Case 6「スカート履いてみる?」
未青とフレインが初めて同じベッドで寝た次の朝。未青はフレインからある服を着てみないかと勧められます。
ですがその服はなんと…
「シャピアさん。ボク今日、おねしょしなかったんだ。」
初めてセンセイと同じベッドで寝た次の朝。久しぶりにおねしょをしなかったボクは朝から晴れやかな気分だった。
そんなボクは、実は今日も朝からズボンの下にスパッツを履いている。昨日(今日の明け方)センセイのベッドの脇でおもらしをしてしまうまで履いていたのと同じような、黒くて短いやつだ。
何でもボクがシャワーを浴びている間に、センセイとボクの部屋にある物置棚の中に収納されているセンセイが前着ていた服をしまってある大きなケースの中をセンセイが探索魔法を探していたら同じスパッツが7枚も見つかったのだ。そのうちの1枚だ。
朝ごはんを食べ終えて歯磨きを済ませて部屋に戻ると、先に部屋に戻っていたセンセイがクローゼットの中を探していた。
ボクはその時は「何か探しているのかな」と特に気に留めず、部屋でしばらくテレビを見ていた。
すると…
「ねぇねぇ未青くん!」
センセイがボクに話しかけてきた。
「ん、どうしたのセンセイ?」
「これ、どうかな?」
センセイが見せてきたもの。それは…
「センセイ… これ…」
それはなんと、高校の制服にありがちな赤と黒のチェック柄のミニスカートだった。
「スカート…?」
「うん。」
センセイがそれに続けて言ったことは、半ば衝撃的なものだった。
「履いてみる?これ。」
「ボクが…このスカート… 履くの!?」
センセイはなんと、ボクにそのスカートを履かないかと勧めてきたのだ。
「うん。未青くん、女の子みたいで可愛いから、もしかしたら似合うんじゃないかなって思って。せっかく下にスパッツ履いてる訳なんだし。」
「え…えぇ…?」
突然スカートを履かないかと勧められたボクは、予想外の外ともいえる流れに全然頭が追いつかない。
でもセンセイに言われた通りボクの顔つきは女子と本当に変わらない。ボクが転生してきた時のセンセイもそうだったように女子と間違えられたことは数えきれないほどだ。それに…
「未青くんの脚、とてもツルツルで綺麗なんだから、絶対似合うって!」
前の世界で飲んでいた薬の副作用が原因ではないのだが、ボクはすね毛が全く生えていない。
「いいのかな…?」
「うん!」
センセイは満面の笑顔だ。
「センセイがいいって言うなら…」
ボクはスカートを履くことにした。そもそもボクはセンセイやシャピアさんの前で「おもらし」というスカートを履く以上に恥ずかしいことを何度もしてしまっているんだし、それを一番やらかしてきた場所であるこの家の中なんだから。
「やったー!スカート履いた未青くん楽しみ!」
「あはは… (苦笑)」
センセイに言われるがまま、ボクは迷彩魔法をかけられ、部屋着のズボンを下ろしスカートに履き替える。
ズボンを脱いでスパッツと黒い靴下だけになった下半身。改めて見てみるとボクの脚はすね毛の一本も生えておらず、まるで女性のかと思うほどツルツルしていて綺麗だった。
センセイがボクのスカート姿に期待している理由が分かる気がした。
初めてスカートを履くボク。非常にドキドキする。
スカートを手に取り脚に通す。ズボンみたいに一定の高さまで上げれば途中で止まることがない。「この辺かな?」と思いながら、普段履くズボンと同じようにおへその高さまで上げた。センセイが履いているスカートもそんな感じだったから。
ボクがスカートを履き終わるとそれがセンセイにも分かったのか、迷彩魔法が解けた。
「はぁぁ〜… 未青くんすっごく可愛い〜!」
とうっとりしながら言うセンセイ。そんなボクの下半身は太ももがスースーしていて、まるでズボンを履いていないかのような感じがする。
「脚が…スースーする…」
ボクはとてもドキドキしていた。
「未青くん、やっぱりスカート似合うね。」
センセイは満面の笑みで言ってきた。
「ほら。」
