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異世界は思ったよりも俺に優しい?  作者: 大川雅臣
第一部 第一章 冒険者編
54/225

東へ

 翌日。ウォーレン家の見送りを受け、ベルナードの町を出た。

 生憎、乗合馬車は満員で乗ることが出来なかった為、次に人の乗り降りが多いミモラの町までは徒歩で移動することにした。


 ミモラの町までは徒歩なら五日ほどの行程になる。

 ミモラの町の近くにはカシュオンの森と同じ魔巣を中心とした森が広まっているらしいので、乗合馬車の予約を入れて狩りをしているのも良いだろう。


 俺達は久しぶりに身内だけ五人での移動だが、この街道はエルドリア王国でも主要道路の一本なので前にも後にも馬車や徒歩で移動する人が多い。

 主要道路だけあって盗賊団に出会うような事はまず無いらしいが、盗賊団というほどの規模はなくても少人数で群れて、一人二人といった旅人を襲う盗賊はいるそうだ。

 ゲリラ的に出没する盗賊までは討伐しきれないのだろう。

 一応警戒はするが、しばらくは見通しのいい穀倉地帯を進むので襲撃を見逃すこともなさそうだ。


 ◇


「長閑ねぇ」

「森、砂、荒れ地と抜けてきたからなぁ、久しぶりに気分が良い」

「僕もしばらくは平らな地面を歩きたいね」

「アキト様。あそこに、鹿の群れですね」

「よし、お昼は鹿の肉にしょう!」


 俺達は四人で弓を用意する。剣、槍、弓がこの世界で主要な武器だ。

 特に弓は狩りでも有効だし、騎士登用試験に含まれているためリデルも練習している。


 四人の中では今のところ俺の腕が一番だ。続いて僅差でリデル、ルイーゼは練習中でマリオンが使うのはまだ見たことがないので未知数だ。


 俺達は低木や茂みに身を隠しつつ鹿の群れに迫る。出来れば七〇メートル。可能なら五〇メートルまで近づきたいところだ。

 見付からないように、音を立てないように。なかなか良い訓練にもなるな。リデルは金属の鎧が音を立てるのでことさら慎重だ。


 鹿の群れは水辺で寛いでいる。今のところこちらには気づいていない。

 それでも後八〇メートルほどだ。この距離で狙えるのは俺とリデルくらいだろう。

 それでも狙えるだけで当たるかどうかは自信がない。


「撃つわ」


 マリオンはそう言うと、地面に片膝をついたまま半身になり、弓を大きく引くと角度をつけて狙いを定める。

 びっくりするほど様になっていた。

 なんかもう、弓を引いた姿勢とその眼差しを見ただけでこれは当たると思うほどに。


 数秒後、風と共に時間が止まったような瞬間、マリオンの弓が放たれ、軽く弧を描いて体格のいい男鹿の首筋に突き刺さった。


 男鹿は一瞬倒れそうになるが堪えたようだ。

 でも俺が男鹿の様子を伺っている間に二本目が頭に突き刺さり、今度は倒れる。

 危険に気がついたのか鹿の群れが一斉に走り出し、あっという間に俺には届かなくなってしまった。


「マリオン、すごいじゃないか」

「僕も驚いたよ。その慣れない弓で二本とも急所に当てるのはすごい技術だね」

「引けばだいたい分かるわ」


 だいたい分かるのかよ。


「剣より弓を使ったほうがいいんじゃないか」

「剣を覚えたいの、剣じゃないとダメなの」


 何がダメなのか分からないが、マリオンにはダメなのだろう。


「剣は出来る限り教える。でも、弓を捨てる必要はないな。必要な時は今みたいに頼むよ」

「わかったわ」


 どうやら弓を使うのが嫌というわけではなく剣を使いこなすことが優先らしいな。

 もっとも嫌なら今も使わなかったか。


 ◇


「あの、アキト様。弓を試しに射ってみてもいいでしょうか」

「あぁ、せっかく準備したし、矢筒にあるだけ射ってみると良いんじゃないか。

 ここからなら……あの低木を標的にするのがいい感じだな」


 距離は大体五〇メートルだ。


 ルイーゼは八本の矢を放ち、低木に当たったのは一本だ。

 外れた矢もそれほど酷く離れているわけでもない。順調に上手くなっているだろう。

