転校初日
隼人「ここが理事長室だよ!」
愛羅「ここが…!?ちょっと待て!扉…でかくねぇか?」
隼人「(苦笑い) ちゃんとノックして入れよ!」
ガチャ
隼人「あ…」
??「誰だ?
ちゃんとノックして入れや!!(殺気)」
バコッ
愛羅「いってぇー!!」
隼人「人の話聞かねぇから…
巻き込まれる前に教室行くか…」
ってか、今コイツ…心竜出てたよな…
愛羅「宏ちゃん…誰に向かって言ってんだ?
なぜ殴った?(殺気)」
宏太「…その声…もしかして愛羅か!?」
愛羅「そうだよ!!(殺気)」
宏太「ごめんごめん(汗)
ノックしねぇからだよ…」
愛羅「あ?(殺気)」
宏太「ひぇぇー!(こえー)」
愛羅「宏ちゃん…歯食いしばれ!!」
バコッ
宏太「いってぇー!」
愛羅「やるからだっての!
それと、さておき!クラスは?」
宏太「あぁ…1-Sだよ!」
愛羅「1-S?」
宏太「ん?あぁ…1-Sは頭脳明晰、運動神経抜群、容姿端麗、家柄、族の幹部以上がいるクラスだ」
愛羅「つう事は…私の場合、双覇の総長ってことは隠してるから…
頭脳と運動神経、家柄で入ったってわけだ…」
宏太「そういうことになるな!(全部だけどな…)
あ!担任呼ぶな!」
愛羅「うん…」
ピンポンパンポーン
宏太「1-S稲留先生、1-S稲留先生、10秒以内に理事長室まで来てください。
さむないと…とある人に殴られるよ?フフッ
10、9、8、7、6、5、4、3、2…」
呼び出し方がおかしいなコイツ…
ってか…フフッって…きもい…
ん?稲留…?どっかで聞いた事あるような…
バンッ!
竜也「ハァハァ…
宏太!いつも言ってるが!その呼び方どうにかなんねぇのか?」
宏太「なんねぇな!」
愛羅「竜ちゃん!?」
竜也「愛羅か?」
愛羅「正解!流石竜ちゃんだね!(ニコッ)」
竜也「当たり前だろ!
まさか…宏太は分からなかったのか?」
宏太、軽く頷いてる フフッ
竜也「それで殴られたってわけか!ククッ」
宏太「何笑ってんだ?」
竜也「愛羅、男装してるけど誰だって分かるぜ?竜覇や双龍、哉島家なら誰でも…な!」
宏太「え!?」
愛羅「普段から男装してるから…」
宏太「あ!そうか…」
愛羅「ってかさ…早く教室に行かなくていいの?」
竜也「あ!そうだったー!!」
あ、忘れてたんだ…
竜也「じゃぁ…行くか…」
愛羅「ん。」
宏太「それと、愛羅!いつでもここに来ていいからな!」
愛羅「りょ!」
ガチャ
竜也「ところで名前は?
男装してんだったら偽名の方が良いだろ」
愛羅「そうだな…哉島 奏斗にする!」
竜也「奏斗か…良い名前だな!
それと、男装してんなら言葉遣いも気をつけろよ!」
愛羅「分かってるよ!」
竜也「着いたぞ!ここが1-Sの教室だ
合図したら入ってこい」
愛羅「りょ」
ガラガラ
竜也「お前らー席つけー」
ガヤガヤ
うっせぇーな…
ここまでうるせぇと、竜ちゃんが…
竜也「おい、てめぇら…
席につけと言ってるだろうが!!
言うことが聞けねぇのか?(殺気)」
ほらね!竜ちゃんが怒ると思ったよ〜
しかも、雷竜が出てるし…
まぁ…私は怖くないけどね?(笑)
竜也「今日は転校生がいるから紹介する
哉島入れ」
トコトコ
竜也「哉島、自己紹介しろ」
奏斗「竜ちゃん、なんで命令すんだ?
後で知んねぇからな!」
竜也「ごめんなさい。(こえー)」
まぁ…謝ったからいっか…
(稲先が敬語?一体、何者なんだよ… by クラス)
奏斗「哉島 奏斗だ。よろしく」
竜也「それだけ?」
奏斗「悪いか?」
竜也「いや…なんでもないです。」
奏斗「そうか、俺の席は?」
竜也「あぁ…窓際の一番後ろだ」
やりぃ!寝れるー!!
奏斗「ありがと」
竜也「あぁ!
今日も授業はない、自習だ!以上!」
え?授業ないの?自習か…
この学校のシステムが分かんねぇ…
宏ちゃんがいつでも来ていいって言ってたし、理事長室にでも行って聞くか…
にしても、周りの席いねぇな…
誰なんだろう…
??side
隼人さんの後ろに乗ってるやつ、見たことねぇな…
あ…もう行っちまったぜ…
??「隼人さんの後ろに乗ってたやつ、誰?」
??「誰やろな?」
??「いつも一人なのに…」
??「ってか、はよ行かんな俺ら遅刻やで!」
??「早く教室に行きましょう」
??「あぁ…」
??side end