表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛犬を愛しすぎたら、人間になって愛を伝えに来ました  作者: 鳶雫
五章 嫉妬って…事?
22/33

(1)

翌日、前日の疲れからか家に着いたら眠ってしまっていた。急いで準備をして水族館に向かう。水族館は家から30分程離れた場所にあった。

犬カフェ併設…?嘘だろう?!そんな水族館あるのか?水陸両方向から癒されるなんて、最高だ!

「ねぇ?行こう!」

「ちょっと待ってよ」

「まさか…うわき?!」

「えぇ?!なんでそんな言葉知ってるのさ?」

「き…聞いた!」

「へぇ…?」

僕が犬カフェの看板を見ていたからだろうな。それにしても…言葉の吸収が早いなぁ。誰から聞いたかは大体察しがつくけど、ちゃんと場合にあった言葉選びをしているし。

「じゃあ、行こうか?」

ひまわりを引っ張って連れて行く。中はひんやりとしていて、青いライトで照らされ、海の中から全体を見通せるようになっていた。様々な魚の群れが目の前を通り過ぎていく。

こうやって見ると、本当に綺麗だな。海に入りたいとは思わなかったけど、ガラス越しなら全然大丈夫だ。

「魚がいっぱいだね!」

「そうだね、光に照らされて綺麗だよね」

「美味しそう!」

「た、食べないよ?!」

「う~ん?」

分かってなかったみたい。ていうか、ご飯だと思ってたのか。間違ってないけど…水族館でその発言はまずいな…。

「魚を見て楽しむところだからね?」

「見て…?たのしい?」

「色鮮やかだし、綺麗でしょ?」

「うん?そうかも!」

うん、ダメみたい。諦めて先に進むか…。水族館はまだ早かったかな?いや、でも遊園地では綺麗って感覚は伝わったしなぁ…。僕の努力次第か?

先に進んでいくと、深海コーナーが見えた。さっきの空間より薄暗くなっている。小さな縦長の水槽にいくつもの珍しい魚が展示されている。

「うわぁ……怖いなぁ」

「そうなの?」

「口が大きくない?」

「大きい!」

「バクっと食べられそうだよ」

「やってみる!」

ひまわりは水槽に向かって口を開けて近づいていく。そろりそろり…って捕食側なのかい!

「違うよ!!バクっ!と食べられる側だよ?」

「ひぃぃ…こ…怖いかも…。」

ひまわりを手で挟み込む。ひまわりはちゃんと想像できたようでぶるぶる震えていた。深海魚って…モンスターじゃない?こんなのがあんな広い海にたくさんいたら…海なんか怖くて入れないよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