かつての都
掲載日:2026/06/09
かつては栄えた都····だが今では、誰も住むものもいない。
かつてはバラ色だった世界。それを取り返すため、何人もの戦士が挑み、敗れていった。
今では骨を拾う者もいない。
「どう?様子は?」
そう問う少女がいる。少女はピンクのフリルを着ている。
「分からないなあ」
そう問われた少年は返す。
なぜこのようなことになったのかと謂うと、一人の男が地球を放擲したので、地球は何もできなくなってしまったのだ。
その男は帰ってくるのだろうか?
殺人が酷かったが、その反面金稼ぎだけは凄い男だった。
「帰ってきてるのかしら?色が復活してる。」
そう返す少女。
「電話してみようよ」
そう別の少年が言う。
「イライラ症だったからねえ」
「けれども電話したら?」
「······」
意外と機嫌は直っていたようだった。
「どうなることやら···」
また住む人も居るのだろうか?




