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転生@転生  作者: ナヴァール
賢者@誕生
40/41

日本語

「どうなってるんだ!?つまりこの設備は日本製?

まてよ…」


俺はコンソールから離れて魔力を集めるアンテナを

触る。やはり有った…地球で世界的有名な企業の

ロゴマークが…。


つまりこれらの設備は地球産だ。だか技術水準は

一度目の転生、アースの水準だ。頭が混乱してきた。

まてよ…そもそもがおかしい…なぜ気づかなかった!


あのSFの様な一度目の転生時に見たコンソールの画面は

日本語表記だった。オッサンの俺の知識と違いが無いからこそ

気が付がなかった。オッサンの俺の経験した知識を元に

整理しなおそう。


オッサンの俺が学んだ歴史や地理からして、あの世界は

地球の未来で間違いない。つまり俺は死んで異世界に

転生したのではなく、未来に転生していた事になる。


その未来の技術が今この世界に有る。この事に関しては

はっきりとした事は分からない。


「とりあえず機能は停止させた。だけどこの機器を

放置するわけにはいかないな。回収しとくか。」


この間、現地人であるマチルダやマリナ、ペルさんは

不思議な目でおれの行動を見つめていた。そりゃ

訳の分からない鉄の箱が光ったりしてるんだ。

意味がわからないだろうね。


俺は異次元収納に機器を丸ごと収納した所に

マリナがやってきた。


「さすがダイチ様ですね。賢者の遺産もお手の物ですね。」


「ん?賢者の遺産?」


「私達は今ダイチ様が触られていたひとりでに動いたり

唸ったり、光ったりする鉄の箱を賢者の遺産と呼びます。

教会の審判石も同じく賢者の遺産です。

まあ、教会は教会自体が遺産なんですがね。」


「なるほど、やはりそうだったんたね。審判の時に

少し違和感を感じてたんだ。誰が管理や修理、メンテナンスをしてるんだ?」


「誰にもできません。壊れればそれで終わりです。

ロストテクノロジーってやつですね。先程の機器も

どこかの賢者由来の教会から盗まれたり、売られたり

した物でしょう。なにせ、ロストテクノロジーは教会

以外ではほとんど見つかってませんからね。」


なるほど、教会が賢者の居た時代から有るってのは

真実のようだ。じゃなきゃ教会からばかり見つかるのは

おかしい。だけど他にも遺跡みたいな物が見つかっても

不思議じゃないはず。


「教会からしか見つからないの??ふむ…賢者は12人だよね?

賢者由来の協会はいくつあるの?」


「賢者由来の教会は全部で9ヶ所ですね。」


「数があわないよね?」


「教会に残ってる古文書によると魔王と直接戦った

賢者はその後行方不明。その賢者を追った賢者2名も

そのまま行方不明。ですので賢者の神殿が無いと

言われています。」


「それって変だよね?一番の功労者である賢者の為の

神殿がない…最初の賢者を追いかけた2名も同じくだ。

魔王に立ち向かった賢者達の神殿が何故建てられなかったか…。」


「まあ、確かにそう言われると変?かもですね。」


「なんとなくだけど見えてきたよ。」


「私達にはさっぱですが」

ダイチ以外の皆はなんの話かさっぱりって顔だ。

さてこれからどうするかな…ちょっと楽しくなってきたな。


「これからの事なんだけど、みんなにお願いがあるんだ。」


みんなが笑顔で頷く。ペルさんは…空気に流されてるだけだな…。

「まずカノン。君にしか頼めない事があるんだ。」


「わ、私にしか…ですか?!もちろん喜んで!」


「マリナと一緒に王都の神殿に向かって欲しい。

その先は……○✕□△」


「え?確かにダイチさんの予想が正しければ…分かりました!おまかせ下さい。マリナ、早速行くよ!艦長!

必ず成果を持ち帰ります!」


カノンは笑顔で敬礼して走って行った。


「気が早いな…ペルさん。ペルさんはギルドへの報告を

お願いしたいです。」


「ああ、もちろんだ。まあ、頼まれなくても行かないと

なんだがな。君たちはどうするんだ?」


「もう少しこの拠点を調べます。それに捕虜が居るんですよね?」


「ああ、3名いる。だが何も喋らないとおもうぞ?」


「どうしてですか?」


「魔族はまず訳の分からない事しか言わない。

あれは完全に闇に飲まれている。魔道士はまだマシだが

やはり会話にはならない。まるで会話にはならない。」


「なるほど、一度話をしてみます。」


「では俺も行くよ。帰りは歩きだから少し時間が

かかるがな。急ぎ戻れば一日半位で首都に着くだろう。

捕虜の回収を先にするように伝えておくよ。

多分3〜4日後だ。」


「ええ、宜しくお願いします。俺達も捕虜の回収班が来たら戻ります。ちなみに、天照の奴らはペルさんを捕まえて

どうする気だったのか分かりますか?」


「どうだろうな…。実際何かされたって訳じゃないんだ。会話も出来ないし。すまない。力にはなれそうじゃないな。

捕虜の回収は急がせるよ。」


「分かりました。宜しくお願いします。」


ペルさんも出発した。さてさて、やる事と謎が山程

増えたな。一つ一つ解決するしかないな。

まずは…初魔族だな。


捕虜を入れている部屋はペルさんに聞いている。

ペルさんが捕まった時に入れられていた部屋らしい。


「マチルダ、行こう。魔族に会いに。」


「はい。坊ちゃま。」


捕虜の部屋はかなり奥に有った。鉄の扉のカギを開けて部屋に入った。

中に入ると鎖に繋がれか人らしき者が三人いた。


「坊ちゃま、鎖に繋がれて居るとはいえ油断されません

様に。特に魔族には」


その時魔族が言葉を発した。


【○△□○△□△□△□△□△□△。】


「なるほど、ペル殿の言っていた通りですね。

なにを言っているかさっぱりですね。」


俺は目を見開いて驚いた。


「いや…彼の喋っているのは日本語と言う言葉だ…」

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