表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/19

第17話 捜査

今回は主人公が登場しません。

ヨメナやガーネットたちの話になります。短めですがお付き合い下さい。


「此処にも居ないようです」

「そうですか。潜伏先を掴んだと思ったのですが……」

「ガセの情報でも摑まされたんじゃないか?」

「それは無いはずです。恐らく私達がこの潜伏先の情報を掴んだことが何処からか漏れた可能性が高いです」

「という事は私たちの中に裏切り者がいるかも知れないって事ですか?」

「ゼロではないですが、犯人は誰にも悟られず計画を実行し成功させた者たちです。内側に裏切り者がいるより見張られていた可能性の方が高いでしょう。このように」

「っ!?」


ゲオイルは部屋の天井隅を目掛けて腰に備えていた短剣を放った。すると丸い何かにその短剣が突き刺さり、割れて床に転がった。


「これは……」

「微力ですけど魔力を感じます。まさか」

「はい。恐らくこれで私達が今この場所にいるのもバレたと思って良いでしょう」

「後手を踏まされてるって訳か」

「それでも犯人たちがいつ動くかは大抵予想がつきます」

「一週間後の豊穣祭」

「はい、そこが私達の勝負どきでしょう。ラッキーな事に現在この街には普段より優秀、そして多くの冒険者が大勢います。貴方たちにばかりに無理させるわけにはいかないですし、それまでは依頼でも出して厳重警戒させましょう」

「私達は別に」

「まだ幼い娘がいるでしょう。子供の成長は早いですからそばで見守ってあげなさい」

「はい、ありがとうございます」

「その分今日は目一杯働くから任せてくれゲオイル先生」

「うむ、頼んだぞガーネット」


そう言って三人は次の目的地へと向かった。

お読みいただきありがとうございます。ブクマやいいね高評価お願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