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愛犬を愛しすぎたら、人間になって愛を伝えに来ました  作者: 鳶雫
五章 嫉妬って…事?
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(3)

席に案内されて二人で座る。イルカショーは満員で人で溢れかえっている。案内された席は前の方で、ショーが良く見える位置だった。この人数の中で前の方に座れるならかなり運がいい方だと思う。

ひまわりは目の前の水槽に目を奪われている。水槽の中にはイルカが数匹居るみたいだ。どんなことをするんだろう?わくわくするな…。

「何するの?」

「多分だけど…イルカが芸をするんだよ」

「そうなの?すごいね!」

「でしょ?見てて?」

「うん!」

やっと笑顔になった。良かった…ずっと真顔じゃなくて、安心したよ。ひまわりからすると…お手とかおかわりとか想像するんだろうな~?イルカがやっているところを想像すると、シュールだなぁ。

イルカのトレーナーが現れてショーを開始する。イルカが列を作って左右に動いたり、飛んで輪をくぐったり、忙しなくしている。今度は…お、トレーナーを持ち上げてジャンプ?!すごい!こんなことも出来るんだ!

水しぶきが飛んでくる。あらかじめ貰った雨合羽である程度は防げているけど、かなり濡れているような気がする。夏だし…濡れるのも楽しむってことなのかな。

「ははは!変な顔!」

「えぇ?!そうかな?」

「うん!」

いいな…こうやって誰かと違った感覚を共有できるのって。確かに、イルカが苦手な人とかもいるかもしれないし。全員が全員可愛いとは思わないだろうな~…。

「犬と似ているよね」

「どこが?!」

「いや、芸をするたびにおやつをねだるみたいな?」

「そうかな?」

ひまわりはバツが悪いのかそっぽを向いた。なんか…僕が他の動物をほめていると不機嫌になるな?嫉妬しているのか…?そうだったら、可愛いじゃないか…!

イルカが吊るされたボールを尻尾で叩くのが成功したと同時に、ショーは終了した。さて、全部回り終わったかな?あ、そうだ!最後に犬カフェに寄りたいけど、ひまわりは許してくれないだろうなぁ…。

「ひまわり?犬カフェに行ってもいい?」

「う~ん…いいよ!」

「ほ、本当に?!」

「うん!」

僕はひまわりの手を引っ張って犬カフェに向かう。どんな子がいるんだろうな?

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