表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仲間と紡ぐ異世界譚  作者: 灰虎
第2章 フォルトナ編
32/38

18.小さな依頼人(中)

 中央区とは違った趣の喧騒がある南区の中を自転車で通り抜けていく。

 自転車がとにかく軽くて速い。これからは風除けのゴーグルが必要になるだろう。今回は人通りが多いから速度を抑えているけれど、この件が片づいたらお店で探してみよう。

 目的地である南区の一画に到着した僕たちは、自転車を『倉庫珠』にしまう。

 そこは、周りの建物と比べると平屋の古い建物だ。中に入ると、子供が数名遊んでいるだけだ。

 冒険者ギルドから、試験官2名と1級冒険者1PTとの混成で調査をする事になっている。

 彼等の姿がないって事は、まだ到着していないって事だろう。


「寄り道した俺等より遅いって、全くやる気あんのかよ」


「僕達が依頼を受けるまで派遣するか迷ったって言ってたし仕方ないよ。ギルドだって3度も調査してるんだし」


「試験官さんって腕利きなんだよね。2人も付けてくれるんだからギルドも重要視してるよ」


「まあ、あん時の試験官は確かに弩の腕は良かったけどよ」


 ぐ~~~~~~


「センの腹時計がなるって事は、もう昼か。待つ間に補給するか」


「センチーのお腹は正確」


「しかし、我は驚きました。センあるじ様の暮らされていた場所は平和と伺っておりましたが、まさか指を切るだけでは収まらず1万回も殴りそれでも足りず針を千本も呑ませるとは、誠に苛烈な場所ですな」


