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役立たずの冒険者、スキル覚醒で得た魔剣と魔道具で世界最強に至る  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第2章 月光都市のダンジョン

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15/90

7 最下層、ラスボス戦1

2章終了まであと3話、このまま駆け抜けたい……!

「初めて見るモンスターです……」

「ああ、俺もだ」


 ごくりと喉を鳴らす俺。

 アリシアは青ざめた顔で震えている。


「人間が、この領域まで到達したか」


 奴が俺たちを見て静かに語った。


「こいつ、しゃべれるのか――」

「我は神に生み出された人形。知能を与えられている。お前たちとかわすための言葉もな」


 告げるモンスター。


 ……名前がないと、なんか言いづらいな。


「見た目から、とりあえずあいつを『炎の武人』とでも呼ぼう」


 俺はアリシアに耳打ちした。

 いちいち『あのモンスター』とか言っていたら、頭に入ってきづらいし。


「了解です」

「で、あの『炎の武人』は炎を使った遠距離攻撃を使うと思われる。近距離はたぶんあの剣で攻撃してくるだろう」


 説明する俺。


「俺が奴を引きつける。アリシアは魔法で援護してくれ」


 言って、俺は前に出た。


 前衛が俺、後衛がアリシア、という形だ。


「で、でも、あいつの攻撃力は並じゃありません。ゼノさん一人で引きつけるなんて――」

「対抗するためのアイテムは用意した。なんとか耐えてみる」


 心配そうなアリシアにうなずく俺。


「それよりアリシアはとにかく魔力を集中してくれ。俺は奴を引きつけるだけで精いっぱいだ。攻撃はアリシアにやってもらわなきゃならない」

「あたしの――魔法で」


 うなずいて、アリシアが俺を見つめた。


「無茶しないでくださいね、ゼノさん……」

「もちろんだ。二人で勝って――二人で必ず生還しよう」

「そのときにはあたしがゼノさんにおごります。祝勝会です」


 にっこり笑うアリシア。


 やっぱり可愛いな。


「いや、そこは割り勘にしよう。二人の祝勝会だからな」

「ええ、二人の」

「――行くぞ」


 そして、俺たちは『炎の武人』に決戦を挑む――。

ぐぉぉぉ……!_:(´ཀ`」 ∠):


少し勢いが落ちてきました……もう一度伸びあがって、表紙入り(総合5位以内)へのラストチャンスにつなげたい……っ!

勢いから考え、おそらくチャンスは今日までだと思います……!

そこで読んでくださった方にお願いがあります……!



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