運営視点〜コイツラキモスンギィ〜
おはよ、
「特殊分岐入りました!?チート確認お願いします!」
その叫び声が聞こえてから、WBOの世界はより混沌に近づいていった。
「現最強をこのプレイヤーにぶつけろ!そうでもせんと不味いぞ!このプレイヤーなら神ルートまで行くかもしれん!しかし盲点だった、修正しなければな...」
「魔石でないようにプログラム書き換えます!」
この新人の男性職員が書き換えたプログラムが、さらなるバグを誘発させ、それを使ったグリッジで後にもう一人帝王系統が誕生するのだが...それは未来の話。
「海鳥ですかッ!? 流石にレベル1には荷が重すぎます!」
「取り敢えず海鳥を当てて、もし苦情が来たらお詫びの補填をすれば良い! 急げ!」
「海鳥召喚しましたッ!」
「ありったけのバフかけろ...って!?」
「それ弾けるんですかそうですかっ!?」
「待って特殊分岐入りました」
「ヤバいヤバイヤバイヤバイ!!!!!!」
そうして、運営は阿鼻叫喚の地獄絵図となったのだった。
______________________________________
「ふ、ふふ...魔王召喚してやったり...」
「フラグ立てちゃうんですかぁ...まあしょうがないか。」
「流石にこれしか見合うイベントなかったんですよねぇ...一個前なら女神の寵愛でも良かった気がするんですけど、あのプレイヤーがその選択肢選ぶと思えませんし...」
「邪魔するなッ!とか言い始めそうですよね...」
「選定の剣は無理ですよね...成功者一人もいないんですよ?」
「あのギミックは脳筋しか気付けないけどあのイベントを起こすのは脳筋には難しいですし...」
「というか前提条件すっ飛ばしてあの魔王イベントやってんですから気付けませんよ流石に」
「まあそうだよなあ...」
主任は片目を瞑っている。主任の名前は武蔵一郎。実は剣道も嗜んでいるそうだ。
「...魔力強化積み始めましたけど」
「気づきましたかそうですか!?!?!?!??!」
「もう無理だああああああああああっ!」