「え?違う違う。あれは大げさにした唄なんだよ。指切りの風習もずれて伝わって実際に残っているかどうか怪しいと思うよ」


「そんな事したら刑務所ムショ行きだぜ。いや、精神鑑定に隔離か?」


「ムショとはどの様なものですかな?」


「ヴァシルちゃん達の村には存在しないみたいね。概念が伝わらないから」


「んー、悪い事をした人を更正させたり閉じ込めたりする為の1施設かな」


「我の村で悪さをする者はいませんからな」


「ヴァシルとレフスキの生まれ育った村は素敵な村だね」


 8人の男女がこちらに近づいてくる。その中に見覚えのある顔がいる。たしか3級昇級試験時の試験官だ。

 他の7人とは面識はないと思う。


「いやー、お前さん等ありゃ一体何だ。えらく早い物に乗っておったの。声を掛ける間もなく駆け抜けていきおって」


「何だ、追い抜いてたのか。気付かなかったぜ。あんたは確かこの前の試験官だよな」


「おお、覚えていたか。今回は名乗らせて貰おう。オルテだ、よろしくの」


「私は試験官のリリアナ。噂の新人達が、まさか偉大なる黒光の弟子だったなんてね」


「私はPTリーダーのカルディナ。今日はよろしく」


「セン、どうかしたの?」


「カルディナさんって初めて会った気がしないんだ。うーん」


「センチー」


「おいセン」


「あら、私口説かれてるのかな。生憎お子様で同性には興味ないのよ」


「もうびっくりしたよ、センってば。カルディナさんは、厨房で会ったショーコって人に似てるのよ」


「ああ、そうか。うん、とても似てる。すっきりしたよ、ありがとう麗美」


「ちょっと、ショーコってもしかして『艶華エンカ』の?」


「うん。やっぱり有名な人なんだね」


「私のお姉ちゃんよ。でも今は開拓民になってるはずだけど」


「うん、厨房で働いてた。でも、あそこで5本の指に入るくらいの実力者だって聞いたよ」


「アレも認めてた」


「美月、アルトリウスだよ。一緒に稽古したりしたのに、名前を間違えるのはさすがに可哀相だよ」


「そうだぞ、アルが何でアレになるんだよ。他のメンバーの名前も忘れてんじゃないだろうな」


「センチー、ノブが馬鹿にする。ちゃんと覚えてる。チャサ・エリシア・エステル・セガ。ふふん」


「お前の中のアルトリウスってどれだけ存在薄いんだよ」


「あんたら、そのメンバーって『義風ギフウ』じゃないの?」


「そうですよ、アル達も有名なんですね」


「なるほどの。道理で、あの時お前さん等だけが冷静だったか納得納得。魔法も冒険も師匠は一流、いや魔法は世界一の師匠だな」


「私のお姉ちゃんが・・・厨房って」


 1人落ち込むカルディナをPTメンバーが慰めている。僕たちは今回の目的を再確認する。


「僕たちは、ゴメスの関係者を見つけた場合は可能なら話したいと思いますが、お2人はどうお考えですか?」


「即撤退だの」


「捕らえるわ」


「リリアナ、お主はゴメスの恐ろしさが分かっとらん。今回は偵察に徹する事だ。この人数で勝てる相手じゃない」


「オルテさんこそ、らしくないですよ。この街に危害を及ぼす可能性のある者を見つけて放置するなんて」


「だから戦力が足りんのだ」


「彼等は中級が使えるのでしょう?私も中級を使えるので、前回より数は劣っても戦力は上の筈です」


「私達の中にも魔術師がいますから、戦えますよ」


「セン、俺等だけで行った方が安全に思えるぞ」


「センチー、ノブが正しい。相手がゴメス並だったら、戦闘は危険」


「・・・だから偵察だ。発見した場合も即撤退だ」


「分かりました。僕達はオルテさんに従います」


「ちょっと、戦力は十分なのよ」


「リリアナさんよ、俺等はゴメスと会った時より強くなった自負はある。だが、正直勝てるかどうかは未知数だ。それにアイツは意外と話せる奴だったけど、今回の奴も同じかどうかわからねえ。俺等だけなら逃げ切る可能性もあるが、あんたらを守る余裕はねえだろうよ」


「私が守られる?随分調子に乗ってるわね。まあいいわ、偉大なる黒光の弟子と面倒事を構えるつもりなんてないから」


「よし、見つけた場合は撤退だ。それでは偵察任務を始めるか。先頭は俺が行く。その後にカルディナ達、新人達、最後尾がリリアナだ」


 オルテは地下道入り口の扉を開け階段を下りていく。壁には光虫が入った灯りが掛けられている。3回調査を行った名残だろうか。最後尾のリリアナが扉に魔法を施している。子供達が入って来られない様に気を遣っているのだろう。意外と優しい人なのかも知れない。


「へえー、以外と広いな。しかも造りが丁寧だ。凸凹してねえ。なあ、中央区とかにもこんな場所があるのか?」


「フォルトナでは、ここだけだ。世界樹周りを掘る事は禁止となっている」


「どうしてですか?」


「昔、地下道ここを造った者達は皆死んだ。世界樹の根を傷つけたのだ。世界樹は傷つけられると強力な毒霧を出す。周辺にいた者は即死だったと言われる。そして樹珠も1年間作られなくなった。生き残った関係者は国外追放となった。以後、世界樹は厳重に囲われ、周辺で地下を掘る事は禁止となった」


「悲劇だな。罪のない遺族を追放かよ」


「樹珠の恩恵がなくなり、事故よりも多数の死者が出た。民衆の怒りを収めるには、他に方法がなかったのだろう」


「この食生活だとそうかもな」


 頭を傾げるオルテを何でも無いとノブが誤魔化す。地下道の壁は、漆喰とは異なる白い物で綺麗に塗り固められていて、床は地上同様に石畳となっている。天井には、楽しげに笑い合ったり踊ったりする人々の姿が描かれている。声だけでなく足音も良く響く造りとなっている。


「この先が問題の場所だ。音を立てずに進むぞ」


 オルテが示す通路の先は暗闇に包まれている。光虫の灯りはない。

 オルテは普通に歩いている様に見えるが全く足音を立てない。魔法も使っていないのに素晴らしい技術の持ち主だ。暗闇でも目が利くのは不明だ。

 カルディナのPTは『闇視ヤミル』の魔法を使用して進んでいく。

 僕たちは『闇隠オン』の魔法を発動して続く事にした。突然目の前から姿を消した僕たちに後ろのリリアナが声を上げそうになるが、そこは試験官なので堪えた。僕たちを魔術師か魔法師と思っている為、詠唱無しで姿が消えた事に驚いた様だ。彼女も『闇隠』の魔法を使用しついてきている。

