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敬愛なる敵軍人様へ
どうでした? バカンスは楽しかったですか?
羨ましいですね。(笑)
私も水着回を体験してみたいですよ。
まあ、今回はデートくらいには行きたいですがね。
まあ、とりあえず
親愛なる敵兵様へ
いいねぇデート。俺も行ってみたいよ。
水着の後は遊園地でデートくらいしてみたい所なんだがね。
まあ、そんなことよりも
ぶっ殺してやりましょうか、このクソ野郎。
いっぺん死んでこい。このクソ野郎。
やあ、記者ちゃん久しぶりだね。
「○○○○○○」
まだ死んでなかったのかって酷くない?
全く、記者はみんな私にきついね。
「○○○○○○」
まあ確かに記者をストーカーしてる訳だけどやましいことがあるわけじゃない。
「○○○○○○」
いつものはなくていいのかって?
あー、忘れてたよ。
さて、現在、世界は戦時中だ。今から80年ほど前にソ連がキューバにミサイル基地を建造、アメリカと全面戦争が始まり、その結果、国連が『共産主義』と『資本主義』に別れて冷戦が激化、二大勢力がぶつかる第三次世界大戦が始まったわけだ。
さらに『資本主義』、『共産主義』の中からキリスト教やイスラム教などの宗教が突然、独立を宣言し、唯一神を信仰することで全ての人類を統一するという『神政主義』が出来た。
そして現在の地球は『資本主義』、『共産主義』、『神政主義』、の三勢力が戦争しているわけで、中でも『神政主義』だけは自分の領地からあまり出ず、領地の防衛だけに専念している。
そのため『資本主義』と『共産主義』の勢力争いになっているというわけだ。
ここで重要なのは『神政主義』が自分の領地の防衛に専念しているというところだ。確かにその通りでもあるのだが宗教を使って金を儲けようとする『資本主義』とはあまり仲が良くない。それに比べてみんなで仲良く楽しく平等に生きよう。というのを掲げる『共産主義』は『神政主義』の神がお造りになられた人間は皆平等であるという精神と似通っているところがあるためか仲がいい。
ここまではいつもと同じだね。
「○○○○○○」
ははは、褒めてくれてありがとう。
君の言う通り私達が頑張っているから戦争が続いているんだね。
「○○○○○○」
今までか。君とは違う記者を追っかけてたんだよ。
おっと、そんな顔をしないでくれ。だいたいその記者というのは男だ。
仕事で追いかけていただけで私情は入っていないよ。
「○○○○○○」
そっか、やっぱり私だけが彼女なのね
って、君も彼女じゃないよ。
はいはい、そんなムスッとしない。だいたいなんでそこまで焦っているのさ。
「○○○○○○」
ああ、そう言えば、記者って忙しいんだっけ。
仕方ない。いつか私が嫁にもらってあげよう。
「○○○○○○」
ははは、そこまで喜んでくれたら嬉しいな。
さて、本題に入ろう。
この頃手伝ってくれていた記者くんが編集のために『共産主義』の首都に留まっちゃってね。編集のためだから私は何も出来ないんだよ。
「○○○○○○」
そう、だから前任の君に頼もうかなってね。
「○○○○○○」
うん、やっぱり君は話が早くて助かるよ。
今回の子は扱いやすい割に色々聞いてくるめんどくさい奴だったからさ。
君は優秀だし、話が早いし、可愛いしで本当に楽だよ。
世界を1周しまくっていることを除けばだけどね。
えーと、そうそう、場所だったね。
今回は北極だよ。確か地球温暖化対策が沢山されたおかげでとても広くなった場所だね。
そこの近くに『神政主義』が実験棟を構えているからそこに行けばいい。
今回は寒くなるだろうからきちんと着ていきなよ。
「○○○○○○」
うーん、いつも意味深なことを言っているわけじゃないよ。
私が思ったことをそのまま言っているだけだよ。
今回はなさそうかな。まあ、頑張ってね。
「○○○○○○」
ああ、違う違う。私の肩書き少し変わったんだよ。
今は世界情報機構『死神』担当の『私』だよ。
そうだ、君の言うところの意味深な言葉が1つあったね。
君は怪物が人間でいられるために必要な要素を知っているかな?
くれぐれも死なないようにね。




