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Case 80「遊びに来たリーフェルちゃん」

12月に入り、この世界も寒さを増してきた。

ボクはある日、いつもより早い午後2時頃にバイトを終え、家路を急いでいた。


(未青の荒い息遣い)


そんなボクは、今にもおしっこが漏れそうな状態だ。次第におしっこはパンツにチビりだしてきて、膀胱がかなり激しく痛む中ボクは家路を急いでいた。


(玄関のドアを開ける音)

未青「ただいまー。」

フレイン「未青くんおかえり。今日は早かったね。」


玄関を開けて家に入るボク。そこでボクの体に、膀胱を起点としたかなり激しい痛みが走った。


「ああっ… ああああっ…」

(ジュジュッ… ジュウウウウウウウウウウウウウ…)


ボクは玄関のたたきの部分で、我慢していたおしっこを漏らしてしまった。


フレイン「あらら未青くんおもらししちゃった…」

未青「うん… 帰る途中ずっと我慢してて…」

フレイン「大丈夫だよ。手洗いうがいしたらシャワー浴びようね。」

未青「うん…」


ボクは履いていたショートパンツとタイツ、それにパンツがびしょ濡れのまま、手洗いうがいをして、それを脱いでシャワーに入った。


そのシャワーを浴びている最中、何かリビングの方でしゃべっている声がした。センセイとシャピアさんと、後一人いる。


(後一人誰だろう…)


シャワーから出たボク。センセイが用意してくれた替えのパンツやスカートに着替えて部屋に戻ると…


「あ!未青さん!」


なんとリーフェルちゃんが家に来ていた。


「リーフェルちゃん!久しぶり!」

「えへへ。来ちゃった。」

「それにしてもなんで?」

「だって。未青さんの家、前の未青さんの誕生日の時の1回しか行ったことなくて。お姉ちゃんの先を越したかったんだ。」

「で、この家は4月の誕生日の時を思い出して来たの?」

「うん!」

「リーフェルちゃん記憶力いいね。」

「えへへ。だって誕生日パーティーとっても楽しかったから。」

「ありがとうリーフェルちゃん。」


リーフェルちゃんにとって、4月の誕生日パーティーはとても楽しかったようだ。ボクはその時のことを思い出して、ボクもとても楽しかったなあと思っていた。(おもらしもしてしまったが)


「とりあえず何して遊ぶ?未青さん?」

「うーん。でもボクゲーム何も持ってないからなあ…」

「そうなんだ… ちょっと残念(苦笑)」

「ごめんねリーフェルちゃん。」


すると、そこへシャピアさんが一言声を上げた。

「確かリビングのテレビ台の引き出しにトランプがあったわよ。」

と。


「そうなの?ありがとうシャピアさん。」

「うふふ。せっかく遊びに来てくれたんだから、楽しませてあげなきゃでしょ?」

「そうだね。それにしてもあのトランプあそこにあったんだ…」


ボクはテレビ台のところに移動し、トランプを持ってきた。それは確かに、よく食事の後とかにセンセイやシャピアさんと一緒に遊んだトランプだ。


「わーい!」

「とりあえず何する?リーフェルちゃん。」

「うーん。とりあえずスタンダードに、ババ抜きにしようかな。」

「いいね。やろうやろう。」


こうして、リーフェルちゃんとのババ抜きが始まった。

その15分後。

「未青さん、どっちだか分かりますか?」

「う~んどっちかな…?」


リーフェルちゃんのもっている2枚の札。そのうちの1枚はジョーカーだ。


「うーん… じゃあこっち!」


ボクは意を決して、リーフェルちゃんが持っている札の(ボクから見て)左の方を抜いた。

そしてボクはおそるおそる、抜いた札の裏面を見る。


「!」

その札はダイヤの5だった。クローバーの5と合わせて場に捨てられることができ、ボクはこれで上がりだ。


「やった勝ったー!」

「あー負けちゃいましたー未青さん…(苦笑)」


するとそこに、

(ドアのチャイムの音)


玄関のドアのチャイムの音が鳴った。

フレイン「誰だろう?」


センセイが玄関のドアを開けると…


(恥ずかしそうな様子で立っているレクファニー)


現れたのはなんとレクファニーちゃんだった。そんなレクファニーちゃんの履いているグレーのスカートは前の方がぐっしょりと濡れていて、足元には水たまりが広がっている。


未青「あ、レクファニーちゃんいらっしゃい。あと大丈夫…?」

レクファニー「未青ちゃん… うん… で… 出ちゃった…」

リーフェル「お姉ちゃんまたおもらししちゃったの?今日4回目だよ…(苦笑)」

レクファニー「ちょっとリーフェル、未青ちゃんの前で言わないでよぉ…」

フレイン「とりあえずレクファニーちゃん、シャワー浴びよう。」


レクファニーちゃんはシャワーを浴びに行った。レクファニーちゃんは万が一おもらしでスカートが濡れた場合に備えて替えのスカートを持ってきていたようで、シャワーから出るとそれに着替えていた。オレンジ色のギャザースカートだ。