 僕たちはマジホで会話をしている。


「なんだこの数は。めちゃくちゃいるぞ」


「うん、すぐにオルテに教えよう。ノブお願い」


「任せろ」


「センチー、ゴメスよりちょっと弱そう」


「そう?美月だから分かるのかな?僕には同じ強さに感じるよ」


「セン、弱いのは66。強いのは1だよ」


「ありがとう、麗美」


 ノブから魔法で敵がいる事を報されたオルテが立ち止まると向きを変え、1つ角を戻った先にある小部屋へ入るように指示を出す。みんなが入ると、扉を閉め小声で話を始める。


「ここから角を2つ曲がった先にある大部屋に何者かがいるんだな?確かなのか?」


「ああ、間違いない。しかも67体も居やがる。内1体はゴメス並みだ」


「67・・・そんなにいるのか」


「そいつらがどんな奴なのかは分らねえが、66体は雑魚だ」


「それは、君達にとってだろう?我等の基準だとそうだな、前回のシャドーマンと比べてどうだ?」


「シャドーマンが雑魚だったしよ」


「あれよりは強い」


「だってよ、美月が言うなら間違いないぜ」


「・・・。俺とリリアナで確認してくる。リリアナ、魔法を掛けてくれ。君達はここで待機しててくれ」


「2人とも十分注意して下さい。出来れば、リリアナさんには魔法で情報を伝えて貰えると助かります」


 リリアナは返答する事なく魔法の詠唱に入る。

 『闇隠』の魔法で姿を消した2人は、音も立てずに扉を開け出て行った様だ。探知魔法は常時発動中だ。2人の足取りは正確に把握できている。かなり早く移動している。

 最後の角を曲がったようだ、対象との距離は20メートルもない。遮蔽物がなければ、お互いに姿が見える距離だ。闇に隠れている2人ならば、まず見つかる事はないだろうけれど。

 あれ?2人が集団の中に入っていく。どうしてだろう?


「あの2人は何してんだ。自分達から集団の中に入っていったぞ」


「やっぱりそうなんだ。どうしたんだろう?」


「不明。戦ってはいない」


「どうしようか、セン」


「えっと、君達はどこまで魔法が使えるの?」


 カルディナのPTの魔法士が質問してきた。


「昨日から特級を覚え始めた所だ」


「「「「特級」」」」「「・・・。」」


「特級ってさ、たしか賢者の領域じゃなかった?」


「そうです、カルディナ。王国には4人しかいないはずです。実際は上級上の時点で賢者です」


「ふーん、弟子だけあってすごいのね」


「それよりよ、あの2人どうする?って、リリアナがこっちに戻ってきたな」


「そうだね」


 暫くして、扉が乱雑に開けられた。そしてリリアナが僕たちに告げる。


「危険はないわ。この辺りの住民が集会を開いていただけよ。さ、貴方達も一緒に来て」


「センチー、息してない」


「え?」


 美月の発言にカルディナ達も一斉に警戒態勢を取り、リリアナから距離を取る。


「ちっ。せっかく纏めて始末しようと思ったのによ。こいつも、もう1人もまだ生きてるぞ。どうする?逃げ出すか、助けに来るか?あっははははははは」


「助けに行くよ。でもその前に、リリアナさんを返して貰う」


 リリアナの一番近くに居た僕が、全速で彼女の腰を掴んでお腹に排出の魔法ディスチャージを放つ。彼女は、糸の切れた操り人形の様に脱力した。

 美月が彼女に活をいれると気がついたものの、ぐったりしている。


「リリアナさん、分かりますか?」


「貴方達。私はいったいどうして」


「まずはこれを飲んで下さい」


 リリアナに樹珠の恵みを飲ませると、彼女は一気に回復した。


「ありがとう。オルテさんはどこ?無事なの?」


「オルテさんはまだ捕まっています。リリアナさんは敵に操られて僕たちの所に来たんです」


「私が操られて?そういえば、良い香りがしてきて・・・オルテさんが逃げろって・・・そこからの記憶がない」


「それじゃ、姿は確認出来ていないと?」


「ええ。ごめんなさい、役に立ちそうな情報が無くて」


「そうでもないですよ。麗美、どう思う?」


「多分、睡華スイカ。強力な眠りと良い香りに該当するもの」


「睡華ですって!危険度5+よ。それが66体なら記憶が無い事も理解出来るわ。ギルドに連絡するからすぐに撤退しないと危険よ。オルテさんは心配だけど、応援部隊が整うまで無事を祈るしかないわ」


 震える両拳を強く握り締め、リリアナが僕たちに即時撤退を勧める。彼女の瞳には激しい怒りと不安が混在している。まんまと操られた怒りによる為か、はたまたオルテを失うかもしない恐怖によるものか、もしくは単に敵の戦力が圧倒的な事による恐怖なのか。



 リリアナはギルドの試験官として、冒険者の安全確保を最優先しなければならず、オルテを助け出す選択が出来ない自分に腹が立っているのだ。

 冒険者は危険と隣り合わせの仕事も多い。当然、全滅したり仲間を失い解散するPTも少なくない。運良く新しいPTに入れる者もいれば傭兵として戦争に参加する者、精神を病み犯罪を犯す者もいる。