 でも本人は納得がいかなかったのか、肩を落としている。


「ルイーゼ、悪くないよ。しっかり標的に寄るようになってきた。

 前は弓を引いている状態でブレていたけれど、それも減ってきている。続ければ良くなる」


 ルイーゼは頷くと納得したのかモモと男鹿を回収に向かう。

 残った俺達は肉を焼くための薪になりそうな枯れ木を集めることにした。


 ◇


 ルイーゼとは五〇メートルほど離れている。油断だったといえばそうなのだろう。ルイーゼがモモと男鹿を回収した時、それは水の中から現れた。

 ちょうど入り組んだ川の支流にいた事もあり、位置的にルイーゼとモモが孤立してしまう。


 現れたのは巨大鰐(わに)。この世界の生き物はだいたい見た目通りの名前が付いている。この(わに)もそのままだろう。

 初めて巨大熊を見た時のような威圧感をもった巨大鰐は、胴の部分だけで五メートル、尻尾まで入れると一〇メートル近くに見える。


 幸いにして水の中じゃないので、上手く誘導すればルイーゼとモモもこちらに逃げてこられると思うが、巨大鰐はどうやらルイーゼ達を獲物と判断しているようだ。


 嫌な予感がする。あの赤い目は魔物の特徴だ。

 目の赤い動物もいるだろうけれど、この膨大な魔力量も魔物の特徴の一つだ。


 俺は直ぐに飛び出す。リデルも察知して後を追ってくる。マリオンも続いているようだ。

 ルイーゼとモモも既に現れた巨大鰐に気づいている。


 ルイーゼがモモを庇うように立つが抑えきれる魔物じゃない。

 大体質量が違いすぎる。尻尾の攻撃を食らうだけでも致命傷になりかねない。


「噛み付かれるのもまずいが、あの尻尾も絶対に食らうな!

 後ろはダメだ、横も出来れば避けて、正面を取るようにしろ!」

「アキト! あれは魔物だ!」


 やっぱりそうか。なんでこんなところにとか考える意味もないんだろうな。


「ルイーゼ! 隙を作るまで離れていろ!」


 ルイーゼが頷くのが見て取れた。

 まずは巨大鰐の注意をこちらに引く必要がある。


 俺は一〇メートルほどの距離をおいて巨大鰐の頭に全力の魔弾を打ち込む。

 魔弾が使えるようになって二ヶ月。ようやくこの程度まで飛距離が伸びた。

 クロイドの魔法は五〇メートルくらいの効果範囲があったけれど。それでも倍に伸びた事でクラウドコントロール――戦況を優位に進める為の行為――もしやすくなった。


 様子見の必要も無いので全力で魔弾(マジック・アロー)を撃ったがダメージとして残るほどではないようだ。

 それでも、巨大鰐の頭が仰け反るくらいの衝撃は与えている。

 最初に比べれば魔弾(マジック・アロー)自体の威力もずいぶんと上がっていた。あの頭より太い首に支えられているのにあれだけ衝撃を与えられるなら牽制くらいにはなる。


 リデルも迂闊には近づけないようだ。

 巨大鰐が口を開ければ一メートル近い。盾でどうのこうのというレベルじゃない。

 体を覆い隠すくらい大きい盾でも無ければ盾ごと(かじ)られるだけだ。


 しかし……また剣の刃が通りそうにない外皮だな。

 倒す必要はないけど、逃げるのにはある程度ダメージを与える必要がある。

 この盗賊から奪った剣ならなんとかなるのか。


「アキト、倒そうとか考えていないよね」

「逃げるためにどうするかしか考えてないさ。

 だけどなぁ、簡単にも逃してくれないだろうな」

「マリオンは周りの警戒を、敵が一匹とは限らない」

「わ、わかったわ」


 一匹ではないという言葉にマリオンに緊張が走るのを感じたが、堅くはなっていない様だ。

 今のところ魔弾(マジック・アロー)の牽制が上手くいっているのか巨大鰐は様子見をしている状態だ。

 だが魔物は攻撃的だ、直ぐに動いてくるだろう。


魔弾(マジック・アロー)で気は引けそうだ、リデルは隙ができた時にルイーゼを頼む」

「わかった、無理はするなアキト」


 俺はもう一発魔弾(マジック・アロー)を撃ち、巨大鰐の注意を引きつける。

 視線がルイーゼから外れ、狙いを俺に変更したのが分かった。


 ガアアッ!


