荻原規子『空色勾玉』『もうひとつの空の飛び方』
どうも、そらいろさくらです!
普段は詩やエッセイを書いています。
本作では私が普段読んでいる本を紹介いたします!
本についての文章は『あなたのベストワン』という作品も書いていて読者様の人生ベストの作品を私が読んでその感想文を書くという趣旨なのですが、今回はもっとライトに最近読んだ本を紹介出来ればと思います。
荻原規子『空色勾玉』(徳間文庫)
この作品は『ベストワン』で時空まほろ様からご紹介いただいた作品です。時空様のベストワンは『空色勾玉』からはじまる三部作とのことですので『ベストワン』には三作まとめて紹介する予定です。
現在、『空色勾玉』は読了していて、第二部にあたる『白鳥異伝』の上巻を読んでいます。
まほろさん!『ベストワン』での紹介はもうしばらくお待ちくださいませ!
詳しくは『ベストワン』に書きますが、めちゃくちゃ面白いです!普段ほとんど小説を読まず、ファンタジーには苦手意識のある私がここまでこの作品を楽しめるとは思っていなかったのでびっくりしました!
この作品は日本の神話を下敷きに書かれた作品で、『古事記』や『日本書紀』を読むとより楽しめそうです。
幸い『古事記』はすでに持っているので『空色勾玉』のエピソードと読み比べてみたりしました。
他の本につながる本って素敵ですよね。私が『古事記』を購入したのも吉本隆明著『共同幻想論』という著作からのつながりです。
荻原規子『もうひとつの空の飛び方』(角川文庫)
これは時空様に『空色勾玉』をご紹介いただいた時点で唯一私が持っていた荻原規子先生の作品です。
『ベストワン』を書くにあたって少しでも事前情報が手に入ればと思い再読しました。
荻原先生のデビュー作でもある『空色勾玉』をめぐるエピソードも書かれていて興味深く読めました。が、どうやら長い作品らしいということが分かり若干読み始めるハードルが上がってしまった感がなきにしもあらずでした。
まあ、読み始めたら長さ(本の分厚さ)は気にならなくなりましたけどね。
むしろ、幸せな読書の時間がまだまだ続くんだという心強さになりました!
他にも、『ナルニア国物語』をはじめとする名作ファンタジー作品についても言及されていて、それらもまた面白く、物語の書き手としてはもちろん、読み手としても(エッセイの書き手としても)素晴らしい方だなと思ったしだいです。
さてさて今回はここまでです。
なんだかんだ言って、ベストワン関連の作品ばかりになってしまいましたね。
初回ということでお許しいただければと思います。
それでは失礼いたします。
またね。