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城から始まる異世界物語  作者: 紅蓮
群雄割拠編
75/160

72話 組織作りと遠征

累計10000PV突破!!


いつも読んでくださっている方々に感謝します。


ありがとうございます

風呂から出たら、今夜も宴会だ。

クリオさんは、マットメンバーがこんなにいるとは知らずに全員が勢揃いすると、萎縮して勇者ぶりは鳴りを潜めてしまっている。


まぁそのうち慣れるかな?


「そういえばリブ様、新しいパズルのピースはどうなりました?」


ケインにそう言われて俺は思い出す。

すっかり忘れてた!!

訓練所で召喚しに行って小隊長を任命した事で満足してしまっていたのだ。


「忘れてた!!今から行って来る!!」


俺がそう言って城から出て行こうとすると、全員が呆れながらもついて来る。

何故か、クーパーさん達やクリオさんまでついて来ている。


訓練所に着くと、誰もいない広い場所でパズルを完成させると、召喚をする。

地面に魔法陣が描かれると、下から神獣が現れる。

その神獣は大きな白馬で頭に角があり背中には4枚の羽が生えている。


「私を呼んだのは貴方ですか?」


「ああ、俺はリブ・クロートだ」


「クロート……なるほど、久しい名だ」


白馬は懐かしそうに俺の顔を見ている。


「あなたの名前を教えてもらっても?」


「私は、ユニコーンのリコルという。かつてはクロート家の守護獣をしていた」


そうなんだ、しかし残念ながら俺にはその記憶はない。


「ドリーにも同じような事を言われたけど、ごめん俺には記憶がないんだ」


「ドリー?そうか、彼も復活して貴方に力を……」


リコルはそう言うと、何やら考え始める。


「それなら、私も貴方に協力しよう。私の力を貸してやろう」


そう言って、俺の後ろにいるメンバーをチラッと見ると


「そこの貴方も召喚士の家系ですね?」


とクーパーさんに話かける。


「クーパー・アルジョンテと申します」


「そうか、アルジョンテ家の……」


するとリコルはクーパーさんと俺を交互に見ながら


「クロートよ、召喚4家の事は知っているか?」


と、俺に聞いて来た。

召喚4家?確か、クロート家、シルバー家、シュバルツ家、アルジョンテ家だったか?


「ああ、ドリーに聞いたけど詳しい事は知らない」


「なるほど、ドリーのやつ……いいだろう。少し教えてやる。アルジョンテもよく聞くがいい」


そう言うと俺とクーパーさんに話始める。


「召喚4家は元は1つの家系なのだ。本家はクロート家で分家にシルバー、シュバルツ、アルジョンテの3家がある。クロート家の当主が主に上位の神獣とドラゴンを従えていた。

その他3家は、クロート家を支える為に下位の神獣を従え共に戦っていたのだ」


ん?神獣にも上位と下位がいるのか?


「クロート家はこの大陸の王だった。他の3家もそれぞれ国を与えられ大陸を支配していた。そしてあの邪神龍が世界を征服しようとした時にクロート家は3家と共に戦った。だがしかし、それを面白く思わない残りの2国の王が向こうの大陸の王と結託して4家の邪魔をしたのだ。そして我々は邪神龍ではなく、味方であるはずの王達によって封印されたのだ。その後の事はわからない」


「その後は邪神龍に負けて時空の彼方に飛ばされたらしい。俺とクーパーさんはその時に日本に転生したって話だ」


俺はドリーの時と同じくリコルに教える。


「なるほど、それで記憶が……クロートよ残りの神獣とドラゴンを復活させて大陸の王になるのだ。向こうの大陸の王の記憶が戻る前に世界の王になれ。そして今度こそあの裏切り者の邪神龍を倒すのだ」


裏切り者?それってどう言う意味?