 低空のジャンプだった。初動が小さく一瞬でジャンプしてきた。

 それを俺は何とか横に転がって躱す。

 牙大虎ほどのスピードじゃないが、巨体が顎を開けて一瞬で迫ってくるのは物凄い恐怖だ。

 でも怖いだけだ、あのスピードなら躱せる。


 巨大鰐は俺がいたところに、体当たりでもするかの様に地響きを立てて着地する。


 俺は直ぐに立ち上がり、巨大鰐の次の攻撃に備える。

 そしてその攻撃は横からやって来た。

 丸太の様な太さの尻尾が鞭の様にしなりながら迫ってきた。


 その尻尾を飛び越える様にして前転をして躱すが、結果的に自分が言っていた魔物の後ろに位置する形になってしまった。

 当然過ぎ去った尻尾が戻ってくる様に振られている訳で――


「アキト様!」


 何時ものごとく俺の危険に敏感なルイーゼが悲鳴の様な声を上げる。


 俺は身体強化(ストレングス・ボディ)を使い、巨大鰐の尻尾の付け根までダッシュする。

 台風の目と同じで周りに比べれば安全だろう。

 それでも打ち付けられた尻尾は重みが有り、一メートルほど体が横に吹っ飛ぶ。


 物凄い衝撃で頭がクラクラするが、倒れる訳には行かない。

 俺は意地で飛び出し、巨大鰐の尻尾の付け根部分に飛び乗った。

 まるでロデオでもやっているかの様に、振り落とそうと暴れる巨大鰐にしがみつく。

 俺もここで振り落とされる訳には行かなかった。


 再び身体強化(ストレングス・ボディ)を使い両足で巨大鰐の尻尾を押さえ込み、剣を巨大鰐の腰の辺りに突き立てる。

 刃が通らない可能性もあったが、盗賊から奪った剣は素晴らしい切れ味だった。

 その刃先は外皮を貫き二〇センチほど突き刺さっている。

 俺はその剣を支えにすることで暴れる巨大鰐から振り落とされないで済んだ。


 これでひとまず安心かと思った瞬間、巨大鰐は横転する様に身を捩った。

 俺は暴れる巨大鰐に抵抗する様にしがみついていた為、横転の挙動について行けなかった。

 

 俺は知っていたはずだ、鰐が獲物に食らい付いた後に横転して肉を引きちぎるのを。

 俺を振り落とす為に横転しても不思議は無かったはずだ。

 知っていてもその知識を生かせなければ何の意味も無いな。


 気を失っていたのはどれくらいだろうか。いや、生きているんだほんの一瞬なんだろう。

 視界いっぱいに丸太が迫ってくる。

 これは巨大鰐の尻尾だと気付いても体がまだ言うことをきかなかった。


 ガガッン!


 リデルが割って入り、巨大鰐の尻尾を止めるが弾かれ俺もろとも吹っ飛ぶ。

 幸いにして威力は大分殺されていて、体がバラバラになる様なことは無かった。

 リデルも直ぐに身を起こして次の攻撃に備えている。


「アキト、立てるか!」

「立つさ!」


 俺は剣を支えに何とか身を起こす。

 剣を手放していなかった自分を後で褒めよう。


「マリオン、ルイーゼと合流して街道に向かうんだ!

