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Case 78「センセイの秘め事」

(漏れちゃう… 漏れちゃう…)

ある日の夕方、ボクはバイトを終えて帰宅する途中に突然強い尿意に襲われ、家路を急いでいた。

尿意は家に近づくに比例して強くなり、次第にパンツにチビり始めてきてしまっていた。


「ただいまー!」

「あらおかえり未青くん。」

「シャピアさん、今トイレ空いてる!?」

「空いてるわよ。もしかして未青くんトイレ?」

「うん… もう漏れちゃう…!」


靴を脱いでトイレに急ぐ。そんなボクのパンツには、履いているだけではっきり分かるほどチビってしまったシミが広がっている。


トイレに着いたボク。次はドアを開けて飛び込むだけだ。

しかしトイレのドアを開けた瞬間…


「あっ… ああっ…」

ボクの膀胱に持ち堪えられないほどの痛みが走り、膀胱に力を入れることができなくなった。

そして、急に機械がシャットダウンするかのように膀胱の力が抜けた。


(ジュ、ジュッ、ジュウウウウウウウウウウウウ…)


ボクは便器を目の前にしておもらしをしてしまった。履いていたスカートもスパッツもパンツも、すっかりぐしょぐしょだ。


「あらあら。未青くん間に合わなかったのね。」

「うん…」

「ここは私とフレインが片付けておくから、未青くんはシャワー浴びて来なさい。」

「うん…」


シャワーを浴びに行くボク。その後ろでシャピアさんは、

「フレイーン。未青くんがおもらししちゃったから、着替え用意してあげてー。」

「分かったー。未青くんどこでしちゃったの?」

「トイレの前。帰ってきて大急ぎでトイレに行ったんだけど、間に合わなかったのよ。」

「はーい。」


通信魔法を使ってセンセイを呼んだ。センセイの言っている内容はボクにも聞こえてきた。


シャワーから出て、センセイが持ってきた服に着替えるボク。

「未青くんおかえり?大丈夫?」

「うん…」

「おいで。」

センセイに抱き着くボク。そのセンセイはなんだか、ボクを見てドキドキしているような感じだった。


その後の晩ご飯の時間。センセイは何だか、ちょっと恥ずかしそうな感じだった。



そしてその夜。部屋でセンセイと2人きりになったボク。

(なんで今日のセンセイ、ボクのこと見てドキドキしたりちょっと恥ずかしそうだったんだろう。)

と思ったボクは、

「センセイ。」

「ん?未青くん?」

「センセイ、なんか今日ボクのことを見てドキドキしてたり、恥ずかしそうな感じしてたけど、何かあったの?」

と聞いた。


すると、

「ああ… 未青くんも分かっちゃった…?」

「うん…」

するとセンセイは少し間を開けて…


「私ね、実は今日…」

「今日…?」

「おもらし… しちゃったんだ…」

「えっ…? センセイが… おもらししちゃったの…?」

「うん…」

と言った。


「センセイがおもらしをしてしまった」その一言に、ボクは頭が追いつかなかった。


「センセイがおもらしだなんて… 一体何があったの…?」

ボクは失礼承知で、センセイにこう聞いた。


「じゃあ… 話すね…」

「うん。」


センセイはしばらく間を開けて、口を開いた。


「今日私癒師の仕事に行ってたのは未青くんも知ってるじゃん。」

「うん。」

「それで帰る時、舞嗣遠駅出た時に、トイレ行きたくなっちゃたのね。」

「うん。」

「でもコンビニに立ち寄るの面倒だから、そのまま家まで我慢しようかと思ったのね。」

「うん…」

「でもしばらくして急に膀胱が痛くなってきちゃって、歩くスピード上げたんだ。」

「それで?」

「でもどんどんおしっこが溜まってきて、『もう我慢できない!』って状態になっちゃったんだ。まだ家まで距離ある段階で。」

「そうなんだ… で、どうなったの?」

「しばらくしてパンツに少しずつ出て来ちゃって、内心大急ぎで家まで帰ったんだ。」

「うん… で、最終的にどうなったの?」

「なんとか家には着いたのね、でも、トイレのドア開けたところで…」

「…」

「おしっこ漏れちゃったんだ…」


センセイはどうやら帰る途中にトイレに行きたくなった末、あと少し間に合わずトイレのドアを開けて便器を目の前にしたところでおもらしをしてしまったのだという。


…この感じ、完全に今日のボクだ。

「センセイ。」

「なに?」

「センセイ、ボクと一緒だね。」

「言われてみたらそうだね(苦笑)」

「うん(苦笑)今日のボクもさ、そんな感じでおもらししちゃったから…」

「そうだね(笑)でもあの後私泣いたなぁ… もう本当に『あと少し~!』ってところで漏れちゃったから…」

「ボクもよくあるけどねそれ。」

「うん…(苦笑)未青くんが言うとさ…」

「なに?センセイ?」

「なんだか説得力あるね。」

「えへへ… そうだね(苦笑)」

「センセイ、便器の前でのおもらし前もしちゃってたよね。」

「うん…(苦笑)前話した私学校対抗運動会の時のもそうだけど、便器の前でおもらししちゃったこと私も何回かあったよ。」

「そうなんだ…(苦笑)」


なんだかボクがこの世界に転生してしばらく経った頃、センセイがトイレに間に合うかどうかのギリギリで帰って来た日の夜、ベッドの中での会話を思い出す。


~回想~

「それもちょっぴりあるのかな。そもそも私ちっちゃい頃は(おもらしの)常習犯だったから(笑)」

~回想終わり~


「ねえセンセイ、ちょっといい?」

「未青くん?どうしたの?」


ボクはセンセイの体に手を伸ばし、センセイが着ている服の上からセンセイの膀胱のあたりを優しく撫でた。


(フレインの膀胱のあたりを撫でる未青)

「きゃっ。もう未青くんったら何してるの?(苦笑)」

「よしよし。大丈夫だった?あと少しだったのにねー。」

「何私の膀胱に話しかけてるのよ~。(苦笑)」


すると、

「未青くん。ちょっと私トイレ行ってくるね。」

「どうしたのセンセイ?」

「未青くんに膀胱撫でられてたら、なんだかトイレ行きたくなっちゃった…」

「なんかごめん…」


そう言ってセンセイは、トイレに行った。


しばらくしてトイレから戻ってきたセンセイ。

(じっとフレインを見る未青)

「間に合ったに決まってるじゃん!」


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