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天使の頑張って

「ねえ、君さ、名前何?」


「あ、え、僕は...釜崎ハルトです。」


「あっそ。」


グループのリーダーみたいな女子がそう言うと、他の女子もみんなついていくように居なくなった。


僕はわかりやすくイラついて心の中で愚痴を吐きまくってやった


「あいつなんだよまじで!!!!うぜえ、リーダー気取りやがって、」


散々愚痴を吐いた後に僕は教室を出た────その時、教室の出口あたりでまたもや誰かが話しかけてきた。まったく困る...僕は忙しいというのに。


「ねえ、ハルトくん、何回もごめん...今、いい?」


「うん、君ならいいよ!むしろもっと話そう。」

と、言ったつもりだったが


「あ、え?あ、いいよ」気付けばまた中途半端な言葉に逃げていた。


「さっきはごめんね、奈古(ナコ)があんな事言って。」


「いやいや、全然いいよ、大丈夫!」

まあもちろん全然大丈夫じゃねえけどな!でも許す!可愛いから!


「あと、ルーズリーフありがとね!すごい助かった!」


「うん、全然オーケー。むしろ助かるくらいだわ。」


「ん?」


「あああ違う!とりあえずそうだ、授業始まる、行かなきゃね!」

わかりやすく取り乱してしまった、少し血迷ったのがバレバレだ。少しとは言うが全然やばいことを言ってしまった事ぐらいは流石に認識している


「あそっか、そろそろ次の授業だもんね、時間取らせちゃってごめんね!頑張って!」


とりあえずこの一言だけで大学生飛び越えて社会人1年目くらいまでは頑張れる気がした


「てかやべ•••連絡先聞いてない、どうしよう•••」


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