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第一章二話「"軍師"と呼ばれる男」

      〜赤星と竜胆とのタイマンの翌日〜


おもち「うぉぉぉ!ちこくぅぅ!」


学ばない 男赤星 おもちである。間一髪遅刻はまのがれた赤星は自分の教室に向かう


         「ガラガラ」


周り「おい、あいつ..」「昨日竜胆とタイマンしてたやつじゃね?」「まじかよ」


おもち「流石に影響力あるな」


そこにヌル〜と忍び寄る阿毘


阿毘「そうだお前が思ってたより竜胆という男の影響力は半端じゃなかったんだ。あと席座れ」


赤星は席に座った


阿毘「え〜お前らも知っての通り今日からこのクラスに転校してきた赤星おもち君だ。仲良くな〜」


周りが拍手したりよろしくと声掛けをする 赤星は満更でもなさそうにーー


おもち「よろしくな」


阿毘「よしじゃあお前ら今日も1時間だけ頑張るんだぞー」


赤星は阿毘の言葉に違和感を覚える


おもち「1時間?」


阿毘がすごーくだるそうにーー


阿毘「なんだお前聞いてなかったのか」


赤星は困った顔で


おもち「だってタイマンはってたから、、」


阿毘はまたすごーくだるそうにーー


阿毘「あー炎狐高校はな授業は一時間しかないんだよ元々ここは普通の高校じゃなく組織のような物だ一時間授業うけたらあとは皆んな各派閥の溜まり場に移動してるて訳だ」


おもち「なるほど、、楽でいいな!」


その後赤星は1時間授業をうけてから竜胆に昨日聞いた溜まり場に向かおうとした時だった


??「赤星君こんにちは初めまして!君と一緒のクラスになった 「花鳥わさび」(かちょう)ですよろしくね」


赤星は急に話しかけられてびっくりしたがあせあせと自分も自己紹介をする


おもち「俺は赤星 おもちだ!よろしくなわさび!」


わさび「うん!よろしくね!」


その後わさびと別れて竜胆が教えてくれていた屋上に向かったーー


竜胆「遅いぞ赤星」


疲れた顔で赤星がーー


おもち「初めての学校なんだから探すの苦労するに決まってんだろ、、」


竜胆がため息をつき口を開ける


竜胆「どうだ?少しは「えんこう」について理解できたか?」


竜胆の言葉に違和感を覚える赤星


おもち「お前変な呼び方するな「えんこう」て炎狐で「えんこ」じゃねえのか?」


竜胆は呆れた顔でーー


竜胆「お前まさか炎狐高校の呼び名すらわからなかったのか、、いいか?ここ炎狐高校は炎狐の「えん」と高校の「こう」をとって通称「えんこう」て呼ばれてるんだ」


赤星はそれを聞いて少し考えたが理解したようすだった


おもち「なるほど「えんこう」か悪くねえなでよまだえんこうについて理解出来てないからお前の口で説明してくれないか?」


竜胆が仕方なさそうに口を開くーー


竜胆「いいか?炎狐高校通称「えんこう」はなこのヴィランヘッズと言われる10程の地域の円真格町を拠点としている円真格町には他にも西陵南高校(せいりょうみなみ) 青谷市丸高校(あおたにしまる)などの組織があるが その中でもえんこうは群を抜いてトップだ なんせ円真格町の「ドンを担う高校」と呼ばれているからな ただうちには今えんこうをまとめるトップがいないだから俺が大将になろうと言うやつ同士が派閥を作りトップ争いをしている。そんな状況だがほかの地域は纏まりがついているせっかくだし他の地域の説明もしてやる。


二意丸市(にいまるし)の「ニュー・ユグドラシル」


石山闇雲街(いしやまやみくもがい)の「八咫烏」(やたがらす)


古部昔村(ふるべむかしむら)の「防炎団」


西隣市(にしどし)の"殺し屋"「死に人」


下野神町(しものかみちょう)の「霧人正門第一高校」(きりひとだいいち)


委託市(いたくし)の「円卓の使者」(えんたくのししゃ)


半端街(はんぱがい)の「アルク」


海洋町(かいようちょう)の「デスボーダーズ」


桐魔市(きりまし)の「特異科能力対策第0支部」(とくいかのうりょくたいさくだいぜろしぶ)


といったメンツだな」


赤星はスケールのデカさにただ口を開けて呆然としていた


竜胆「そういえばお前呼び名とかないのか?」


おもち「呼び名?なんだそら?」


竜胆は何回呆れた顔をすればよいのだろうか。また呆れた顔をした


竜胆「例えばだな、俺だと"貴公子"とかな」


おもち「えー"貴公子"?確かにお前らしいけどお前は"軍師"て感じがするなー」


竜胆は驚いた顔でーー


竜胆「うちにその呼び名ならいるよ"軍師"と呼ばれる男がね」


赤星もそれを聞いて驚く


おもち「本当にいるんか!"軍師"て言われるやつ!会ってみてー」


竜胆は何かを思い出したがそれを口に出す事は無かった


竜胆「そういえばお前「呪魔」(じゅま)についてはわかるよな?」


おもち「おん」


説明しよう呪魔とは人の負の感情が呪いとなりその呪いがふとしたときに意識をもち肉体を持った姿である


竜胆「俺らえんこうには呪魔から民間の人を守る義務がある。これは俺らだけに言える事じゃないほかのヴィランヘッズの地域の組織はみんなそうしている特にこのヴィランヘッズの地域は負の感情が集まり安いからなそれに犯罪の魔の手からも守らないといけないお前が思ってるよりも俺達はしないと行けない事が多いいんだ」


おもち「なるほどトップ取るだけじゃなく民間の安全も守らないと行けないのかー大変だな」


するとそこにある男が入ってきた


          「ガチャ」


目の前の男に部下達が殺気だつ


部下「おいおいなんの用だ?」「こら?お前一人で何しにきとんじゃ?」


竜胆「お前達やめろ」


竜胆の一言で部下達がさがるそしてその男が前にでるーー


??「やぁ竜胆君と赤星君さっきの話し何となくだけど聞こえてたよ。赤星君がここの事よく理解出来たみたいだし今ちょうど大型の呪魔が出たんだ一緒に倒しにいかないかなーなんて」


竜胆が少し考え口をあけるーー


竜胆「どうゆう風の吹き回しだ?大型となれば確かに難易度は上がるがお前の出来ない事ではないだろ」


??「その呪魔さ未確認の呪魔らしくてちょっと僕だけじゃ心ぼそいんだよねー」


おもち「何でお前がここに?


竜胆「あまりポロポロとこいつの前で言葉を吐くなよ。気おつけろ」


赤星は竜胆の言葉に首を傾けるーー


竜胆「さっき呼び名の話をしたろ?そうこいつが"軍師"と呼ばれる男「花鳥 わさび」だ」


         第一章二話「"軍師"と呼ばれる男」

                        「終」




       






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