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転生@転生  作者: ナヴァール
賢者@誕生
24/41

ご褒美!

はぁー…。へんな事になったなぁ。

冒険者になった途端にギルドマスターと戦う事になる

なんて。マチルダが最近やたらと俺を追い込んでくる。

もしかしてマチルダってドSなのか?!


もしくは俺の事をドMと思ってるのか?!

両方の可能性もあるな…。


俺達はギルドマスターの案内で建物の裏の修練場に

移動した。


ギルドマスターってどんな人なんだろう。今までは

マチルダしか相手が居なかったから、マチルダ相手の

打ち込みは慣れているが、それ以外は全く未経験だ。

相手が剣以外の武器だとまず動きが分からない。


魔法も炎はは慣れているがその他は使えるが

打たれた事もない。

駄目だ…考えれば考える程不安要素が増える。


少しでも情報が欲しい…。よし、少しセコイ気もするが

鑑定を使おう…鑑定。


〚ダーツ・マイト〛


 称号» ギルドマスター、剛腕


 年齢» 48歳


うーんヒントにならん…。剛腕かぁ…パワーファイターなのか?


「ボウズ、武器は何を使う?試合では木製の武器を使う。

ある程度種類はあるが、特殊な武器なら作る時間が

必要だ。因みに俺は両手剣だ。」


なるほど、両手剣でなぎ倒すパワーファイターだろうな。


「武器は片手剣です。あ、盾は使いません。」

片手を空けておくと魔法が撃ちやすいんだ。だから盾は

使わない。まあ、使った事もないけど…。


「なるほど、流石マチルダの弟子だな。スタイルは

同じか。俺は魔法は使えない。ただの剣士だ。

だがボウズは魔法剣士だろ?試験では魔法は禁止じゃない。

使って構わない。全力でこい。」


そう、マチルダと同じ戦闘スタイルだ。基本はね。

マチルダは剣に炎を纏わせて炎の剣で攻撃する。

空いてる手で火球やら火炎放射も織り混ぜて

自らもその反動を使い舞う様に剣を振るう。


俺もそのスタイルは習得している。本家には届かないが。

俺にはそれ以外に7属性も使える。使い方は…まあ

色々だが、今はマチルダと同じだと思わせる方が

優位に事が進められそうだ。


「ではそろそろ始めるが準備はどうだ?」


「大丈夫だと…思います。お手柔らかにお願い致します。」


「なんだ?師匠と違って割と言葉を知ってるじゃないか。

マチルダはもっとガキ臭い荒くれ者で言葉を知らん奴だったがな。」

えー。今のマチルダからは想像出来ない。


「ギルドマスター、余計な事は言わなくて結構です。

早く始めてください。」


「へーへー、わかったよ。人は成長するってこったな。

じゃあボウズ、始めるか。

このコインが地面に落ちたら試合開始だ。」

そう言ってギルドマスターがコインを高く放り投げた。

いよいよか、俺は並列思考を起動する。


デュアル起動


戦闘自体に集中する思考と客観的に相手と自分を見極める

思考を分ける。すると戦闘中でも割と冷静に判断が

出来るからだ。

これをしないと鍛錬でマチルダの炎で

消し炭にされるわけだ。


コインが地面に落ちたら瞬間、ギルドマスターが突っ込んで来た。ほんとにパワーファイターか?!メチャクチャ早い。

マチルダよりは遅いがこの体の大きさでこの速さ!

流石一級だ。油断したらやばいな。多分だけど

あのスピードで繰り出す両手剣をまともに食らったら

一撃ノックダウンだろう。これは避けるか受け流すしかないな。まともに剣で受けたら剣ごと押し切られそうだな。


俺は火球を打ち出し牽制するも難なく避けられて

ギルドマスターが止まる事なく突っ込んでくる。

そのまま両手剣を横に薙ぎ払う。


俺は炎を使い、マチルダ流の舞う様な動きで回避。


「流石マチルダの弟子だな。マチルダと同じ動きか」


やっぱりこの人はマチルダの動きを知ってる様だ。


「嫌と言うほど見てきましたからね。」


「なるほど、では少し力を出すぞ。どこまでついて

これるか楽しみだ。」


再びギルドマスターが飛び出した。

さっきより早い!全然本気じゃなかったのか!


今度は上段に剣を構えながら突っ込んでくる。

俺はさっきと同じ要領で横に回避する。

さっきまで俺のいた所に両手剣が振り下ろされる。


両手剣が振り下ろされたと同時に地面が爆破したかの様に

砕け散る。

破片が飛び散り軽く被弾する。そして凄い土煙の中から

振り下ろされた剣が斜め上に向かい振り上げられこちらに

向かって来ていた。

凄い切り返しの速さだ。このままじゃマズイ。


俺は剣に氷を纏わせて切り上げられる剣を滑らせ、

受流した。

ギルドマスターは驚いた様子だ。

受流しには成功したが流石剛腕、勢いを殺せず

大きく後ろに飛ばされた。なんとか着地したが、

追撃のなぎはらいの体制でギルドマスターが迫っていた。


流石ギルドマスターにしてマチルダと同じ一級か。

マジでナメてたら一撃貰って終わるな。


ちっ!あんまり人前で、特にマチルダのまえで

使いたくないけど自分のスタイルで

戦わないとマズイ事になりそうだ。


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