ー閑話ー 三種の神器
今年が新天皇陛下の即位の年ですね。
今回は、改元と即位が行わる年ですので、「三種の神器」についておはなしをします。三種の神器は「草薙剣」「八尺瓊勾玉」「八咫鏡」の3つを指し、その当代の天皇の正統性を示すものと言われます。
では次に個々について述べます。
草薙剣、正式名称は「天叢雲剣といい。日本神話のスサノウが出雲にて「八岐大蛇を退治した時に、大蛇の尾の部分から見つかったものとされています。
その後時を経て「日本武尊は、駿河または相模において敵の焼き討ちに会いますが、自らの風下にあった草を、その剣で薙ぎ払い焼き討ちより逃げ延びたことから「草薙剣」と命名された事になっています。
神話にも実は法則性があります。大蛇は人の恐れるものとして自然災害である、鉄砲水や、土石流、軍隊の一列に並んだものとかんがえるとつじつまがあいます。今回は軍隊の方でしょう。
出雲の王国に攻め込んだスサノウ(スサノウノミコト)は大軍対峙します。そして友好の品として酒を渡す、もしくは寝静まったところを夜討ちしたのでしょう。この場合の八岐大蛇は八本の線の様に連なった大軍を示し、尾の部分から剣が出たことは、大将を討ち取りその剣を奪ったと考えるのが妥当でしょう。
そして現存するものは壇ノ浦の戦いで海中に沈んだものの複製品であり、皇居に保管されています。
「八咫鏡」は神話では、「天照大御神」が天岩戸に隠れたときに、外で大宴会をして岩戸をすこし開けたときに彼女の姿を映した鏡とされています。
ですが実際は平安時代に3度焼けその残った灰を箱に入れたものとされ、複製されたものかはよくわかっていません。
現在は伊勢神宮に本物が、皇居に複製品存在し2つ存在しています。
「八尺瓊勾玉」ですがこれが一番謎が多く「大きな勾玉説」「八尺のひもを通した勾玉」の2説があり、八尺の「尺」の部分も正式には「咫」と読み、手を広げたときの親指の先から中指の先のながさを一咫といいその8倍ではないかと言う説と、単純に8尺だろうという説があります。
また「瓊」とは瑪瑙のことだろうとされています。そして現在は皇居に保管されています。
ただ問題なのは690年の持統天皇即位のときのきろくには「神璽の鏡剣をたてまつり」そのことから、その当時、神器は2種類で勾玉は後に追加されたもの説、「神璽」が勾玉を指すものである説、勾玉は日用装飾品あるから省かれていたなどあり、後の2つとは明らかに扱いが違います。神話では、天岩戸の後につくられ天孫降臨時に地上にもたらされたものとされています。
この神器は天皇の即位のたびに継承されるもので、天皇陛下や皇族でも直接見ることのないものなので我々一般人は多分一生見ることはないものでしょう。
誰も見たことがないものですか、中々興味深いものですね。




