表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/19

第3話 眠気とお風呂。

本日ラストの投稿です。


そう、ここまでは何ら問題もなかった。

一瞬で転生したり、赤ん坊になっていて身体の可動域が少なかったりで、それは驚いた。オムツにお漏らししたり、おっぱい飲んだりと、精神攻撃も耐えてきた。


でもフローラ様、何で自分の子供なんだよ!?


最初「ママですよー」ってヨメナに抱っこされた時は衝撃すぎて、わちゃめちゃに泣き叫んだあの日のことは今でも忘れていないからな! 


そして極め付けは性別。何故女なんだよ。


おむつ替えで初めて自分の股を見たのときの俺の感情、あれは真似できないほどの無だった。

もう頭の中真っ白でただただ泣きじゃくったことしか憶えとらん。ヨメナが言うには更に高熱もでて、それが長引いたから大変だったとか。


このダブルパンチで始まった俺の人生、本当に幸せになるのかよ……。次女神似合うことがあったら絶対文句いってやる。


そう心に決めて、二枚目の焼き菓子をパクッと小さく可愛らしくなった口を放り込んでいく。


「シア、さっきご飯食べたばかりでしょ。もう夜も近いんだからそれでやめときなさい」

「はーい」


かという俺も二歳児にしては食べない方なので、菓子やデザートは別腹とはいえ数枚が限界であった。


手についた菓子のかすを払い、メイドのティアに口を拭いてもらう。そして今の背では高すぎる椅子からひょいとジャンプしており、ヨメナの元へ駆け寄った。

そんな俺をヨメナは抱っこして頭を撫でてくれる。

心地良くて、少し眠気を誘ってくる。プラス、ヨメナの抱っこは全身が柔らかいものに包まれてる感じがして、睡眠に快適なのだ。この二年間ヨメナに数えきれないほど抱っこされてる俺がいうんだから間違いない。


「ライカ、シアが眠そうだからお風呂に入れたいんだけど、準備はできてるかしら?」

「はい、後少しでお湯も溜まると思うので今から入られても問題ないと思います」

「わかったわ、ありがとう」

「いえ、私とティアは先にお召し物だけ準備してまいります」


そう言ってティアを連れて部屋を出ていった。


俺とヨメナはそれを見送りつつ、親子らしく(?)仲良く話しながらお風呂へ向かった。


この家のお風呂はでかい。昔冒険仲間といった温泉街で入った露天風呂くらい規模はある。流石にあの温泉には気持ちよさも景色も勝てやしないが。


「はい、シアばんざいしてー」

「うーんっ」


いやいや着させられているワンピースを脱がしてもらい、下着姿になる。うん、女の子らしい可愛いパンツだ。実は少し前までおねしょが治らずずっとおむつだったのだが、その数も減りようやく卒業というわけだ。

そのパンツを脱いで股を確認して見るが、今は女なのでもちろん何も付いてはいなかった。


服を脱ぎ終わり、すっぽんぽんになるころにはティアもライカも合流していて、ヨメナ含め下着姿になっていた。


「ヨメナ様、やっぱり大きいですね。どうしたらそこまで大きくなるんですか?」

「うーん、分からないわね。でもここまで大き過ぎると色々大変だからライカくらいがいいわよ」

「私もお姉ちゃんやヨメナ様みたいにちゃんと膨らみますか?」

「成長期なんだからこれからよ」

「はい、頑張ります!」


風呂の時間になると、胸の会話が多発的に発生する。俺から見てもヨメナは規格外、ライカは普通、ティアの胸は膨らみがあるといえばある。といったくらいだ。

ライカとティアは可愛らしい狐耳と尻尾を持った狐人族姉妹。きっとティアもライカと同様、しっかりと成長することだろう。


みんなの胸を見てそう考察していると、視線に気付いたのか、ティアが安心してくださいというばかりに、肩を掴んでくる。


「シア様はまだ二歳ですし、気にすることはありません。というか、ヨメナ様の遺伝が流れてるので、心配いらないです!」


いや、心配してないし。


「取り敢えず、ティア落ち着きましょうか。それにこのままだと風邪引いちゃうからさっさとお風呂入っちゃいましょ。シアもおいで」

「はーい」


ヨメナに連れられ、お風呂の中へ入る。そして椅子に座りヨメナに髪の毛や身体を洗い流してもらう。髪の毛が湯に浸かるとダメなのでヨメナに結んでもらってから湯船に浸かった。


「はぁ……気持ちいぃ……」

「シア様その言動毎度ながらおじさん臭いです」

「こらティア、シア様に失礼でしょ」

「ごめんなさい、お姉ちゃん」


そう言いながら俺の隣で湯に浸かり始めた。そしてライカ、ヨメナも泡を洗い流してから順番に湯に浸かり始めた。

ヨメナの湯に浮く胸はいつ見ても何とも言い表すことのできない素晴らしい光景だ。


「そういえばヨメナ様最近忙しそうですね。やっぱり豊穣祭の打ち合わせですか?」

「そうね、ライカにも資料整理とか手伝って貰ってるんだけど、今年はやけに出店したい商会や商人が多いのよ」


豊穣祭。各地方や国々から商人たちが集まり、珍しい品を販売していたりするので、俺も何度か行ったことがある。


「賑やかになるといいですね」

「そうね」


これ以上はただの世間話になってしまったので、割愛しよう。



お読みいただきありがとうございます。時間投稿予定は明日の夕方ごろを予定しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