表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

31/74

VS 聖女親衛隊2 時鳥&海鳥視点

...どうせ気づいてんだろうな...


「海鳥。行くぞ。魔導開花は発動準備頼む」

「了解」


アルティメットアイテムの髪留めで髪を留める海鳥。その瞬間、彼女の体はふわりと神々しい光に包まれる。目はオッドアイに変化し、中央は紅く染まる。彼女の二つ名、<紅姫>、その由来。


アイテム・焔の神の髪留め。


最高峰の性能を持つこのアイテム。彼女の頭を冷静にして、威圧感を漂わせる。


「俺も、行くぞ。」


ゴッドアイテムのピアスを耳に刺す。その瞬間、彼の体もふわりと神々しい光に包まれる。

目はこちらもオッドアイに変化し、中央は蒼く染まった。海鳥のクローンを倒した報酬。


神は完全な一は作らない。


「<魔力超強化>」「<超級錬金術>」


きっと世界の理想は、この二人だ。


「「<改変魔法・二重奏(デュエット)>」」


()()()()()()()()()


「「<二帝一体>」」


その瞬間、二人の体は二つになった(・・・・・・)

二人の体は分かたれ混ざりあったのだ。


「「最高じゃん(ねえか)!」」


刀を振るい、魔導開花。同じ体なのだ、高度な連携をするのは容易い。聖女親衛隊はたった二人の猛攻で崩されていく。後ろから猫が走ってきているのが見える。


「「邪魔するなよ猫帝っ!」」「にゃっ!?!?!?!?!??!」


それすら消し飛ばす。仲間か、相手かなんて関係ない。

今はただ、この感覚を研ぎ澄ましていたい。


俺(私)か、あいつか、それ以外かだ。


「何、これ...」

聖女は、目の前の化け物を見て、腰を抜かしてしまう。それもそのはずだ。自分の仲間を鏖殺していくさまを見て、どうして怖がらずにいられようか。二人の人外は、それを見逃さない。


「「<魔眼・衰弱>」」


圧勝。それ以外の言葉は、二人には似合わなかった。


「「<解除>」」。


当の本人達は、にへらと笑みを浮かべて、観客席に手を振っていた。

最も、観客を支配したのは微笑ましいという感情ではなかった。


恐怖である。


圧倒的不利な状況を、連携だけで押し切ってしまった。

それをやってのけた相手に、恐怖以外の感情を抱くことなどない。


「あれ?」「思ってたんと違う...」


あの二人に勝るものは、この世界には存在しないのだ。

世界中の、どこを見渡しても。


否、ただ二人。


「流石じゃのう!流石じゃのう!」

「...お二人とも、やりすぎです。」


女神と魔王。その二人が並んで、二人の目の前に立っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 観客この二人の心情まで分かったら急に砂糖ぶつけられたような顔しそう
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