデザインの機械人形型モンスター。


 ラグナマシンだ。


 奴は赤い目を光らせて、俺たちを見ている。

 機械だけに感情はないと思うが、なんとなく俺たちを見下しているような雰囲気があった、


 一度、退けた相手だという自信だろうか。


「だけど、今度は――前とは違うからな」


 俺は『水神と風神の杖』を構えた。


 さあ、リベンジマッチだ――。

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