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第15話 騒ぎの翌日。

投稿しようとしたら寝てました……。


次の日。


「ふわぁ……」


欠伸をして起きあがろうとすると、身体にまとわりついている何かにそれを阻まれた。


そうだ。昨日はガーネットたちが家に泊まったんだっけ。部屋はいくつか空いてるから三人くらいなら問題ないよってことで。

それなのにフレデリアは俺と同じベッドで寝たがり、断るのも面倒だったのでそれを仕方なく了承したのだ。

なのでこの身体にまとわりついている正体は間違いなくフレデリアで間違い無いだろう。

全く、寝相が悪いのは困ったものだ。


「シア様、フレデリア様、おはようございます」 

「あっ」


丁度良いタイミングでティアとミラが来たので、二人に手伝ってもらいその包囲網を脱出した。


「ふぅ、たすかったー。二人ともありがとう」

「いえ、当然のことです。フレデリア様も起きてください。もう朝ですよ」

「むにゃむにゃ……後もう少し……」

「最近始めた剣の稽古はどうするんですか」

「するに決まってるでしょ!」


俺が暴れても起きなかった今までが嘘のようにベッドから飛び起きた。そしてミラから服を受け取り、高速で着替えていく。着替え終えると木刀を手に取り、勢いよく扉を開けて出ていった。


「シア様はゆっくり着替えてから朝食にしましょう」

「うん」

「ではばんざーいお願いします」


手を挙げて着ていたパジャマを脱がしてもらう。そして予め用意してくれていたワンピースにティアが着替えさせてくれた。


「はい、これで完了です。では朝食にしましょうか」

「今日はなに?」

「今日はですねー、塩のおにぎりとレタスとトマト、それにベーコンとチーズを挟んだサンドウィッチですよ」

「なんかお昼ごはんみたい」

「よく気づきましたね。実はヨメナ様とガーネット様が朝方から用が有りましたので、時短のためにお弁当として持って行ける料理をと」


そこでおにぎりとサンドウィッチというわけか。


「いいこと思いつきました!丁度お日様も出て良い天気ですので、ピクニック気分でお庭で朝食を食べましょう!それにフレデリア様たちも一緒の方が美味しく朝食が頂けます!」

「フレデリアが何してるか気になるだけでしょ」

「そ、そうとも言いますー」

「まあ、いいけど」

「ありがとうございます!では私は先に準備して待ってますので、ゆっくり庭の方へいらして下さい!」


ティアは猛スピードで部屋を出ていった。まあ、俺も気にならない訳でも無いしな。フレデリアも母親ガーネットと同じ大剣使いを目指しているのだろうか?それとも……

まあいい。取り敢えず庭に行くとしよう。






このままストーリーは進めますが、フレデリアが主人公の娘であることが分かるのを一章のラスト辺りにずらしたいと思っています。

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