と言ってセンセイは反射魔法で鏡を出した。その鏡には、薄い水色一色のTシャツを着て赤と黒のチェックのミニスカートを履いたボクが映っていた。スカートからは太ももの下半分から下が露出している。ボクはその鏡に映ったボクを一瞬「髪の毛が短い女子」と思ってしまった。顔つきは女子と変わらない上にスカートを履いているんだから当然だ。
「かわいいでしょ?」
「うん… でも、ちょっと恥ずかしい…」
言い、スカートの裾とそこから出ている太ももに手を添えた。
「うふふ(笑)」
とセンセイが微笑む。
「お母さんにも見せてこよっか。」
「ええ…」
センセイはリビングにいるシャピアさんにもボクがスカートを履いた姿を見せたいという。
「お母さんもきっとかわいいって言ってくれるかも。」
「うん… でもちょっと抵抗がある…」
ボクは非常にドキドキしていた。ボクはセンセイに言われるまま、2人で家の廊下を歩いた。
スカートだからか歩いている最中はやはり下半身がスースーする。スカートの裾がヒラヒラして太ももに当たる感覚が少しくすぐったくも感じる。
そしてリビングへ着く。
「お母さんお母さん。」
とセンセイがシャピアさんを呼ぶ。シャピアさんはリビングのテーブルでコーヒーを飲みながらテレビを見ていた。
「どうしたのフレイン?」
シャピアさんがこちらを向いた。
「あら?あんたが前好きでよく履いてたスカート履いてる子って…」
「分かる?未青くんだよ。」
と言われたシャピアさん。そのシャピアさんは、
「え?」
と一言言った後、
「未青くんなの!?まってすごくかわいいんだけど~!」
シャピアさんも非常に喜んでいた。
「あはは…(照れ笑い)」
「すっごく似合ってるじゃない!」
とシャピアさんが言った。
「あ、ありがとう… シャピアさん… 」
「よかったわね未青くん。(笑)」
「う、うん…(照れ笑い)」
ボクの気持ちは、嬉しいと恥ずかしいが半々というところだ。
「ボク… ちょっと恥ずかしい…」
「いいのいいの。『ボクっ娘』な女の子もいるんだから。」
とシャピアさんは言う。
「ちょっと…水飲んでくる…」
恥ずかしさでドキドキし続けているのもあって、ボクは喉がカラカラだ。
ボクは洗面所に行ってコップに半分くらいの水を飲み、リビングへ戻った。
水を飲んでいる最中、ふと鏡に映ったボクの顔を見て、ボクはこんなことを考えていた。
「本当にボクって、外見が女子みたいな感じなんだな。スカート履いてても、全く違和感を感じない…」
と。
リビングに戻ると、ボクはセンセイと2人でリビングの掃除や皿洗いの手伝いをした。手伝いの最中、太ももがスースーしていてふと「あれズボン履いたっけ?」と思って下を見ては、赤いチェックのスカートからボクの脚が生えているのを見るというのを、ボクは何度も繰り返した。
「あらあら。そんなにスカート気に入った?」
とシャピアさんから思われてしまったほどに。
またリビングのテレビの前のカーペットのゴミをガムテープで取っている最中、ついいつものクセでしゃがんでとってしまい、センセイから、
「未青くん… うふふ。見えちゃってるよ(笑)」
と言われ、下を向くとスカートの中のスパッツが見えてしまっていることに気づき、
「センセイ…!」
と慌てて立ち上がってしまうハプニングもあった。
「恥ずかしい…」
しばらくして手伝いが終わった。
「なんとなくスカートに慣れてきたような感じがする。」と思いながらしばらくリビングで休んでいると、センセイがこんなことを言ってきた。
「そうだ。今からいつもの場所に散歩するんだけど、未青くんも一緒に行く?」
と。
散歩に行く場所はこの家の裏方向に歩いて10分ほどしたところにある、様々な花が咲いているやや高くて大きな丘がある公園だ。センセイの子どもの頃からのお気に入りの場所で、ボクも何度かセンセイと行ったことがある。
「うん。」
「やった。未青くん、スカート慣れてきたみたいね(笑)」
「えへへ(笑)。センセイと一緒なら、いいかなって思って…」
「(笑)」
「行ってきまーす。」
「行ってきまーす。」
ボクはトイレを済ませ、センセイと一緒に家を出た。
外はぽかぽかしていて暖かい。下半身はやはりスースーする感じが否めないが、暖かい空気がスカートの中にも入ってくる感じがする。
「センセイ。」
「なあに?」
「なんだか、脚が暖かい感じがする。」