 戦えそうな人がいたら救援を頼んでくれ!」

「わかったわ!」

「待ってください、アキト様が!」


 リデルの指示でマリオンがルイーゼの元に向かって走り出す。

 巨大鰐は既にルイーゼを気にはしていなかった。

 マリオンが半ば強引にルイーゼを連れ出していく。


 そんな様子を見ながらも、俺は自己治癒(セルフ・キュア)を急ぐ。

 巨大鰐は体の向きを代え、再びその顎でもって噛み付きを繰り返してくる。


 リデルは上手く巨大鰐の鼻っ面を盾で弾いているが、再び小さい挙動からのジャンプをいなしきれず盾で受けてしまい、吹き飛ばされる。


 俺はリデルの身を心配するよりも先に、巨大鰐に初めて生まれた隙を全力で狙った。


 巨大鰐は俺の目の前で胴体の横を晒している。

 リデルに飛び掛かったせいで、俺が横に回り込む形になっていた。

 半ば反射的に剣を振り巨大鰐の左前足を切り落としていた。


 激痛に暴れる巨大鰐はその尻尾を振るってくる。

 さっきと同じ様にリデルが受け、さっきとは違い俺もリデルを支えることで、衝撃を吸収する。

 二度も吹っ飛ばされたら本当にバラバラになってしまう。


「逃げるよ、アキト!」

「あぁ、もう用は無い」


 俺は少しでも時間を稼ぐ為に魔弾(マジック・アロー)を巨大鰐の頭に打ち込みながら距離を取る。


 俺とリデルはお互いを支え合いながら、お世辞にも早いとは言えない速度でその場を後にする。

 巨大鰐も追っては来るが左前足を失い思った様には歩けない様だ。

 魔弾(マジック・アロー)も効いているのか動きも良くない。

 逃げるだけなら逃げ切れそうだ。


 とは言え、このまま街道まで魔物を引っ張って逃げる訳にも行かない。

 ある程度の距離を取ったら体勢を立て直して何か手を打つ必要があった。


 そこにルイーゼとマリオンが四人の冒険者を連れて戻ってきた。


 その四人は知った顔だった。

 熊髭にマーカス、ニコラス、クロイド。グリモアの町で良くしてくれた冒険者だ。


「坊主もお坊ちゃんも死んではいないな」

「なかなかタフじゃないか」

「ベルモンド、先に魔物の方を」

「アキトもリデルも、ここは任せて休んでいなさい」


 熊髭、マーカス、ニコラス、クロイドだ。酷く懐かしく酷く頼もしい。


 開幕はクロイドの火球(ファイア・ボール)だ。

 一瞬にして火だるまになった巨大鰐を熊髭が押さえ、マーカスの槍とニコラスの弓がダメージを与えていく。

 リデルも俺も吹っ飛ばされた尻尾の一振りも熊髭が一人で受けきっていた。


 巨大鰐もタフだったが、徐々に動きが悪くなり、最後は開いた口にニコラスの槍が刺さり、脳を貫いて止めを刺した。


 終わってみれば怪我一つ無い状態で巨大鰐を倒していた。

 熊髭達は確かランクDだったからランクだけで言えば俺達と同じだ。

 それでも随分と内容には差がある様だ。


「何を言っている。俺達はもうランクCに上がっているぞ。

 それにいくら俺達だって前衛の二人だけで倒せと言われたら逃げて帰るわ」


 そうか、いつまでもランクDと言う訳じゃ無いな。

 あの異常な巨大熊を倒すくらいだ、ランクCにも手が届いていたんだろう。


「巨大鰐の左前足と尾の傷は二人が付けたんだろ。動きは悪いし、尾の一撃も威力が落ちていた。

 倒したと言っても俺達が威張れるもんでも無いわ」

「だからって俺達には倒せなかったよ。助けに来てくれて助かった。

 街道まで連れて逃げる訳にもいかなかくて、正直困っていたんだ」

「お嬢ちゃんが三人で必死に助けを求めていたからな。

 そしたら一人はアキトが助けた子だったし、念の為に見に来た訳だ」

「ルイーゼ、マリオン、モモ、ありがとう」

「私を助ける為に無茶をしないで下さ……い」


 ルイーゼの涙が止まらない。


「私は無力ですが、それでも戦うなら私もご一緒させて下さい」


 握りしめた手から血が出そうなので、俺はその手を取り、握りをほどいて上げる。


「次からはかならず一緒に」

「わたしも忘れないでね」

「もちろん、期待しているさ」


 多少は不満が残っている様だが、後は行動で示そう。


「お礼が遅れたけれど、熊髭達にも助けてくれてありがとう」

「俺達へのお礼は言葉じゃなくてだな――」

「美味しい食べ物とお酒をお腹いっぱいだね」


 リデルの言葉に満足げに笑う熊髭達四人。

 熊髭達はミモラの町に向かっているようなので、今夜は道中の宿場町で盛り上がることにしよう。


 ◇


「しかしお前ら、ランクCの魔物相手に良く凌げたな」

「ランクCだったのか。と言うか、全然凌げてなかった。逃げるので精一杯」

「だが俺らが行った時には大分弱っていたぞ」


 熊髭の言葉に他の三人も頷く。


「坊主達はランクEだろ」

「それがランクDになったんだ」

「ランクDだと。何無茶しているんだお前達は」

「不可抗力の連続だったよ」

「大抵の冒険者はランクEで止まるもんだ。

 ランクDからはパーティーとして成り立たないと魔物を倒せない場合が殆どだからな。

 一人で腕っ節が良くても倒せるもんじゃねぇ」

「なんか俺達、三,四回は死に掛けたと思う。

 大体は逃げようと努力した結果であって、倒そうと思った事は少ないよ」


 強敵と戦うと言うことがよく分かっていなかったホブゴブリン戦くらいじゃないだろうか。

 それにしたって、状況判断が遅れて逃げられなくなっただけなんだけど。


「初めから倒すつもりじゃ無く戦っていたから助かったんだろうね」


 リデルも盗賊との戦い以外では目立った怪我をしていないが、だからといって楽に戦ってきた訳じゃ無い。

 むしろ攻撃を受けないと言う事がどれほど難しい事か、流石に俺でも分かる。


「なんにしてもお嬢ちゃん達に余り心配は掛けるなよ。

 俺達に助けを求めてきた時だって直ぐにでも巨大鰐に向かって駆け出しそうで押さえるのが大変だったんだぞ」

「その節は取り乱しまして、大変失礼致しました」


 ルイーゼには心配掛けっぱなしだな。


「いいさ、みんな無事だったんだ。

 今日はアキトの奢りだろ、上手い物を喰って生き延びたことを楽しめ」


 そうだ、生き残った時はまずそれを喜ぶ。反省はその後だ。


 ◇


 翌日、俺達は再びミモラの町を目指して出発をする。

 熊髭達は馬車なのでミモラの町には先に付くだろう。もし機会があれば一緒に狩りをしたい。


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