そう思っていたのだが、リコルは復活したばかりで神力が足りないらしい。

俺に指輪を渡すと、そのまま消えてしまった。


「あれが神獣……」


クーパーさんは召喚のスキルはあるが、まだ使用した事はないらしい。

そして、神獣を初めて見るメンバーも、感動していた。


クリオさんは、驚き過ぎて固まってしまっている。


「さて、戻ろうか」


俺達は大広間に戻り宴会を再開する。

そして、クーパーさんにセバスチャン、ドリーから聞いた話を伝える。


「私がリブさんの下につくのは必然だったみたいね。でも、これで心置きなく配下になれるってことね」


クーパーさんは、何故か嬉しそうにしている。

そして、セシルやフランも俺の元に来れたことに感謝していた。


すると、そのやり取りの一部始終を見ていたクリオさんが突然俺の前に跪く。


「リブさん、いえリブ様!!どうかこの私も配下に入れてください!!」


ん?配下に入りたい?そもそもクリオさんって従者側なの?

俺がケインを見ると、笑いながら頷いている。


「クリオさんがそれでいいなら、俺は大丈夫ですよ?」


俺がそう言うとクリオさんは喜んでいる。

役職は、明日考えよう。


そうして夜は更けていくのだった。


翌朝、俺はクリオさんに罠工場開発員の役職を与える。

そして、みんなを集めると大事な話をする。


「今から、組織の編成をする。まず内政部門だ。

参謀長官にケイン、総務長官にマーチ、総務副長官にノエル、開発長官にミーシャ、副開発長官にサリーだ。

次に軍事部門、防衛大臣にケイン兼任、軍事補佐官にフラン、総軍団長兼騎兵軍団長カイザー、弓騎兵軍団長にギート、歩兵軍団長にロイ、歩兵副軍団長にネージュだ。

最後に諜報部門、諜報機関長にチャコ、副諜報機関長にマガストールだ。

以上のメンバーを幹部とする。

セシルはギルドマスター兼冒険者遊撃隊長、ライズは救護班、ウェンツは商人長兼開発員、セバスチャンは執事長、アイーナはメイド長として今後も頑張ってもらう。

クリオはチャコの下に入ってもらう。

以上が現在の組閣だ。

組織図としては、俺の直属にケイン、マーチ、ミーシャ、チャコを置く。

軍事部門はケインを頂点にフランとカイザー、その下に各軍団長とセシル、ライズ

マーチの下に、ノエル、セバスチャン、アイーナ、チャコの下に、マガストール、クリオ

ミーシャの下にサリー、ウェンツだ」


俺は、マットの組織を決めると


「リコルの話を総合して、まずはこの大陸を見てみたいと思う。王になっても大陸の事を知らなければ意味がないと思うんだ。だからしばらく旅に出ようと思う。そこで、しばらくはケインにマットを任せたい。防衛を強くして守ってくれればいいから」


俺は今後の方針を決める。


「しかし、どのようにして見て周るのですか?」


「うん、歩いて行くか、テレポートで移動するかかな?」


「1人では危険です。せめて回復と範囲ワープがあるノエルと諜報スキルがあるチャコさんを連れて行ってください」


マーチが、そう言っている。

確かにそうだな。

1人よりいいかもしれない。


「じゃあ、3人で行って来るから後は任せるね。何かあれば通信で連絡くれればいつでも戻って来るから」


俺がそう言うと


「私も行きます」


とミーシャも行きたいと言い出した。


「私は宿屋の仕事があるので行けないですね」


チャコは不参加だ。


「じゃあ、俺とノエルとミーシャか」


「私達もいいかしら?」


クーパーさんが行こうとしている。

もちろんマーチンさんと一緒だ。


「じゃあ5人だな」


とりあえず、街を見つけて寝泊まりする予定だけど、野宿用にロッジでも作ろうかな?

女性が3人いるし、毎回戻っては来れないだろうし。


そして鍛治場で簡易ロッジを作ると、一度分解してパーツを魔法のバッグにしまう。

準備は出来た。

しばらく帰って来れないだろうけど、このメンバー達なら大丈夫だろう。


俺達は初めて長期遠征に出かけるのだった。


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