「どう未青ちゃん?可愛い?」

「うん!可愛いよ。」

「ありがとう未青ちゃん。未青ちゃんのスカートも可愛い。」

「えへへ。ところでなんだけど、レクファニーちゃんはなんでボクの家に来たの?リーフェルちゃん迎えに来たの?」

「そうだよ。」

「やっぱりそうか。じゃあせっかくだから…」


ボクは一つレクファニーちゃんに提案した。

「トランプ、一緒にやってく?」

「一緒に遊ぶの?でも私リーフェル迎えに来た訳だし…」


戸惑っている様子のレクファニーちゃん。するとセンセイは口を開いた。

「大丈夫。ベルーザを通してレクファニーちゃんの家には伝えておくから。」

「本当ですか?ありがとうございます…」

「じゃあそういうことだから一緒に遊ぼう。1回だけでもいいから。」

「じゃあ… そうする!」


こうして、ボクたちの輪にレクファニーちゃんが加わった。

未青「2人は一緒にトランプで遊んだりする?」

レクファニー「うーん。前は一緒によく遊んでたんだけど、ここ数年はあまり…」

どうやらリーフェルちゃんはレクファニーちゃんと、最近はあまりトランプでは遊ばないようだ。リーフェルちゃんがゲームにハマっているのが理由として大きいそうだ。


未青「じゃあ何する?」

リーフェル「ババ抜きー!私さっき負けちゃったから…」

未青「いいね。でも今度もボクが勝つからね。レクファニーちゃんもそれでいい?」

レクファニー「いいよ。でも自信満々だね未青ちゃん…(苦笑)」


こうして、ババ抜き第2ラウンドが始まった。


しかしその直後の事だった。

(あっ…)


ボクの体に、強めの尿意が走った。

ババ抜きで遊んでいる最中にトイレに行きたくなる。14歳にしてこんなのは初めてだ。


(リーフェルから札を取る未青)

ボクはすぐにでもトイレに行きたいのに、言い出せるタイミングがつかめない。


(どうしよう… 漏れちゃうよお…)

「おもらし」という言葉が頭の中に揺らめく中、ボクは平静を装いながらババ抜きを続ける。


(リーフェルから札を取る未青)

(札を裏側を確認し、場に捨てる)


それからしばらくが経った。そんなボクはリーフェルちゃん、レクファニーちゃんと一緒にババ抜きをしているように見えるだろう。でもそんなボクは、おしっこが今にも漏れそうな状態で、「トイレに行きたい」ということばかり考えていた。ババ抜きには辛うじて集中できるほどだ。


(漏れちゃう… 漏れちゃう…)


次第にパンツにチビりだしてくるおしっこ。そんな中でもボクは表情を変えることはない。

膀胱が激しく痛む中、表情を変えずに今にも漏れそうなおしっこをパンツにチビり続ける。ボクにはよくあることだ。


そしてついに、膀胱を起点にボクの体に耐えられないほどの痛みが走った。

(漏れちゃう… 漏れちゃう…!)

(ジュウウッ… ジュウウッ… ジュウウウウウウウウウウウ…)


椅子に座ってトランプの札を持ったまま、ボクはとうとうおもらしをしてしまった。

カレンデュラで1回、さっき家の玄関で1回、そして今回。かれこれ今日3回目のおもらしだ。


(ビチャビチャビチャビチャビチャビチャ…)

座っている椅子の座面から床におしっこが零れ落ちる音が、リビングに鳴り響いた。


「待って。これ何の音?」

リーフェルちゃんは戸惑っている様子だ。


「あっ!未青ちゃん…」

隣に座っているレクファニーちゃんがボクの椅子の下を見た。椅子の下には、ボクが漏らしたおしっこの水溜まりが広がっている。


「お姉ちゃんどうかした?」

「未青ちゃん、おもらししちゃった…」

「2人ともごめん… 我慢できなかった…」


パンツもスパッツも靴下もスカートの後ろも、すっかりぐしょぐしょだ。


するとそこにセンセイがやってきた。

「あらあら未青くん我慢してたのね。シャワー浴びて着替えよう。」

「うん…」

「もしかしてトランプで遊ぶのが楽しくてトイレ言い出せなかったの?」

「違うよぉ… トイレ言い出せなかったのは合ってるけど、なかなか言い出すタイミングがつかめなかったんだよぉ…」

「そうだったのね。」


こうしてボクはシャワーを浴びに行った。ババ抜きは、その間は中断だ。


そしてシャワーから出たボク。センセイが用意してくれた替えのパンツと紺色のスカートと黒いスパッツ、そして白のニーハイに履き替え、リビングに戻る。


「未青さんがぶちまけたおしっこは片付けておきました。」

「ありがとうリーフェルちゃん。」

「それにしても未青さんニーハイも持ってるんですね(笑)」

「うん…(苦笑) ボクが初めてスカート履いたちょっと後にシャピアさんが買ってきてくれたんだ。」

「未青さん女の子の服どれくらい持ってるんだろう。」

「かなりあるよ。そこそこ大きめのクローゼットに、男もの半分女もの半分ってところかな。」

「未青さんすごい…」

「まさかこんなことになるなんてボクも思わなかったよ…」


というわけでババ抜き再開だ。


そして…

(リーフェルから1枚札を抜く未青)


(クローバーの8とハートの8を場に捨てて)「やったー!」

「未青さん強い…!」

「未青ちゃん2連勝じゃん。すごい…」


第2ラウンドも、ボクの圧勝だった。


「じゃあね未青ちゃん、また明日ね。」

「うん!リーフェルちゃんもまたね。」

「はい!未青さん、今日は楽しかったです!」

その後リーフェルちゃんは、レクファニーちゃんと一緒に家に帰った。


そして次の日、カレンデュラ。

「おはよう未青ちゃん。」

「レクファニーちゃん。おはよう。」

「リーフェル、また未青ちゃんの家行きたいって言ってたよ。」

「本当!?いつでも大歓迎だよ。」

「でも、リーフェルと遊びたいならゲームの1つは買っておいた方がいいのかもね…(苦笑)」

「そうかなあ… ボクゲームはあまり興味が…(苦笑)」

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