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転生@転生  作者: ナヴァール
ファンタジー@転生
20/41

審判の結果

俺達は最初の応接室で神官長の説明を受ける事になり

みんなで応接室に戻った。


「皆様、さぞ驚かれたでしょう。私自身もそうです。

こんな奇跡の瞬間に立ち会えて光栄に思います。」


「神官長よ、我が息子は…どうなのだ。私は審判に

詳しくはない。だがあれは聞いた事の無い現象だ。」


「アビタス様、落ち着いて下さい。ではまず

結果からお伝えします。ダイチ様は闇魔道士では

有りません。

しかし、聖魔道士でもありません。」


「どうゆう事だ。」


「皆様ご存知のとうり、闇魔道士とは闇属性の魔力の

持ち主の事です。

反対に聖魔道士とは闇以外の属性を持つ者の事です。

ダイチ様は闇属性をお持ちです。」


「なっ!」

「え!」

「くっ!」


「しかし同時に闇以外の全ての属性もお持ちです。」


「は?」

「どうゆう…」

「ん?」


「過去に全ての属性を操る者の事を人々はこう呼びました

【賢者】と。ですのでダイチ様は聖魔道士でも、

闇魔道士でもなく【賢者】と呼ぶ事が妥当かと。」


「エェ〜!」

「なんだと〜?」

「神よ…。」


拝啓〜駄女神のアーリントン様

5歳児でまだな〜んにもしてないの。ね?

頑張って剣とか、魔法とか覚えたりさ?

その過程がなかなか楽しいわけじゃん?

成り上がりってゆうやつ!わかるよね?

なのにさ、5歳になって数日勉強したら賢者って

おかしくない?チートはチートで良いんだけどさ、

チート使ったぜ!的な?どうだ!凄いだろ?的な?

感覚がないの。だって俺も知らないんだもん。

ドッキリ仕掛けたつもりの人が実はドッキリに

かけられてる様な感情です。貴方は…やっぱり…。

駄女神でしたね。


「い、いきなり賢者とか言われても、まだ俺は5歳児だし、

何がなんだか…。」


「ダイチ様、混乱されるのは分かります。いきなり

賢者だと言われても実感は無いでしょう。近くで

拝見した私も未だに混乱しております。

ですが七色の虹は明らかに7属性を表しています。

更に蜃気楼の様な揺らぎは無属性特有の物です。

したがって全8属性を全てお持ちなのは確かな事実です。」


「そ、そうなんだ…」

マチルダも口を開く。

「坊ちゃまが特殊だとは思っていましたが…まさか賢者とは…」

続いて父上。

「全属性など聞いた事がないぞ。これはどうしたものか…

私個人で収まる話ではなくなったな…殿下にも

報告しなければ…賢者の再来と…我が子が…。」


神官長が再び口を開く。

「そうですね。この事はこの国を揺るがす事態です。

国王陛下に報告すべきでしょうね。アビタス様

私もお供させていただけないでしょうか?」


「是非も無い、こちらからもお願いしたい。」


「では早速使いの者を城に出向かせておきます。

陛下もお忙しい身、謁見がいつ叶うかわかりませんからな。」


「そうだな。皆、国王陛下に報告が終わるまで

ダイチの事は内密に頼む。要らぬ誤解を招くやも

しれんからな。」


「は!」

「承知致しました。」

「分かりました。」


マリナが唐突に話をしだした。

「ダイチ様。差し出がましい様ですが

ダイチ様がご活躍される為には

もう少し魔法を理解する必要がございます。

ですので成人までは修行なさるのが良いかと。」


「コレ!マリナ!いきなり失礼ではないか!」

神官長に続いて父上も口を開いた。


「よいよい。マリナとやらの言う事も一理ある。

私はダイチを過保護に育て過ぎたと思っている。

あまり外に出した事も無かったからな。

そんな世間知らずで、魔法のマの字も分からない

5歳児は見方によっては危険だ。

まずは常識や魔法の知識を覚える事は必須だろう。

賢者と呼ぶには余りに幼い。」


「た、確かにそうですな。」

俺が言うのもなんだが全くその通りだ。

5歳児に大金や力を与えるってのは俺もどうかとは思う。


「国王陛下とも相談するが、ダイチの力の事は

成人まで伏せておくつもりだ。もちろん陛下から

条件は出されるだろうが仕方あるまい。

ダイチには明日よりより一層、魔法と勉強を

鍛錬してもらう。よいな?」


「はい、父上!」

まあ、それが妥当だよな。さすが父上だな。


マリナが笑顔で近づいてきた。

「ダイチ様なら大丈夫です。鍛錬頑張って下さいね!

次回お会いする日を楽しみにしておりますね。」


なるほど、マリナにはまた会うって事ね。

「ああ!またね、マリナ。」


話はまとまった様だし、悪い方向に話が行かなくて

良かった。異端児扱いされたらたまったもんじゃないからな。

だけど国王から出されるかもしれない条件ってなんだろう。

単純に考えて、待ってやるから成人後は国に仕えろとか?

まあ、そのへんだよな。国益になる条件なはずだ。

5歳児にして就職先の内定頂きました。

どんな5歳児だよ!


その後、多少の雑談を交わして神殿から馬車に乗り

家に帰った。家に着くと母上が出迎えてくれた。


「おかえりなさいませ。貴方、ダイチちゃん。

どうでしたか?審判は。」


「只今戻りました。母上。」


母上は結果が気になる様だった。


「その話は中でしよう。ダイチ。今日は疲れただろう。部屋に

戻って休んでいなさい。話は私がしておこう。」


「ありがとうございます。父上」


俺はマチルダと自室に戻った。


「坊ちゃま。大変おつかれでしょう。お茶をお持ちしましょうか?」


「じゃあ、お願いしようかな?マチルダも一緒に飲もうよ。」


「よ、よろしいので?ではお言葉に甘えて。」

マチルダが二人分のお茶を用意してくれた。

おれたちは席に着きようやく一息ついた。


「坊ちゃま、早速ですが明日より魔法、剣術の

鍛錬を開始致します。」

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