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エピローグ

さてその後、彼らがどうなったのか書くことは簡単だろう。

能力を奪うとされていたが、実際には能力を写し取るだけの機械を配布しただけ。

桂五郎は裁判でどのような判決を受けたのか。

能力を写し取っただけでなく、大量殺人犯である金鹿トメは若年で判断能力が十分でないとされる可能性があるが、どのように裁かれたのか。

晋作、野薔薇、そして主人公であるコーシたちがそれによって何を考え。どう行動し、どのような結果になったのか。


だがこれらについてはあえて書くことはしない。

なぜならば、現実を「写し取った」この物語は

現実の方ではまだ終わりを迎えていないのだから。


AI技術の発展によりAI絵師が現れ、手描き絵師の能力を「写し取る」

その事例は現在進行形で起こっている物語だ。

だからこそ。

この先の物語はあなた方が考えて欲しい。


AI絵師のメタファーである桂五郎の罪状はどれほどが適当か。

AI絵の技術を悪用している人間のメタファーである金鹿トメの罪状はどれほどが適当か。


そしてあなた方ならば彼らにどのような言葉をかけるのか。

罵詈雑言しか浮かばないのならそれでもかまわない。

二人とも死刑。それでもかまわない。


だが、理由だけは考えて欲しい。

なぜ罵詈雑言をぶつけてもいいと考えるのか、

なぜ死刑にすべきと考えるのか。


考えることのできなくなった人間はただの葦にも劣る。

感じるだけならばそれこそ動物にも出来るのだから。


だからこそ学んで欲しい。

先人たちの残した言葉に。彼らの血で描かれた記録に。

私はそう思うのです。


さてこの物語の創造主クリエイターたる私から言えることは以上ですが。

せっかくなのでこの場を借りて言っておきますか。


二次創作密かにお待ちしております!!

特に金鹿トマリ君か金鹿トメちゃんのわからせ系快楽堕ち同人誌とかあったらこっそり確保しに行きますんでよしなに~

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