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城から始まる異世界物語  作者: 紅蓮
異世界生活編
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24話 城は進化する


俺達は、セバスチャンとメイド達を連れて城に入る。


「ただいま」


「おかえりなさい……転移は成功したんですね?」


マーチが驚いた顔をして、こちらを見ている。


「えっと、リブ様のその格好と顔は?それに、後ろの方達は?」


「ああ、俺は盟主の役職になったら変化したんだ。後、この人達はセバスチャンと言ってこれから、ここの執事になってくれる人だよ」


俺は、城に残っていた3人に簡単に説明する。


「あら?じゃあこれからは食事の支度は任せられるの?」


ミーシャはすごく嬉しそうだ。


「セバスチャンと申します。これからは城内の雑事は全て私共にお任せください。食事に関しても指示を頂ければ、その様にお作りさせて頂きます」


セバスチャンが背筋を伸ばして挨拶すると、後ろにいるメイド達もお辞儀をしていた。


「それで、今からセバスチャンにこの国について説明してもらうんだけど……」


俺はそこまで言うと、大事な事を思い出す。


「ちょっと待って、セバスチャン達の部屋がない!!」


そう、城の雑事をお願いするのならセバス達も城に住んだ方が楽なのだ。


「ああ、それなら大丈夫ですよ?」


ギートが大丈夫って言っている。


何故?


「ギートどういう事?」


俺は不思議に思って聞いてみる。


「さっき、変わりがないか城の中を見て来たら、4階建てになっいて2階に部屋が増えてました」


4階建て?今まで2階だった場所が3階に移動して、そこに個人の部屋が増えたって事?


「恐らく、私共の屋敷が陽炎城に統合されたのかと」


なるほど……セバスチャンの家がここに統合されたのか


「じゃあセバスチャン達の部屋は2階って事でいいのかな?」


俺がそう言うと


「僕達の部屋が2階に移動したみたいです」


ギートが教えてくれた。


「そうなんだ……じゃあセバスチャン達には1階の小部屋を使ってもらうって事で」


「ありがとうございます」


まずは、セバスチャン達に荷物を運んでもらって部屋ができたら話を聞こう。


「後、お風呂も大きくなってますし、2階にもトイレスペースがあって、リブ様の鍛冶場が城の外に出たみたいで、今までの鍛治場のスペースは保管庫になってました」


鍛冶場が城から出た?

気になってしまったのだが、まずはみんなでセバスチャンの話を聞く方が先だ。


大広間には、幅の広い長テーブルが用意されていた。


「それと、さっきから気になっていたんだけど、このテーブルって?」


今まで、銘々膳で食事をしていた。

銘々膳とは、旅館などで見かける1人用の食事台の事だ。


それが、いきなり大人数で座れるテーブルに変化していたのだ。


「広いテーブルの方が片付けが楽だし、会議の時にも便利でしょ?」


やはり、ミーシャが開発したものだった。


まぁ、快適になるのはいい事だから、止めはしないけどね。


「さて、じゃあとりあえず座ってセバスチャンの話を聞こう」


俺がそう言って、座ろうとした時だった。


「お話を中断させてしまい申し訳ありません。この白い筒のような物の使い方を教えて頂けないでしょうか?」


メイド服を着た女性がミーシャに声をかけた。

白い筒?

そんなのあったけ?


俺が不思議そうな顔をしていると、


「この3日間の間に、ミーシャさんが生活用品を沢山開発してくれましたの」


と、マーチが嬉しそうに教えてくれた。


という事は、白い筒とはきっとポットのことだろう。

俺はキッチンを見るのが怖くなってきた。


「あら?キッチンだけじゃないですよ?」


俺は、ミーシャのニヤケ顔が妙に恐ろしく感じたのだった。

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