「そう?(笑)よかったじゃない。」
「うん。」
ボクは何だか、「スカートも悪くはないな。」と思えるようになってきた。
それからしばらく歩いて、目的地の丘に着いた。綺麗な春の花がたくさん咲いている。
しかしそれからしばらくして、下半身がムズムズする感じがした。
ボクはトイレに行きたくなってしまった。
「センセイ…」
「未青くんどうしたの?」
「トイレ行きたい…」
「え?」
センセイはちょっと困ったような感じだ。それもそのはず。しかしこの丘のある公園は、ボクたちがいつも出入りしているところの反対側にしかなく、今まで使ったことはないのだ。
「わかったわ。ちょっと遠いけど、我慢できる?」
「うん…?」
ボクたちはトイレに急ぐ。しかし、「行く前にちゃんとトイレに行ったのに…」という困惑の気持ちもあって尿意は急速に高まっていき、下半身がスースーする感じが、尿意をさらに強めていく。
急ぐことおよそ2分。もうボクの膀胱は完全に痛みを帯びている。するとセンセイはこんなことを言ってきた。
「もうすぐ案内看板だからそこでトイレの場所確認するね。」
「うん…でも…もう…漏れちゃう…」
それからさらにしばらくして、公園の案内看板が見えた。
ボクたちは看板の前で立ち止まり、センセイが案内看板を見てトイレを探す。その様子を隣で見ながら、ボクはスカートの上から両手で大事なところを押さえ、スパッツにもシミを広げながら少し少し滲み出てくるおしっこを堪え続けた。
センセイがトイレまでのルートを確認し終えた。しかしその時には、膀胱は最後の叫びを上げようとしていた。
「センセイ…もう…ダメ…」
そしてとうとう…
「あ…ああ…あああ…」
(ジュジュッ…ジュジュッ…ジュウウウウウウウウウ…)
膀胱の最後の叫びのような激しい痛みとともに膀胱括約筋の力が抜け、両手で押さえていた大事なところからおしっこが溢れ出した。
パンツとスパッツ、それにスカートの押さえているところが濡れていき、溢れ出したおしっこが脚にまとわりつくような感じがする。
ボクはいつもの公園のあまり知らないところ、センセイの面前でおもらしをしてしまった。
「ううう…」
「未青くん… 大丈夫?」
「うあああああー!」
ボクはセンセイに抱きついて泣き出した。せっかく自分も慣れてきたスカートを、おもらしで汚してしまったのだから。
ボクの下半身は、スカートの脇と後ろ以外はもう何もかもがびしょ濡れだ。
「おうち、帰ろうか。」
「うん…」(泣きながら)
ボクは迷彩魔法をかけられて、センセイと一緒に家に帰った。シャピアさんにはおもらしのことはスマホで伝えたという。
「ただいまー。」
「おかえり2人とも。未青くん。お風呂場使えるからね。フレインは未青くんの着替えよろしくね。」
シャピアさんはボクにそう言った。センセイはシャワーを浴びている間、ボクの着替えを持ってきてくれた。
「センセイのお気に入りのスカートを汚してしまった。」ボクはそんなことを考えていた。
着替えはスパッツはあったものの、持ってきていたものはいつものズボンだった。
シャワーから上がってお風呂場のドアを開けると、センセイが待ってくれていた。ボクはセンセイと一緒に部屋に戻った。
部屋に戻るや否や、センセイはボクにこんなことを言ってきた。
「未青くん。」
「なあに?センセイ?」
「これ、未青くんにあげる。」
そう言って見せてきたのは、青いデニム地のミニスカートだった。ボクがさっき履いていたのよりもやや短い印象だ。
「いいの?」
「うん。未青くん、スカート気に入ったんでしょ?」
「う、うん!」
ボクはセンセイに言われて改めて気づいた。ボクは自分が知らない間に、スカートを気に入っていたんだなということを。
ボクは早速それに履き替える。やはりさっきのよりも短かったようで、太ももの露出している長さはさっきより長めだ。でも、さっきとは違い恥ずかしいという感じはさほどしなかった。
「これもよく似合うわ。早速お母さんに見せに行こ。」
センセイに言われるまま、シャピアさんに見せにいくことにした。
「シャピアさん。」
「未青くん。あらまたスカート?(笑)うふふ。かわいいわ。」




