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第一章第四話「"鳥鳴り"と呼ばれる男」

赤星・竜胆・花鳥の三人が大型呪魔を倒した事は翌日には学校内にすでに広まっていた


A「竜胆と花鳥と赤星?て奴が大型の呪魔を倒したらしいぞ!」


B「しかも竜胆に続いて花鳥も赤星一派についたらしいぞ」


C「赤星て奴何者なんだ?」


赤星はまた名をあげる事となった


おもち「いやー いっきにに名を上げちまったな!」


竜胆「そう気を抜いていると他の派閥の奴にそのまま取り込まれるぞ」


わさび「まぁまぁ竜胆 確かに赤星は少し調子に乗ってるけどたった2日ですごい事だよ?」


赤星は自慢気に竜胆を見つめる。そんな三人の元に阿毘が歩み寄る


阿毘「よーお前ら大型の呪魔を倒したんだってなやるじゃねえか。得に赤星お前転入2日でよくやったな」


赤星は自慢気に竜胆を見つめながら話すーー


おもち「おーよ先生!俺にかかればあんなのちょちょいのちょいよ!」


阿毘「調子乗ってたら足元救われるぞ」


赤星は少し反省した目で竜胆を見つめる


竜胆「さっきからこっちを見つめるな!」


わさび「先生僕達を褒めに来ただけではないですよね?なんの要件で?」


阿毘「流石"軍師"だなそう今日はお前らに依頼を一つ頼みたくて来た」


すると赤星が不思議そうに首をかしげる


おもち「依頼ってなんだ?」


竜胆が何かを思い出すーー


竜胆「そういえばお前に教え忘れてた事がある。この前俺たちは民間の人を守らなきゃいけないって話ししたろ?その為にえんこう内には相談所が設けられているんだそこで民間の人から依頼を受けたりするんだよ」


赤星は竜胆の顔をムスーと見る


わさび「まぁまぁ話しの途中で僕が割ってはいちゃったからね。許してあげな」


阿毘が話しに割って入る


阿毘「残念だが今回は民間の依頼じゃない校長直々の依頼だ。内容は"爆弾魔"の調査と捕獲だ」


わさびが興味ぶかそうに口を開く


わさび「爆弾魔てもしかしてあの"狂人"と呼ばれる「狂乱 伊丸」(きょうらん いまる)の事ですか?」


阿毘「正解だ。奴はここ最近円真格町での目撃情報が多々あるいずれも奴の出現場所には爆破後と呪魔玉(呪魔玉とは呪魔をボール状に収納出来る道具の事なおそこからでた呪魔は数時間程度で消える)の残骸が置かれているとの事だよろしく頼むぞ」


阿毘はめんどくさそうに消えてった


おもち「んーよくわからんな」


わさび「簡単に言うと狂乱伊丸て奴は複数人を殺害した事のある犯罪者でしかも狂人て異名があるほどにイカれてるからそいつを僕達で捕まえらって事」


赤星はだんまりと考えこむ


竜胆「後は調査するかだな情報が今の所一つもない」


わさび「シンプルに手分けして探るのが一番かもねーとりあえず適当に別れようか」


赤星と竜胆が頷くーーこうして三人は一旦別れて各自で調査を始めた


         〜神社にて〜


赤星は調査に疲れ神社で休憩をしていたーー


おもち「つかれたーーーーーーーー」


赤星が一息付いている時一人のおばあちゃんが神社の階段を降りようとしていたがその瞬間階段につまずき落ちそうになったが腕を掴んだ人間が一人、、、


おもち「おっとおばちゃん大丈夫か?」


腕を掴んだ人間は赤星だった。


おばあちゃん「あら、ありがとうね本当に助かったよこれあめちゃんあげるね」


赤星はあめをもらいおばあちゃんは帰っていったーーその瞬間を見たいた人間が一人いた


??「お兄さん優しいね。」


一人の青年が赤星に話しかける


おもち「まぁ助けるのが俺の仕事みたいだからな!」


青年「もしかしてお兄さんえんこうの人?」


赤星は腕を組み胸を張って口を開ける


おもち「そう!俺はえんこうの二年赤星おもちってんだ!」


青年は嬉しそうに話すーー


青年「やっぱりえんこうの人だと思った!」


おもち「あんたは名前なんて言うんだ?」


青年は赤星に背中を向ける


青年「知らない方がお互いの為だと思うよ」


青年はそう語ると消えてったーー


おもち「お互いの為?」


その後赤星達は神社に集合した


竜胆「全然ダメだななんの情報も無かった」


わさび「そうだねもう日も暮れるしまた明日にしようか」


おもち「そうだなもうクタクタだぜ」


三人が解散しようとした時神社の木の影からカサカサと複数の足音が聞こえる


竜胆「おい聞こえるか」


わさび「うん聞こえるよちょっと面倒くさそうなのが何体か」


そこ足音の正体は呪魔だったそれも大勢


おもち「どうなってんだ?」


竜胆「複数の呪魔これは多分呪魔玉から出た物だろうなて事は、、」


わさび「相手からわざわざ会いに来てくれるとはね"狂人"さん」


赤星は阿毘との会話を思い出す


おもち「!」「おいいるなら出てこい!」


その声に反応するかのように複数の呪魔から人が一人出てくる。それは昼赤星が会った青年だったーー


おもち「おい!嘘だろ?もしお前がそうじゃないってんなら今すぐそこから逃げろ!お前が!"狂人"狂乱伊丸じゃないってんならよぉ!」


青年は不気味な笑みを浮かべる


青年「ざーんねん僕が"狂人"と呼ばれる男 狂乱伊丸だよー」


赤星は歯を噛み締める


おもち「なにがしたいんだ!お前は!」


狂乱「そんなに叫ぶなよここは神社 神様がみてるよー まぁ今からここを壊すんだけど」


竜胆が狂乱を睨みつける


竜胆「貴様の犯行動機は全く読めないがここを壊すと言うのなら全力で防がせてもらう」


わさび「右に同じくかな」


両方臨戦体制に入る


狂乱「うーんもうめんどくさいなー、、殺れ」


狂乱は呪魔玉を投げるするとその中から出てきた呪魔は大型の呪魔だった。それと同時通常の呪魔達が神社に向かってはしりだす


竜胆「全力で神社を守るぞ!」


三人は呪魔達に攻撃を仕掛ける


赤星「紅 桜」

竜胆「リドラ」

花鳥「"基礎呪術"筆頭」


「ドォォォン!」


呪魔達を一掃する三人だが呪魔達は懲りずに攻めてくる


おもち「きりがないぞ!」


すると大型の呪魔が神社に向かって攻撃する


竜胆「まずい!守れない!」


三人は通常の呪魔達で手がいっぱい間に合わないと思ったその時だった


「守護鳥」


          「キュイイン」


大型呪魔の手が吹き飛んだ


??「全く先生が僕を派遣させなきゃ危なかったね」


狂乱「誰?きみ?」


その男はふんわりと降りたつその男はポンチョを着ていてとても爽やかな男だった


竜胆「お前は!」


おもち「誰だかわからんが助かった!ありがとな!」


??「いいよそれが僕の任務だからね」


狂乱がイラついた表情で口を開くーー


狂乱「だーかーら!誰なんだよお前」


その男はがニヤリと笑うーー


??「神社の守り神「狛犬」が守らぬならこの「不死鳥」が守ろうよ"鳥鳴り"「不死羅 すずめ」とは僕の事さ」



第一章第四話「"鳥鳴り"と呼ばれる男」

「終」





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