 リリアナも例に漏れずPT仲間を失った、どこにでもいる冒険者だった。ただし、彼女は魔法の中級中まで使える魔法師だった為、新たな仲間を探す事も他職に転職する事で困る事はなかった。(魔法師の彼女が冒険者をやる事になった件は別として。)

 新しく入ったPTは荒削りではあったが将来性のある仲間達だった。だが、不幸が重なり生存者は彼女1人となった。不幸はヒューマンエラーであるのだが、当事者はなかなか受け入れる事は出来ず、不幸という思い出にしてしまうのだ。

 次に入ったPTでは、最初と2番目のPTとの思い出が美化されている為に、些細な事にストレスを感じため込む結果となった。当然、潜在意識が行動にも表れるので、連携等うまくいくはずもなくPTは死者こそ出なかったが解散となった。

 冒険者を辞めようか迷っていた時に、ギルドの試験官のオルテからギルド職員にならないかと勧められた。暫くPTから離れてみると分かる事もあるし、何より優秀な人材を放置しておくのは勿体ないと持ち上げられた所為だ。リリアナは褒められると真に受けやすく押しに弱かった。

 ギルド職員には簡単になれた。仕事は大変な時もあるがやり甲斐がある。勧めてくれたオルテに感謝の気持ちを沢山抱えているが、未だに伝えていない。立派になったら伝えようと思いながら5年が経過している。端から見れば、リリアナは立派なギルド職員であるのだが、彼女が自分に課した理想ハードルはかなり高い。


「リリアナさんはカルディナさん達と一緒に避難して下さい。入り口付近にいた子供達がまだいたら一緒に避難をお願いします」


「ちょっとちょっと、私達も戦うわよ」


「リリアナさん、彼女達が勝てると思いますか?」


「全員で撤退よ。これはオルテさんの指示で貴方達も了承したでしょう?」


「試験官、貴女まで私達じゃ勝てないと思ってるの?」


「ええ、無理よ。だから撤退するの。今ギルドに非常招集を掛けて貰っているから」


「僕たちは撤退しません。オルテさんに従うと言いましたので、当の本人が居る場所へ向かいます」


「屁理屈よ。この戦力じゃ全滅よ。私の仕事は冒険者の安全確保が第1なのよ。何度も言わせないで、さっさと撤退するわよ」


「なによー、そりゃ賢者の卵と比べたら頼りないかもだけど、即答は酷過ぎよ」


「リーダー落ち着いて。危険度5+が66体とか無理ですよ」


「そ~お?私達なら勝てるんじゃない?」


「カルディナ無理だよ、俺達全滅するって」


「じゃあ試験官、撤退しましょう、すぐしましょう」


「・・・。ある意味素晴らしいわ。さあ、貴方達も一緒に撤退よ」


「センチーがやる気、僕が全力でサポートする」


わりいな。センがやる気なんだ。邪魔にならない様にさっさと行ってくれ」


「セン、私も頑張るよ」


「我が肉盾としてお守りいたします」


「試験官、賢者の卵は平気そうだから早く逃げよーよ」


「リリアナさん、念のため地上の人々の避難もお願いします。麗美、睡華対策のお勧めは?」


「うーん、『陽溶洋ヨウ』でしょう。後、『凍棺トウカン』なら一網打尽だよ」


「それだとオルテさんも逝っちゃうよね」


「そこは俺に任せろ、オルテにゃ防護魔法を掛ける。タイミングがキモだけどな」


「貴方達何を話してるのよ」


「何だまだ居たのか、早く避難誘導をしてこいよ。俺等今作戦会議中なんだよ」


「特級で雑魚を殲滅。残りが問題」


「試験官はやくぅ。賢者の卵なんだから大丈夫よ。私達は私達の出来る事をしましょう」


「特級!賢者の卵・・・賢者なの?」


「僕とノブでオルテさんに防護魔法を掛けよう。カウントは3から0で美月が。『陽溶洋』は麗美が。ヴァシルとレフスキは前後で警戒をお願い」


 僕がみんなの顔を見れば、それぞれ頷き返してくれる。


「睡華を殲滅したらオルテさんを僕とノブで救出。ヴァシルとレフスキに任せるから地上まで運んでね。危険だけど美月と麗美はそれまで相手を足止めしておいて」


「へへっ、こんな時だが嬉しいぜ。漲ってきたー」


「センチーの期待に応える」


「センの願いは私が叶えるよ」


「ご下命賜りました」


「本当は話し合いで済めば良かったのに」


「オルテさんを助けて下さい。お願いします、賢者様方」


 リリアナはそう言うと地下道入り口へと走っていった。慌ててカルディナ達が後を追う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