異世界の王女
皆さま、新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします・・・っていまごろかい!w
またまた大きく開いてしまいました
なかなか書く暇ががなく、こまってます
先ほどまで戦闘が繰り広げられ、喧騒に満ちていた森は静寂を取り戻している。
俺の周囲には5.56mm NATO弾の空薬莢や、頭や銅を撃ち抜かれたゴブリンの死体が転がっている。この惨状はまるでノルマンディー上陸作戦のあとのようだ。
俺は空になったマガジンを銃から引き抜き弾倉交換を済ませると、先ほどまでゴブリンと戦っていた男のもとへと向かった。その男は先ほどの戦闘でケガをしていたらしく、右腕に包帯を巻いていた。
俺が男のもとに近寄ると、先ほどから背を向けていた男が振り向き声をかけてきた。
「助太刀感謝する。君が来てくれなかったら今頃どうなっていたか・・・」
「いや構わない、当然のことをしたまでだ」
「ところで、君は冒険者なのか?ここらでは見かけない顔だが」
俺はしまったと思った。なぜならいきなり現れた男に、
「自分は違う世界から来た」
なんて言われても信じてもらえるはずがないのである。俺は咄嗟に嘘をつく。
「実は俺は旅をしていてな。かなり遠い東の国から来たんだ」
「そうだったのか、なら良かった。実は少し疑っていたんだ、見たこともないような恰好や攻撃方法だったからな」
やはり少し疑われていたか。今着ている戦闘服は米陸軍のACUだが、これからはこの地にあった服装をしてく必要があるかもしれない。俺はまだこの世界の住人に俺が違う世界から来たことを悟られる気はない。
「名乗るのが遅れたな、私はブレンダン・レディントン。そしてこちらが・・・」
「危ないところを助けてくれてありがとう、私はサラ・ベルレアン。あなたは?」
そう言われた俺はこの世界で初めて自分の名前を口にする。
「俺は大和蓮也、旅の者だ宜しく」
「珍しい名前ね、この辺りでは聞かない名だわ」
ここでブレンダンが衝撃の言葉を口にした。
「姫、この方は魔物の群れから我々を救っていただいた方ですぞ、あまり軽々しく物申しては・・・」
うん?姫?まさか・・・
「ちょっといいか、今姫とか言わなかったか?」
「はい、この方はウルカ王国王女、サラ・ベルレアン様ですが」
やばい、マジでやばい・・・
さっきから薄々気付いてはいたがどこかしらの貴族のような身なりだったから何かしら高い地位にありそうだとは思っていたが、まさか王女様とはな。
ってこれはまずいぞ、王女が護衛を一人だけ連れてこんな森に来るはずがない。とするともうその辺に兵士がたくさんいるんじゃ・・・
と、そこまで考えたとき
背後から発せられる尋常じゃない殺気を感じ取った俺は、すぐ後ろを振り向き腰あたりに下げてたHK416を構える。すると近くの木陰からものすごい勢いで突進してくる人影と、その手に握られている西洋剣らしきものが見えた。そして、1秒もたたないうちに俺との距離の半分を詰めると手にした剣を振り下ろしてきた!
俺は咄嗟に目の前にHK416を突き出し剣撃を受け止める。すると、HK416は何とかその剣撃に耐え俺はHK416ごと押し返す。相手は倒せないと思ったのか後方にジャンプした。だがこの隙を俺は見逃さず、腰のホルスターに入っているS&WM686を取り出し引き金に指をかけるが、そこで俺は指を止めた。なぜなら、
「女!?」
俺が銃口を向けた先にいたのは女だった。
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