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城から始まる異世界物語  作者: 紅蓮
異世界生活編
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20話 花より団子?

食事の支度を手伝いに大広間に行くとギートが帰って来ていた。


「リブ様、無事戻りました」


そう言いながら、食事の準備をほぼ完了させている。


「おかえりギート、というかまた手伝えなかった……」


ギートは不思議そうに俺の顔を見ているが、その後ろからミーシャとマーチが食事を運んでくる。


「残念でしたわね」


マーチは残念と言いながらすごい笑顔だ。


「さぁリブ様、ご飯にしましょう。今日はお肉がありますよ?」


ミーシャも楽しそうだ。


ん?肉?肉がある?


「肉………肉〜〜〜」


俺は発狂しそうになった。


こちらに来てから、米と野菜中心の食事で肉や魚はなかった。


それなのに、今日は肉があるというのだ。


「ええ、ギートさんが持って帰って来てくれました」


マーチがそう教えてくれたのだが、俺の目線は肉に釘付けだった。


「ギート……ありがとう……」


泣きそうになりながらギートにお礼を言う。


「へへへ、リブ様に褒められちゃった」


ギートは嬉しそうにマーチとミーシャに話しかけている。


「さぁ、ご飯にしましょう」


ミーシャに促されて、この世界で初めての肉を堪能していると。


「それでギート?ケインさん達は無事に街に着いたのかしら?」


食事をしながらマーチがギートに聞いている。


おっと、それは俺の仕事だ。


そう思いながらマーチを見ると笑顔で頷いていた。


「うん、途中何度かモンスターと戦闘になったけど、ちゃんと無事に街の中に入る所まで確認したよ」


ギートは口に入っていたものを飲み込むとマーチの質問に答える。


「岩山はどうだった?」


今度は俺が質問する。


「はい、岩山には鳥系と、動物系がいました。でも森にいたモンスターとは違って大きいサイズのモンスターが多くて、その内の一体が肉をドロップしたので、そいつをメインに狩って来ました」


ギートも食事には目がないので肉がドロップした時は飛び上がったらしい。


「採取はやっぱり岩がメインなのかな?」


俺にとっては、今後の製造の為に採取の情報は重要なのだ


「それなんですが、今までの石材というより宝石のような石が多かったです」


そう言いながら魔法のバックからいくつか石を取り出す。


「リブ様に鑑定をお願いしようと思って、収集して来ました」


そう言いながら俺の前に持って来る。


「とりあえず、今は食事中だから、終わったら鑑定してみるよ」


今は宝石より肉を優先したいのだ。


「リブ様?お肉はいつでも食べれますわよ?」


うん!!マーチごめんなさい……


ここには女性しかいないのだから、肉より宝石だったらしい……


今すぐ鑑定するから睨まないで……


「えっと……全部原石だね。磨いたら宝石になるみたいだけど、魔法石になる石もあるね」


宝石と言った瞬間、マーチとミーシャの目つきが変わったのは気のせいだろう。


「じゃあ、明日は俺も岩山に行こう。城は都市シールドで後2日は大丈夫だし、製造もひと段落したから」


俺がそう言うと


「沢山取って来て下さいね?」


マーチから何やら圧がかかる。


うん、頑張って取ってこよう。


「ギートさんは引き続き、お肉をお願いしますね?」


ミーシャからはギートに何やら圧がかかっていた。


「肉の保存期間とかどうなっているのかな?」


俺はふと疑問に思った事を口に出す。


「確かに、それは不明ですね。では私は明日、冷蔵庫を開発してみます」


ミーシャの開発力なら大丈夫だろうと思うが、素材は足りるのだろうか?


「ありがたいけど、材料はあるの?」


「研究所で調べてみないとわからないですが、多分大丈夫かと」


ミーシャからそう答えが返って来た。


「じゃあ明日はそんな感じで」


俺はそう話を締めると、残りの肉を頬張るのだった。

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